
毎年この時期に発表されている
「インターナショナルエンジンオブザイヤー」。
今年も昨年同様、
BMWのエンジン4基が受賞しました!
この賞は国際的な審査委員団(今年は世界35カ国、76人の自動車ジャーナリスト)により、排気量別にとくに力強さや回転フィールなどに重点を置いて、審査が行われます。
今年のベスト8の受賞結果は下記の通りです。
BMWエンジンは下位ですが、半分の4基を占めました。
さすが「エンジン屋」だけのことはありますね。
1:フォードの999cc 3気筒ターボ「エコブースト」(401点)…フォーカス
2:VWの1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」(288点)…ポロなど
3:フェラーリの4.5リットルV8(224点)…458イタリア
4:GMの1.4リットル直4ターボ(212点)…シボレーボルト
5:
BMWの2.0リットル直4ターボ(199点)…1シリーズなど
6:
BMWとPSAの1.6リットル直4ターボ(162点)…MINIクーパーS、プジョー207など
7:
BMWの3.0リットル直6ターボ(160点)…3シリーズなど
8:
BMWの4.0リットルV8(128点)…M3
年末に米国の『ワーズオートワールド』誌が発表している、エンジンオスカーと称される「10ベストエンジン」。
直近のこのアワードでは、「N20(2Lの直4ターボ)」と「N55(3Lの直6ターボ)」が受賞しました。
そして今回のこのアワード、ここでもそのエンジン2基がベスト8に選ばれました。
もはや官能エンジンの定番といえますね!
一位二位と較べると・・・トリプル、ダブルスコアですが(汗)。。。
N54からスイッチされたN55B30エンジンが出始めた頃、日本のジャーナリストの方々からは高回転まで回した時の「回転フィール」、特に「サウンド」について、あまり良い評価は頂けませんでした。
N55B30エンジンは、先代のN54エンジンには無い「バルブトロニック」が付いています。
これは、吸気バルブのリフト量を無段階で制御する機構で、レスポンスと燃費は向上します。
しかし、どうしてもバルブ周りの慣性回転重量が重くなり、高回転では不利になります。
これが高回転時のあまり高くない評価に結びついているのではないか、と思っていました。
最近、やっと走行距離が1万キロを超え、レッドゾーンへの針の動きが変わりました。
納車時と比べ、明らかにスムーズ♪
アクセル開度に比例して、よどみなく鋭いレスポンスでレッドまで一気に回るようになりました♪
そしてその時の
高回転のエンジンサウンドというと・・・
まるでジキルとハイド(笑)。
低中回転に比較し、極端に吠え出します(驚&嬉)。
これがもう低音が車内に響き渡り、私的には大いに結構!嬉しい誤算です♪
ジャーナリストの評価は「下ろしたて」だったからではないでしょうか?!
大賞には、去年フィアットの2気筒エンジン「ツインエア」でしたが、今年はフォードの999cc 3気筒ターボ「エコブースト」。1Lに満たない3気筒でありえないパワーとレスポンス、と審査委員大絶賛のようです。一度、乗ってみたいな。
二位のVWの1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」は7年連続受賞。
以前、試乗した時その完成度にビックリしました。これこそ、さすがでございます。
Posted at 2012/06/15 10:37:13 | |
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