
昨年の7月、アバルトのECUをリザルトマジック2.0に変更しました。
私のアバルトはMTAなのですが、ノーマルECUのトルクの出方やギヤチェンジのギクシャク感に不満がありましたが見事に解消。
楽しく走れるクルマになりました♪
そんな中、リザルトマジックのHPを見てみると・・・
アバルト用ハイフロータービン販売のお知らせを発見。
東京でリザルトマジックのイベントがある時、社長にいろいろと話を伺ってきました。
ハイフロータービンについて疑問点・不明点をお聞きします。
その他もろもろ、ここでは書けない事も含め、すべての疑問が解消。
タービン本体・ECUアップデートや取り付け費用について価格交渉。
ハイフローの導入を決めました。
少々調子のいいところを引き算しても納得です(笑)。
ハイフロータービンを搭載するにはEUCをバージョンアップが必要とのこと。
ハイフロー化した場合、吸気流量の特性が変わるのでECUの変更は必然です。
昨年7月に導入したバージョン2.0からハイフロー専用の2.5します。
既にリザルト入れている車両は良心的な費用だったのも導入の一つの決め手です。
正式注文を済ませ、ハイフロータービン入替作業に先立ち、EUCをバージョン2.5にします。
作業している脇には無造作に置かれたギャレット用とIHI用のハイフロータービン。
自由に見れるように置かれています。
見ているだけでわくわくです。
バージョンアップ作業が終わりました。
ハイフロータービン装着までの間、このまま2.5の状態です。
社長曰く、EUCは仮の状態でハイフロー化してこと本領発揮するそう。
タービンの入れ替えが終われば、その時点で学習しながらアジャストするそうです。
以下、一般論です。
エンジンはEUCの中にあるマップを参照しながらアクセル開度など物理条件に従って制御されています。
マップは主に点火時期と燃調ですが、その他種々存在しています。
重要なマップにはメインとサブ(エマージェンシー)があり、その時の主に各種センサー類からデータのフィードバックを受けてその時の走行条件を加味した臨時の補正マップを作りながら走っています。
この補正マップはEUCのプログラミングによりますが、一定間隔で初期化されるようです。
新タービン未搭載の仮の状態ですがちょっと試走してみます。
結構、アクセルのフィーリングが変わりました。
特に走り出し時、ラフに扱うと飛び出し気味になります。
アクセル感度が私には敏感過ぎて、ちょっと走り難い感じです。
ハイフロー化しタービンブレードを大型化するといくらブレード本体を軽量なビレット化しても慣性モーメントが高くなる。そのための設定でしょう。
ハイフロータービンに変更にすれば、
きっといい感じに落ち着くと思っています。
タービン入れ替え作業は必要な接続部品調達後、すぐに行う予定です。
このままではちょっと乗りにくいので早くハイフロータービン化したいなぁ~。
当日は日曜だったので翌日からハイフロータービン入れ替え作業の日程調整を開始しました。
が、しかし
作業のメドが経ちません。
作業に必要な部品の内、ガスケットが日本に在庫がないことが判明。
下の画像の部品です!
日本にあるFIATのパーツセンターに問い合わせしても納期未定の一点張り。
イタリアの部品商に直接メールで聞いてみるもなかなか返事がない。
来たと思ったら結局、本国にも在庫無し。。。
作業をお願いしたお店は純正部品を使うのが大前提。
純正同等品(OEM部品)も保証対象外で使用できません。
致し方なく、純正部品到着を
首を長~くして待つことにしました。
2.5にバージョンアップしたのが
実は2月中旬。
ここから悪夢の1.5カ月経過した先日のことです。
本国から航空便で不足部品が手元に到着したとの連絡を頂きました。
やっとハイフロータービンの入れ替え作業スケジュールが立ちました。
今週4月6日(木)午後に作業を開始。
もろもろのテストと確認、その後ヒートラン(補正マップの初期化?)を経て、4月9日(日)引き渡しを受ける予定です。
ブログ一覧 |
アバルト | 日記
Posted at
2023/04/02 16:57:25