アバルトに車高調導入のある問題発生。
そのため、先日、車高調を取り付けたお店に持ち込んでボディーに手を入れて頂きました。
車高調導入後、腰高感が解消され、イイ感じにダウンしました。装着後、3000キロ程度走りましたが、この間、
ある問題が発生です。
高速道路の大きなギャップやきついワインディング走行時の事です。
車内でズルっという音が・・・
そうなんです、タイヤとタイヤハウスのフェンダーライナーとの干渉です。
場所を探してみるとリアのバンパーとボディーの繋ぎ目付近。
ここを触ってみると擦れた感触があります。
画像の赤矢印部分です。
この場所はいえばアバルトの
車高調導入後の擦れる定番箇所。
アバルト車高調のあるある問題です。
中を覗いてみると・・・
赤矢印の部分のフェンダーライナーが何故か妙に膨らんでいます。
その部分の樹脂が擦れて穴が開いていました(苦笑)。
ここで干渉、間違いありません。
乗り心地優先でリアの減衰力を軟らかめに設定していたり、スペーサーを入れていたりすると起こりがち。
直進優先でキャンバーを立て気味にしても可能性が高まります。
さて、作業を開始していただきます。
まずはフェンダーライナーの
膨らんだ樹脂部分をカットします。
エアソーであっという間に切り取りです。
切り取った樹脂を見ると、見事に擦れていました(苦笑)。
フェンダーライナーを切り取った部分を見ると、
ボディー側に突起部分が見えます。
赤丸部分です。
モノコックボディプレス後、設計値通りか測定するポイントのような気がします。
この尖った形状に合わせてフェンダーライナーに膨らみを持たせているのでしょう。
この尖った部分はもう用無し。
なので
グラインダーでガーッと切り落とします。
上の画像は切り落とし直後です。
その後、布ヤスリで研磨後、清掃し手渡したタッチアップペイントで切り口を塗ってもらいました。
タイヤを戻して完成です。
フェンダー内に手を入れ触ってみると、イイ感じ。
ふくらみが解消してフラットになっています。
もう当たるような気がしません。
あの、ズルッて音は気分的によくありません。
スッキリして気持ちが晴々しています(笑)。
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アバルト | 日記
Posted at
2023/05/31 11:52:42