
どうやら
来年4月から高速道路料金のETC割引が縮小されるようです。
今の割引制度は2008年度から始めりました。
スタート時に国費約3兆円、それに高速道路各社の自主財源5千億円を確保。
年間で国費4千億円程度使う見込み(7~8年分)でしたが多少早まり、今期で底をつくそう。
しかし、いきなりの制度廃止は景気に悪影響が出る可能性があるとの意見。
この為、当面は国費をある程度充て、段階的に廃止案が浮上した模様。
国土交通省の国土幹線道路部会ではこれを踏まえて示された内容は・・・
通勤割引5割引 → 存続
早朝夜間割5割引 → 存続
深夜割引5割引 →
3割引に縮小
休日割引5割引 →
廃止
平日3割引 →
廃止
渋滞緩和や地域活性化につながる効果が少ないものから段階的に廃止する方針だそう。
平日3割引や深夜の5割引は、周辺一般道の渋滞の解消効果があまりみられない。
また、普通車の土日祝日5割引は、地域の活性化には効果あるが渋滞がより深刻化したとのこと。
理由は後付っぽいような気がしてなりません。
産業(法人)利用優先、個人(マイカー)狙いの「割引縮小」?!
休日割引の恩恵のほとんどはマイカー族。
この割引は鉄道各社に打撃を与えていると言われ続けています。
ここでもマイカー族は弱いですね。
唯一、個人利用者を代弁する声として聴いてもらえる立場のJAF、頑張れ!
って会員じゃないけど(爆)。
高速割引制度は、政治的な側面が大きいため、国交省の思惑通りになるとは限りません。
事実、土日祝日の5割引廃止に関しては、「対象地域の限定」が俎上に載ったみたいです。
とはいえ、来年度のマイカー狙いの「割引縮小」はどうやら確実でしょう。
存続される「早朝夜間割5割引」は祝日・休日も対象。
朝6時までに出発先のETCさえ通過すれば、着くのは何時でもよい。
遠出のツーリングオフ会は「朝早集合」ですね!
みんな考えることが一緒で、早朝の箱根のお山が賑わったりすると楽しいですね(笑)。
Posted at 2013/11/25 11:58:20 | |
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