C63、伊豆下田一泊ドライブ（往路編）

知人から頂いた宿泊優待券が7月上旬で期限切れ。
せっかくなのでその前に使いたい。
先週の金曜土曜、天気がよさそうだったので伊豆下田まで一泊ドライブに行ってきました。
今回はちょい遠出なのでGTドライブが快適なC63の出番です。


朝6時過ぎに出発。
都内の首都高は朝の渋滞前の抜け、東名高速へ。
富士山がクッキリ見え、ドライブ日和です。
沼津ICで降り伊豆縦貫自動車道を走ります。
この道路が出来て、沼津市内を通らずに済みます。
なので伊豆へのアプローチが楽になりました。
早ければ平成35年くらいには全線開通し、下田まで通じるそう。
その際は沼津-下田間が現在の２時間から一気に50分短縮されるとか。
海岸線の交通量が減るし、ドライブの魅力がアップする地域になりますね。



下田街道を南下してクルクルと目が回る河津七滝ループ橋を通過。
今日一番の立ち寄り場所、吉田松陰寓寄処を目指します。
日本の情況を憂い、海外の事情を知ることが急務と考えた吉田松陰。
米国から来航した黒船に乗ろうと計画し時を伺い身を寄せていたのがここ。
道理で分かりにくい場所でした。
ナビがないと到着できません。。。
隠し梯子、机、硯、食器など松陰の生活を偲ばせるものが残っています。
宅内にはボランティアの方がいらして色々なお話を聞くことができました。
幕末あたりの歴史好きにはたまらない場所だと思います。



次に向かった先は下田公園。
この時期の下田公園と言えば紫陽花です。
日本最大級の100種類15万株のあじさいが見頃のはず。
公園前の駐車場に止めました。

時間を確認すると10時過ぎ。
朝早だったのでお腹が空きました。
このままクルマを置いて、市内散策をして早ランチにしましょう。



ペリー艦隊来航記念碑をみた後、ペリーロードを散策します。
下田にやってきたペリーが日米下田条約締結のために仙了寺まで行進したとされる道。
仙了寺から下田公園までの約500mが整備されています。
平滑川を挟んだ石畳の小道、その脇になまこ壁の建物や日米和親交渉の日本全権の本陣となった寺院など観光名所が立ち並んでいます。
それらをゆっくり11時過ぎまで小一時間、散策しました。

さてランチはせっかくの下田漁港。
海の物が食べたいのでお寿司屋さんへ行きました。
行った先は調べておいた美松寿司。
金目にぎり3種が食べたかった。
その前に地の物の刺身を頂きます。
その後に三種の握り。
少し足らないので巻物も作って頂きました。
金目にぎり、どれも美味しかった。
特に漬けが超美味しかった。



食後は下田公園に戻り、紫陽花鑑賞の散策です。
下田公園は俗称で正称は城山公園。
下田港を見下ろす小高い丘に10万坪の敷地に15万株。
その花数は300万輪だそう。
300万っていったいどれほどなのでしょうか？



いやいや、もう凄いの一言。
画像はほんの一部しか映っていませんが、公園の小山一帯が紫陽花尽し。
どこを歩いても紫陽花で埋め尽くされています。
歩く道に紫陽花がこれでもかと現れ、無我夢中で歩き回ります。
見応え充分、さすが日本最大級です。



公園には三ヶ所の展望台が設置されています。
下田公園は小高い丘の上に造られているので、そこからの見晴らしは抜群。
海が綺麗に見えました。

公園の小山を時間を忘れ夢中で登り降り。
結構歩き回ったので、明日？いやいや明後日頃？筋肉痛、当確です（苦笑）。



さて下田公園を後にして、今回泊まる宿に向かいます。
途中、道の駅 開国下田みなとに立ち寄り、時間調整しましたが、早めにチェックイン。
大きな窓から太平洋海が一望出来る部屋でした。

（続く）