
(
前回からの続きです。)
二泊三日の
青森ねぶた&
秋田竿燈祭りを見に行くツアーに参加してきました。
一日目の青森ねぶた祭りが終わり、
二日目は秋田竿灯祭りです。
一日目の宿は十和田湖畔の
遊月。
なかなか立地のいい宿で、
十和田湖が目の前です。
昨夜の到着は23時過ぎで寝たのが24時前。
疲れていましたが、次の日起きたのは6時前。
歳と共に早起きです(笑)。
朝食にはまだ時間があるので、十和田湖畔を散策します。
朝方、曇っていましたがその雲も薄くなり陽ざしが差し始め…
湖畔に着く頃には見える風景が
まるで東山魁夷の世界。
早起きは三文の徳、
ちょっと感動。
散策を続けると、秋田と青森の県境を発見。
この小川が境なんですね!
この後、小一時間歩いて宿に戻ります。
朝食を済ませ、今日のイベントは
十和田湖の遊覧船からスタートです。
50分かけてゆっくり湖を一周回ります。
この湖はカルデラ湖。
火山の活動によってできた大きな凹地にできた湖です。
底から湧きだす温水が水源で、冬でも凍結しないそうです。
遊覧船後、バスに乗り込み
車窓から奥入瀬渓流を見ながら進みます。
この奥入瀬渓谷、人手が一切加えていない自然そのままが売りの場所。
緑が豊富で脇を走る道路と川の水面の差がないのも特徴です。
駐車場が少ないのでマイカーでの散策にはちょっと向かない所。
本格的に訪れるなら・・・
少し離れた場所に止めて、定期バスなどで移動しながら一日かけて散策するのがいいようです。
お土産もの屋さんに寄って昼食を済ませ、約3時間かけてバス移動。
秋田市内のお祭り会場を目指します。
ここでちょっと寝て、夜の祭りに備えます(笑)。
市内到着後、軽く夕食を取
りいよいよ秋田竿燈祭りの会場へ。
観る場所は道の真ん中に仮設された前後対称の片側4段のひな壇席。
すべて指定席方式なので、あせることなく気持ちに余裕が持てますね。
座る場所は事前のくじ引きで4段ある
一番後ろの一番高い席。
一番前が一番よさそうですが、実は一番後ろも超穴場。
一番後ろの特権で反対側の様子も見れるし、立って観ることが出来るからです!
時間になり、いよいよスタート。
遠くの方からゆっくりと笛や太鼓の囃子に乗って、竿燈たちの御入場です。
灯る光は本物のロウソク。
人工ではない
自然の灯がいいですね。
定位置に着いたところで市長、知事、実行委員長の挨拶。
なるべく短めにお願いします(笑)。
その後場内アナウンスで
「竿燈がお客様に向かって倒れてくる場合があります。十分にお気をつけください。」
これが脅しでない事が後半、身をもって納得しました。。。
開始の合図と共に見渡す限り一斉に立ち上がる竿燈。
その姿は壮観そのもの。
そして、「どっこいしょ、どっこいしょ」の掛け声とともに演技が始まります。
竿燈妙技と言われる見せ技は平手、額、肩、腰があり、順に難易度が上がります。
腰はかなりの修練が必要で見た目以上に難しいとのこと。
竿燈全体を稲穂に、提灯ひとつひとつを米俵に見立てて豊作を祈るという意味があるそう。
今回の祭りは竿燈総数が約260本、提灯の数は1万個を超えるそう。
1番大きな竿燈は、提灯が46個、重さが約50kg、長さが12m!です。
短い竿を少しづつ継ぎ足して、竿燈はどんどん高くなっていきます。
しまいには竿がしなって折れそう…。
それを竿燈妙技で操って見せ、祭りを盛り上げます。
演技に熱が入るとバランスを崩し、倒れる竿燈も。
隣の席では真上を崩れ込んできました。
安全の為に観覧席の頭の上にワイヤーが張られているので直撃はありません。
秋田の竿燈祭りをテレビで見た事があります。
たくさんの竿燈をずらりと立てて、パフォーマンスをしながら道路を練り歩く割と地味な祭りだと思ってました。しかし生で見てみるとその臨場感たっぷりの迫力に
ただただ感動。
祭りは自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じるもの。
やっぱりライブですね!
2~30分くらい演技をすると、いったん終了して、場所をローテーションします。
合計3回やって、演技が終了します。
最後は演者が並んで手打ちをして閉会です。
いやぁ~、楽し疲れました。
この日は宿に着いたのが22時半。
用意された夜食を食べながらビールがお約束です(笑)。
(続く)
Posted at 2014/08/08 08:44:14 | |
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クルマレスのお出かけ | 日記