
BMWなど欧州車は
車両が動いている間、ナビの目的地設定が出来ません。
急遽、行く場所を変更したい場合など、同乗者がいる場合でも信号待ちなど停車中に行なっています。
時間が限られてしますので、間違えることもしばしば。
設定してもらっているのも関わらず、時々
「イラッ」とします(笑)。
同乗者がナビを操作する場合、走っている時でも安全です。
前々から出来るようになればなぁ、と思っていました。
これを可能とさせるには、
「ハードの追加」または
「ソフトの設定変更」と2通りの方法があります。
ハードはかなりの台数に搭載したであると思われる
有名な製品があります。
しかし・・・一旦取り付けると簡単には外せないし、不具合時の切り分けも面倒。。。
ではもう一方のソフトの設定変更はというと・・・
このような製品もありますが、原理は一緒で
「コーディング」。
BMWなど欧州車の電装関係はプログラムでかなりの部分がソフト的に制御されています。
制御内容はパラメーター化されており、その値を変えることで、輸出国仕様に適合させています。
このパラメータを変え制御内容を変えることを「コーディング」と呼びます。
但し、コーディングにも弱点が。
ディーラーで点検時や故障検診時にテスターをつなぐと「規定仕様ではない」とアラームで書き換えが指示される場合があります。
この指示通り書き換えを行なうと簡単にコーディング前の状態に戻ってしまいます。。。
またソフトの不具合などでバージョンアップをするとこれまた無条件で作業前に戻ります。
まぁ、これは考えようで、すぐに戻せるという
「利点」でもあり、その時はその時(笑)。
でも、無益な書き換えを避けるためにディーラーには、一応、説明しておこうと思います。
今回、お願いしたのはいつもお世話になっている
「アクセスエボリューション目黒店」。
てきぱき作業が気持ちイイお店です。
早速作業開始です。
コーディングメニューは色々あるのですが、今回お願いしたのは以下2点です。
・TV、DVD、NAVIの走行中の抑止キャンセル(今回のメイン)
・iDRIVEの設定メニューにデイライト追加(エンジェルリングのデイライト化)
「ダブルリンクハザード」も魅力的だったのですが、ハザードの保安基準である
「毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅」
の「一定の周期・・・」に明らかに抵触します。
保安基準外車両にしたくなかったので、
パスしました。
手元のiDRIVEの操作でオン・オフできればいいのですが。。。
さてさて、作業の結果は・・・・
(続く)
Posted at 2012/02/21 07:58:49 | |
トラックバック(0) |
BMW 335iカブリオレ(E93) | クルマ