
C63後期車両の場合、走行中のナビ操作は音声認識(ボイスコマンド)とコマンド操作のみ。
複雑な目的地設定などは、停車中にしかできません。
私はドライブ行く場合、事前に目的地を調べておく場合が多く、前車BMWでは
マップコードを多用していました。
しかしメルセデスの場合、そのマップコードは非対応。
なので目的地設定は電話番号が主になります。
登録時、その電話番号が不明、もしくは未登録の場合は住所や検索機能を使います。
その場合、登録にはちょっとばかり時間がかかりイライラします。
またオフ会などでは途中迷子にならないように自分なりにポイントを事前調査します。
当日、ルート変更もありうるので事前登録は難しい。
その上、休憩場所では停車中はおしゃべりしている場合が多いので、次の目的地の登録を忘れがち。出発前に急いで登録、よくある場面です(笑)。
私の場合、ナビシートに乗せる機会が多い。
その為、走行中に目的地登録できれば気持ちが
ぐっと楽になります。
これまでメルセデスでナビ操作を可能にする方法は車内のCAN通信ラインの速度信号に疑似信号を割り込ませる
ハード追加タイプのみ。この方法はディーラーの車両診断前にある操作をしないとエラーが出て異物と判断されてしまいます。
また速度信号を強制的に変更しているので、ナビの自車位置判定などに不都合を与えている可能性もあります。
メルセデス側の外部接続仕様は開示されておらず一体設計していないので、既存の機器のと相性の問題もあり、導入に躊躇していました。
そんな中、この6月にパラメーターを変更する
ソフト制御タイプの製品が出てきました。
その名は
NTG UNLOCK4.5/4.7。
今のナビなどクルマの各種制御はソフトウェアの塊です。
走っている時の操作を無効にする制御は、ある速度の閾値(たとえば時速4キロとか)をプログラムに登録し、それを超えると操作できなくするようにして実現しています。
このように色々な動作を制御する閾値群をパラメーターと言います。
NTG UNLOCKはそれらパラメーターの内、ナビ操作に関わる値を大きくし、走行中にも操作可能にする製品です。
プログラムの変更や追加は一切なく、そのパラメーターの値の変更のみ。
このような方式なので車両診断でもエラーなりません。
またすぐに元に戻せる(アンインストール)のも特徴です。
インストールは付属する操作説明書を読むと、いたって簡単です。
①DVDディスクを読み込ませます
②ライセンスコードを入力
③USBを差し込み、自動で再起動したら終了
ネットで調べると、インストール時に正常終了しないケースがあるようです。
しかしほとんどの場合が強制的に再起動(エンジン停止→ドアロック→30分程度放置しスリープ状態→エンジン始動し起動)で解決しているとか。
ドキドキしながら行うと5分もかからず
すんなりと終わりました。
テスト走行でインストール状態を確認してみます。
この製品のもうひとつの機能である走行中のテレビ受診。
ナビシートの方に撮ってもらいましたが、
きれいに写っていますね。
普段はクルマでテレビを見る習慣はありません。
でも、地震や重大事故など何かがあった場合、
ニュースなどに重宝するかも。
当然走行中、凝視しません。
ナビの
目的地操作なども可能になっていますね。
こちらの走行中の操作はナビシートの方にお任せするつもりです。
あっけなくインストールでき、あっけなく実現。
いつでも見れるし操作できる。
気分的に楽になったのが最大の利点でした。
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Posted at
2014/08/20 08:30:44