
毎年この時期に発表されている「インターナショナルエンジンオブザイヤー」に
BMWのエンジンが4基、大賞を受賞しました!
この大賞に335iカブリオレ(E93)などに搭載されている
N55B30(2.5-3.0リッター部門)も大賞を受賞しました。
この賞は国際的な審査委員団(今年は世界32カ国、65人の自動車ジャーナリスト)により、排気量別に
とくに力強さや回転フィールなどに重点を置いて、審査が行われます。
今年の大賞受賞結果は下記の通りです。
8部門中、4部門と半分をBMWエンジンが占めました。
エンジン屋としてのBMW、
面目躍如ですね♪
-1.0リッター部門 「フィアット500」 875cc 2気筒ターボ「ツインエア」
1.0-1.4リッター部門 「VW GOLF」 1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」
1.4-1.8リッター部門
「MINI Cooper S」 1.6リッター4気筒ユニット
1.8-2.0リッター部門
「BMW 123d」「BMW X1 xDrive23d」 2リッター直4ディーゼルエンジン
2.0-2.5リッター部門 「Audi A4」 直噴ターボエンジン“2.5TFSI”
2.5-3.0リッター部門
「BMW335」「BM135」 3リッター直6ターボエンジン
3.0-4.0リッター部門
「BMW M3」 4リッターV8エンジン
4.0-4.5リッター部門 「フェラーリ458イタリア」 4.5リットルV8
以前、米国の『ワーズオートワールド』誌が発表している、エンジンオスカーと称される
「10ベストエンジン2011」でも受賞したことについて記述しました。
今年、これに次ぐ快挙だと思っています。
N55B30エンジンが出始めた頃、日本のジャーナリストの方々から高回転での「回転フィール」、特に「サウンド」について、あまり高い評価は頂けませんでした
N55B30エンジンは、先代のN54エンジンには無い「バルブトロニック」という吸気バルブのリフト量を無段階で制御する機構が付いています。
これによりレスポンスと燃費は向上しますが、どうしてもバルブ周りの慣性回転重量は重くなります。
これが高回転時のあまり高くない評価に結びついているのではないか、と思っていました。
納車後今まで、一瞬レッドはあったものの、5000近辺RPM位しか回していませんでした。
先日のツーリングでレッド(7000)までキッチリ回すことが出来、やっと高回転の評価できる機会に恵まれました。
高回転へのレスポンス・・・
ぜんぜん問題ありません!というか、スポーツエンジンとして十二分です。
アクセル開度に比例して、よどみなく
鋭いレスポンスでレッドまで一気に回ります。
高回転のエンジンサウンド・・・
低中回転に比較し、
極端に吠え出します(驚&嬉)。
これまたもう低音で、車内に響き渡ります♪
私的には大いに結構!嬉しい誤算
普通に走っている時のN55エンジンは先代のN54エンジンサウンドと比較して、明らかに静かになりました。ですので一層、低回転と高回転時のサウンドの違いが顕著になりました。
環境環境と頭でっかちになった日本のジャーナリスト達にはこれが
「ちょっといただけない」との評価になったのだと推測します。
一方グローバルなジャーナリスト達の視点は違いますね♪
エンジンをプレジャーという視点で見みると、
やっぱり「本家BMW♪」。
もうすぐ5000Km。
意味もなく高回転まで回したくなる気持ちを
自制できる大人になる努力が求められそうです(笑)。
Posted at 2011/05/25 16:18:54 | |
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