• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

hide@C63のブログ一覧

2017年03月14日 イイね!

C63で水戸へドライブ

C63で水戸へドライブ先日、お休みを頂いて水戸へ平日ドライブに行ってきました。目的は水戸の茨城県近代美術館で開催されている東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展を見る事。
この唐招提寺御影堂障壁画は、日本画家東山魁夷が10年の歳月をかけて描いた画業の集大成といえる作品。通常非公開のこの障壁画全68面を4月2日までここの美術館で公開しています。


水戸と言えば梅園で有名な偕楽園があるところ。
茨城県近代美術館はその偕楽園のすぐ脇です。
開催時期がちょうどその梅の見頃と重なる為、土日は美術館が大変混雑しているそう。
ゆっくり見たいので、平日にお休みを取って行ってきました。

美術館のオープンは9時30分。
15分前くらいに到着したいので7時頃自宅を出発。
今回は高速主体のドライブなのでC63の出番です。
途中、SAで時間調整してほぼ想定時刻9時10分に到着です。

駐車場は美術館脇に整備され、この時間ならば止め放題。
隅の良い場所をゲットです。
美術館に着くと一番乗り。
正面入り口に並んで10分くらい経つと人が現れ始めました。
会場がオープンする頃には20人くらいの行列でした。
警備員さんと話をしましたが、土日は開館前に100人くらい並ぶそう。

今回観る作品は日本を代表する画家、東山魁夷が唐招提寺の鑑真和上に捧げた大作です。
さてゆっくりと鑑賞します。



いやいや、言葉になりませんね。
日頃目にするリトグラフと違い、本物オーラが凄い。
日本の風土をテーマとして描かれた「山雲」「濤声」。
天然の岩石を砕いて作られる岩絵具であがかれた群青色と緑青色が心にしみわたります。
この美しい色とダイナミックかつ繊細な構図、魁夷の世界に浸ります。
一転、墨一色で描かれた和上の故郷中国の壮大な風景「揚州薫風」「黄山暁雲」「桂林月宵」。
墨絵なのにまるでこの目で風景を見ているよう。
鑑真和上は日本に着いた時には両目の視力を失っていました。
東山魁夷は鑑真和上にこの絵画を捧げることによって見れなかった日本の風景と故郷を感じ取ってほしいという一途な想いで作品造りしたそう。
何点もの下絵にも触れ、10年費やした精神力と東山作品の持つ透き通った叙情美を目に焼き付けました。
自由に動き回って行ったり戻ったりしながら何回もゆっくり鑑賞できました。
東京で開催されたらイライラしながら行列に沿って流れ鑑賞でしょう。
来てほんと、よかったです。

時間はというと11時前。
ちょっと早めですがランチにしましょう。



向かったのは水戸駅前にあるビストロエンドウ
オープンは11時からで入店は11時20分。
席はというと半分埋まり、12時前には全部埋まってしまいました。
人気の秘密はサラダバー。
取り放題食べ放題です。
2杯ほど頂いてこれだけでも満足感高し。
メインのパスタは生麺でモチモチ食感。
最後にプチデザートでお腹一杯です。



さて午後はせっかくなので梅を鑑賞しましょう。
まず向かったのは弘道館
江戸時代後期に日本の常陸国水戸藩に作られた藩校です。
駐車場は正面脇。
到着時点では空き無しでしたが運良く帰り仕度クルマが目の前に。
ハザードだして止める意思表示してその場所をゲットしました。



ここの正庁・至善堂・正門は、国の重要文化財に指定されています。
それらを見た後、園内を一周。
梅は約60品種800本植えられており、梅の名所でもある個々の場所。
ちょうど見ごろで見応えありました。

さてせっかく水戸まで来たので偕楽園にも寄りましょう。



駐車場は偕楽園の脇に数か所かなり広い場所が確保されています。
平日だし余裕で止められるだろうと思ったら、さにあらず。
満車表示で4~5台の駐車待ち。
時間はと言えば14時。
なので、帰るクルマも多いらしく5分待ちで案内されました。



画像では感じられないと思いますが、凄い人出です。
ちょうど見ごろということもあるでしょうが、土日の状況を想像したくないくらいです。
入場無料だからでしょう、胸バッチを付けたツアーの観光客が目につきました。

ここ偕楽園は、国の史跡及び名勝に指定された日本庭園。
江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により領民の休養の場所として開園されたそう。
広さはなんと東京ドーム約64個分。
都市公園としてニューヨークのセントラルパークに次ぎ世界第2位の面積です。
そこに100種3000本の梅が植えられています。
また伝統的に岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並んで日本三名園の一つとされています。



偕楽園は陰と陽の世界観を感じように作られているとも言われています。
梅の花が咲き誇る「陽」の世界と、しっとりした静けさが心地良い竹林の「陰」の世界。
そのコントラストを楽しむのも、偕楽園ならではの魅力のひとつです。
園内の中程に位置する好文亭を見た後、人通りが少ない竹林を抜けて心を落ち着かせ帰路に向かいました。

今回のメインイベントは唐招提寺御影堂障壁画展。
午後はおまけみたいなもんです。
東山魁夷画伯の障壁画、よかったです。
Posted at 2017/03/14 10:40:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

プロフィール

「Ita-Fra A-seg Owners Club_千葉ランチオフ会ツーリング http://cvw.jp/b/784624/48489635/
何シテル?   06/16 15:19
オープンカーを5台ほど乗り継いできましたが、いつのまにか箱車2台とオープンカー1台の3台体制なりました。 直噴ターボによるダウンサイジングエンジン全盛の世...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/3 >>

   1234
5 67891011
12 13 1415161718
1920 2122232425
26 27 28293031 

リンク・クリップ

日本道路交通情報センター 
カテゴリ:交通情報
2011/01/25 15:17:50
 
ウェザーニュース 
カテゴリ:天気予報(オープンカー乗り必須サイト)
2011/01/19 13:28:38
 
気象庁 
カテゴリ:天気予報(オープンカー乗り必須サイト)
2011/01/19 13:27:46
 

愛車一覧

AMG Cクラス クーペ AMG Cクラス クーペ
フェラーリでもアイドリングストップが付く時代。 いつの間にか、周りを見渡すとそんな時代に ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
アバルト乗ってからエンジンを使い切る喜びを再確認。以前から気になっていたロードスターを購 ...
アバルト 695 (ハッチバック) アバルト 695 (ハッチバック)
アバルト595コンペティツィオーネからアバルト695の同じグレード、コンペティツィオーネ ...
アバルト 595 (ハッチバック) アバルト 595 (ハッチバック)
以前から気になっていたアバルト595。 欲しいグレードはコンペティツィオーネ。 しかし購 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation