
(
前回からの続きです。)
東北ドライブ旅行の
二日目です。
本日は朝方、平泉周辺を観光し、その後100キロ移動。
午後は松島海岸を散策する予定です。
朝起きて外を見ると・・・大粒の雨。。。
天気予報を確認すると一日雨模様みたいです。
昨日の平泉では日中傘無しで歩き回れました。
それを感謝し、今日は諦めですね。
まず向かったのは平泉の中心部から少し離れた
「達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂」。
坂上田村麻呂が征夷の記念に毘沙門天を祀った岩窟です。
鳥居を潜って見上げると、迫力の光景が!
お堂の西側に回ってみると、岩壁に仏様。
胴の部分は崩落し、現在はお顔のみ。
源義家公(みなもとのよしいえこう)が馬上から弓はづを延ばして彫ったと伝わっているそう。
高さ33メートルもあり、よく彫れたと思います。
手を合わせ、道中の安全をお願いしてきました。
その後、通り道の
「厳美渓(げんびけい)」へ立ち寄って見ます。
駐車場は近くの
道の駅を利用しました。
ここは川の水流で浸食された渓谷の景勝地として有名です。
しかし、
それ以上に有名なのが「空飛ぶだんご」。
対岸にある
お団子屋さん(郭公屋さん)から厳美渓の休憩所までケーブルが張られています。
籠に代金を入れ合図の板を叩くとロープが引かれお店の方に。
その後、そのケーブルを伝って注文したダンゴが籠に入れられ運ばれてきます。
実際に見るとまるで空を飛んで来るように感じます♪
は、はやすぎて写真が撮れない。。。
空飛ぶだけでなく美味しいお団子でした。
小腹を満たし、一路、松島海岸へ100キロばかりツーリング。
昔と違い仙台北部道路が開通したので、渋滞なしで到着です。
雨は幾分小降りになり、松島海岸に着く頃には曇り空。
やった!この後、
松島海岸を散策予定なので嬉しいです。
まずホテルにクルマを預けます。
今夜の宿は
「ホテル海風土」。
松島温泉の元湯になっていて、女性に人気のお宿だそう。
チェックインは戻ってきてからにして、早速、松島を散策。
お昼が過ぎたので、まずランチ。
海岸通りを歩きながらお店を選択。
選んだのは仙台名物の牛タン♪
これで980円ととってもリーズナブル。
脂の乗った美味しいお肉でした。
(画像のお肉は2枚食べて3枚目です。)
お腹も満たされ、海岸通りを散策開始。
まずは
「五大堂」、その後
「瑞巌寺」へ。
あいにく瑞巌寺の本堂は解体修復作業中で拝観できなかったのですが、今まで
非公開だったものが見られてラッキーでした。
瑞巌寺参詣後、その隣の
「円通院」へ。
仙台藩祖である伊達政宗からみると孫にあたる伊達光宗の菩提寺です。
何気なく入ったお寺さんですが、思いのほかよかったです。
お勧めの場所です。
ここの見所は
石庭「雲外天地の庭」と院内の
参道を覆うコケ。
雨が降ったので、コケの緑が増して、とても印象深い光景です。
満足しながら海岸通りに戻ると・・・
目の前には
松島湾の島々を回る観光船乗り場。
現在時間は14時45分。
最終の出航は15時とまさに乗ってくださいとばかりにぴったり。
乗り込んでみると乗客は8名とゆったり。
そして、何故か手には
「かっぱえびせん」。
出航するとビックリ!
ウミネコの大群が我々を取り囲み、かっぱえびせんを欲しがり、すぐ目の前まで飛んできます。
そして鳴きながら「くれくれ」と催促。
手に持って差し出すと、器用にくちばしで挟んでいきます。
中には横着な奴もいて、飛ばずに船尾のデッキに居座り、立って催促。
どこにも要領のいい奴はいますよね。
首をかしげてじっと見つめるので、我慢できずに差し上げました(笑)。
湾内クルーズでいろいろな形の島々を見て回ります。
よーく見ると島々はある方角が侵食されて地肌が露出しています。
てっきり波の仕業と思っていましたが、なんと何百年もの間の風による影響とのこと。
勉強になります。
45分間の楽しいクルージングでした。
湾内クルーズが終わる頃、雨が降り出しました。
昨日に引き続き、感謝です。
宿に帰って、温泉でゆっくりしましょう。
夕食は思いもかけず
松島名物の真牡蠣が食べられました。
この牡蠣は「深海夏かきリアスキング」と呼ばれ、特別な方法で夏のこの時期に食べられるように養殖した2年もの。
冬に劣らぬ大きさで、身も締まったプリプリさ。
とってもミルキーでした。
地元の日本酒も美味しかったなぁ~。
さて、明日は楽しみな
山寺♪です。
(続く)
Posted at 2013/07/30 08:29:43 | |
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