
発注したAMG A45、ディーラーへの到着日が確定し、納車日が確定しました。
10月4日(火)以降であればいつでも、とのことなので次の日
5日(水)の午前中にしました。
その日一日お休みできればよかったのですが、午前休が精一杯。
当日は納車後、自宅に戻りうっとり眺め、後ろ髪を引かれる想いで出勤になりそうです。。。
納車に先立ち、車両識別番号(車体番号)が判明しました。
この番号が分かると製造された工場が分かります。
現行型Aクラスの主力工場は
フィンランドにある
ヴァルメット・オートモービル社の工場です。
一部、
ドイツ・ラシュタット工場でも生産されていますが、納車されるA45はこのドイツ・ラシュタット工場製でした。
フィンランドの工場は2013年からAクラスの製造能力を上げるために委託生産している工場です。
この工場、以前は米国フィスカー・カルマの生産拠点でした。
それ以前はサーブ、ヴォクゾール・キャリブラ、そしてポルシェ・ボクスターやケイマンも生産してた老舗工場です。フィスカーの経営破たんで製造効率が低下、製造がひっ迫していたAクラスの生産委託で話がまとまった模様です。
ちなみに同じMFAプラットホームを使っているCLA系は
ハンガリーのケチケメート工場で生産されています。
OneManOneEngineのもと手組で組み立てられたAMGエンジンは
アファルターパッハ工場製。
アファルターパッハはシュツットガルド郊外の街。
私のA45の造られたラシュタット工場まで車で2時間くらいの場所です。
AMG車両はそのエンジンをフィンランドまで運ばず、全車ドイツ国内製造なのかもしれません。
なぜ車両識別番号(車体番号)で製造工場が分かるのか。
メルセデスの日本向け車両の場合、車両識別番号は下記にように定義されています。
11行目がプラントコード(製造工場)を意味し、私の車両識別番号は「J」となっていました。
1~3桁:マニュファクチュアコード
メルセデスの場合、WDB、WDC、WDD、WDF
4~6桁目:モデルコード
7桁目:ボディータイプ
0:Sedan, hatchback
1:Sedan, Long wheel base
2:Station Wagon
3:Coupe
4:Cabrilet, Roadstar
8~9桁目:エンジン・駆動タイプ
00-29:ディーゼル
30-79:ガソリン
80-84:All Wheel Drive
10桁目:ハンドル位置
1:左ハンドル
2:右ハンドル
11桁目:プラントコード(製造工場)
A,B,C,D:Sindelfingen(ドイツ)
E:Juiz de Fora(ブラジル)
F,G,H:Bremen(ドイツ)
J:Rastatt(ドイツ)
L:Pekan(マレーシア)
M:UK(イギリス)
N:Kecskemet(ハンガリー)
R,S:East London(南アフリカ)
T:Osnabruck(ドイツ)
V:Valmet(フィンランド)
X:Graz(オーストリア)
12~17桁目:車両通番
変更や過不足があるかもしれませんので、参考程度の情報です。
Posted at 2016/09/30 08:38:51 | |
トラックバック(0) |
メルセデス・ベンツ AMG A45 | 日記