
米国メルセデスで使われていた
プレミアムガソリン表示シールを入手。
このシール、推薦する燃料として
プレミアムガソリンまたはE85と表示されています。
E85とは米国で流通されている(いた)バイオガソリン。
バイオエタノールを10%ほど混ぜた「E10」と85%も混ぜた「E85」の2種類があります。
2005年頃?!(もう少し前?)だったでしょうか。
米国ではバイオガソリンを一般的にさせようと各種の政策を実行しました。
二酸化炭素の排出量削減の旗印のもと、普及を目指したバイオガソリン。
しかし真の目的は
化石燃料の中東依存からの脱却とバイオガソリン覇権の先取り。
当時の米国市場の対応はすさまじく、バイオ対応していないクルマは見向きもされないようになりました。フェラーリやアストンなどスーパーカーさえも対応をオプション化したほどです。
当然メルセデスも例外ではなく、主要なモデルの燃料噴射部分やゴム部品などに手を加え、当該シールを貼付し販売しました。
しかし、米国のバイオガソリンで覇権を取る、そのもくろみは途中で頓挫。
理由は
原料の高騰と
シェールガス革命です。
バイオガソリンを大量に作れば作るほど原料のとうもろこしなどが高騰。
結果、ガソリンより高価になりダブついた状態になりました。
加えてシェールガス革命により米国内で化石燃料が採掘出来るようになり、中東依存度が徐々に低下。
今では補助金まみれの
バイオガソリン政策は岐路に立たされています。。。
前置きが長くて失礼しました。
てな感じのE85と標記されたシールを貼ります。
貼付け前のガソリン投入口のカバーを開けるとこんな感じ。
日本仕様車には無鉛プレミアムと書かれた
黄色いシールが貼ってあります。
このシールを剥がしたら、ネバネバしたシール跡が残りました。
このまま貼ると段差になりそう。
ベンジンでそのシール跡をきれいに拭き取り、それから貼りました。
黒の統一感が出て、スッキリとイイ感じ。
自己満足の世界です。。。(笑)。
貼ってあった日本仕様のシールはガソリン投入口の下に貼りました。
剥がした時、裏の粘着部分が取れたので、両面テープで補修。
位置決めをきちんと行い貼りました。
しっかり貼りつき、容易に剥がれそうもないので安心です。
結果的に日本仕様の黄色いシール、以前より
目立つところへの移動となりました。
今時、いないとは思いますが・・・
GSで不運にも素人さんに当たっても油種を間違えることはないでしょう。
Posted at 2014/08/01 08:12:35 | |
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メルセデス・ベンツ C63AMG | 日記