
AutoCarから
新型Cクラスクーペの
スクープの記事が出稿されました。
欧州車は派生モデルとしてたとえ台数が出なくてもクーペをラインナップさせますよね。もっというとカブリオレも。
クルマは便利で快適な移動手段としての道具。
当然、そういう面はありますが、それだけでなくクルマを個々人の嗜好品として捉える企業文化。
欧州の車両メーカーは、そのような嗜好モデルを出すことを使命・責任として捉えている。
そのような気がしてなりません。
そういうところも私が欧州車の魅力として感じる点です♪
旧型Cクラス(204)はセダンモデル(W204)が2007年1月発表。
クーペモデル(C204)は遅れる事4年、2011年5月のマイナーチェンジ時に発表されました。
新型Cクラス(205)クーペは旧型に比べかなり早い1年遅れのリリースになりそうです。
それを可能にさせたのは記事の本文中にもありますが、
MRA(メルセデス・リアドライブ・アーキテクチャー)
プラットフォーム。
新型Cクラスから採用され、設計の自由度が従来より格段に大きいのが最大の特徴。
なので今まで以上にバリエーションモデルが早期に展開可能になりました。
しかしなぜクーペモデルを急ぐのか?
BMWの4シリーズと対抗させるモデルを早く出したい、それだけではなさそう。
現行Eクラスクーペは旧型Cクラス(204)のプラットホームを使っているのは周知の事実。
旧型Cクラスのプラットフォームを廃止する上で目の上のコブのはず。
なのでクーペを早めにリリースしてEクラスクーペ共々生産終了させる腹積もりなのでしょう。
それではスクープされた車両画像を見てみましょう。
詳しくは
記事を読んでもらうととして私が気になった点は以下2点。
その1(Bピラーの有無)
Bピラーの擬装が模様を反転して隠されていることから、どうやらBピラーはありそうです。
現行のEクラスクーペはBピラーレスの優雅なデザイン。
その代償として剛性面で、AMG車両基準に適さなかったとの噂。
今回のクーペはBピラーがありそうなので剛性面に心配はなし。
当然のことながらAMGモデルもリリースされるでしょう。
その2(Bピラー以降のルーフの造形)
新旧モデルを比較する画像を作ってみました。
Bピラー以降のルーフの造形から比較し、新型のデザインコンセプトは旧型から微妙に変えているように感じます。
新旧モデルで画像を撮っている水平の視点が違うので分かり難いのですが・・・
新型モデルの矢印部分を見てください。
旧モデルはリア部分のルーフが山を描くようにボリューミー。
一方、新型は横から見たリアルーフの造形が直線的。
Cピラーにかけてのラインもよりドロップしています。
見ようによってはハッチバック車のようなルーフ形状に見受けられます。
リアの移住性を犠牲にしてまでも旧型よりもスポーティーに。
私にはそう受け取れました。
Sクラスクーペは華やかで贅沢。
今後出るであろう新型Eクラスクーペは優雅。
そして新型Cクーペはよりスポーティーなデザインに。
このようにコンセプトをより明確化した意図は、モデルとしてのヒエラルキーだけでなく嗜好の多様化を具現する為かも知れませんね。
新型Cクラスクーペ、実際の車を見て魅力的に感じるだろうか?
クーペ好きな私。
実車、ますます楽しみになってきました。
Posted at 2015/01/27 08:53:15 | |
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