
ALPINA B3、コーティングも終わったことですし、
慣らしの儀式です。
私は比較的、慣らし運転をきっちりやる派。
現代の車に必要なのだろうか?そんな疑問を感じつつ、毎回行なっています(笑)。
クルマの取説には慣らし運転について書いてない、もしくは書いてあっても数行です。
AMGでさえもページの片隅に書かれている程度です。
ALPINA車の場合はどうでしょうか?
ALPINA車はBMWの取説以外にALPINAの取説が付属しています。
その中の「重要安全情報」と題した項目があります。
そこになんと
2ページも慣らし運転について記述されています。
かなりの量の注意事項が書かれています(驚)。
その中でもっとも重要なのはエンジン回転数。
500キロまで3500rpm、その後1500キロまで4000rpmに抑えること。
しかし担当営業からは闊達なエンジンに育てるために
「出来たら2000キロまで2000rpmでお願いします。
2000、2000と覚えてください。」
と言われています(苦笑)。
ALPINAの取説、
もう一つ驚いたことがあります。
ページを開くと冒頭にALPINA社のボーフェンジーペンCEOが車造りのポリシーについて語っています。
省略すると意味が変わってくる可能性がありので、ワンセンテンス掲載します。
当社は最新技術、つまり経済的な燃料消費、際立った走行性能、卓越した操縦性と快適な乗り心地を同時に実現する車を熱意と対価によって獲得したいと思うごく少数の方々の為にアルピナ車を製造しております。
従って当社では、お客様が当社の高性能車をそれにふさわしい技術的感性、注意および責任感をもって操縦され、かつ路上の他車へも敬意を表されるという前提に立って車造りを進めております。
年間2000台も作らない規模的に小さなメーカーであるALPINA。
そんな会社が他車に気を配った節度ある行動を取るようにオーナーにお願いではなく要求しています。
お節介かもしれませんが、私は素晴らしい事だと思います。
ますます好きになりました。
さて近場を慣らしドライブ。
2000、2000と頭に浮かべ運転すると、2000rpm以下でもストレスなく結構大丈夫。
回し始めからトルクがモリモリなので他車から出遅れることなくスタート。
穏やかにアクセルワークすれば1500も回していればどんどんギアがあがります。
これには驚きました。
せっかくのM製S58エンジン。
2000、2000で頑張りたいと思います。
Posted at 2020/11/25 11:07:43 | |
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アルピナ B3 | 日記