
C63のシート素材は
ナッパレザー。
薄い仔牛の革を充分なめしてやわらかくした革です。
もちもちした肌触りが気持ちいいのですが、反面、扱いが少しだけデリケート。
そんなシートの
テカリと皺が気になり始めました。なのでメルセデス純正のカー・ケア製品を購入し、お手入れをしてみます。
前車BMWのシート素材はBMWおなじみの
ダコタ・レザー。
シボのハッキリした比較的厚い革です。
丈夫なのでお手入れは簡単。
ウエスを薄めた中性洗剤に浸し、固く絞って拭き上げればOKでした。
これらのレザーシートはどれも
ウレタン塗料の後、クリアで仕上げられています。
なのでお手入れは革のケアというより、表面の塗膜のケアが重要だと思っています。
ちなみにあの有名なコノリーレザーなど超高級車や旧車の一部に採用されているレザーはアニリンもしくはセミアニリン仕上げ。
保湿剤入りの硬化防止ワックスや保護クリームを塗るなどお手入れの方法がまったく違います。
ダコタとナッパは革そのものの素材の違いはありますが、基本、塗装方法はほぼ同じです。
しかし、
大きな違いはその塗装膜の厚さ。
ナッパはより革の風合いを生かし、艶消しのクリアを使うなど塗装膜が薄く仕上げられています。
その為、皺が付きやすくテカリやすい。
同じウレタン塗装仕上げなのでBMWのダコタのようにゴシゴシとお手入れしてもいいのでしょう。
しかし、塗装が薄いので少しだけ気が引けます(笑)。
ってことで以前使ったことのあるメルセデスの
レザー・ケア・フォームを購入しました。
この製品はシリコンなど艶を出す成分は一切含みません。
以前使った時、好印象でなかなかの優れものでした。
手元に届いたの見てみると・・・以前に比べ、容器が変わっていますね。
しかも消費税を考慮しても値上げされていました。。。
きっと改良されてよくなったからでしょう(笑)。
まぁ、これに代わる製品がなかなか見つける事ができないので致し方ないですね。
使い方は簡単。
気になる部分に液剤を付けます。
泡状のフォームなので飛び散らないのがイイですね。
フォームを指でスリスリして対象面積を広げます。
表面に付いた皮脂汚れを浮かせ、付いた皺を伸ばすイメージで優しくナデナデ。
乾き始めたところで力を加えず、乾いたキレイなタオルで分解された皮脂を拭き取ります。
完全に乾いたところで仕上がりをチェック。
テカリが残っているようであればもう一度。
2回行うとテカリが無くなり皺も目立たなくなって、
いい感じになりました。
※仕上がりなどの感じ方は個人差がありますので、自己責任でお願いします。
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メルセデス・ベンツ C63AMG | 日記
Posted at
2014/06/19 08:55:45