BMW、好調のようです。
2012年の世界販売台数、
ドイツのプレミアムブランド御三家でトップを勝ち取りました。
BMW:154万0085台前年比11.6%増
アウディ:145万5100台前年比11.7%増
メルセデスベンツ:132万0097台前年比4.7%増
この好調を維持するために
新型車を2013年は11車種、2014年は14車種を投入するそう。
磐石な計画ですね!
このニュースを聞いてもちろん、嬉しいです!
でも一方で寂しいというか不安というか自分からBMWが離れていくような・・・
ちょっと冷静に自分を見つめてみると複雑な気分になっている自分がいます。
BMWは私が学生の頃から憧れていたクルマで、自身で購入した外国車の最初のブランドです。
初めて乗ったBMW、その時の直6NAのあのフィーリング、忘れられません。
まるで電気モーターが回っているようなどこまでも回ってしまうような滑らかさ。
そこには回せば回すほど、ドラマチックな感触(振動・音・トルク特性)がありました。
当時はまだ可変バルブタイミング(VANOS)なんて付いていないので低速トルクが超薄かった。
でも、エンジンをかけ、そのエンジンと対話しながら走るのがすっごく楽しかった。
今後、自動車業界で生き残っていくためにはガソリンに依存しないクルマの開発が必須。
その実現にはこれまで抱えていない分野(化学など)に精通した技術者が新たに必要。
なのでスクラップ&ビルドの既存組織建て直しだけでは実現できません。
また、その費用は莫大で、規模が大きな会社ではないと自社開発は難しいと言われています。
その為、BMWはトヨタとアライアンスを組みました。
販売台数を増やすことは、その莫大な費用の捻出や今後、トヨタとの技術開示交渉を優位に進めるためにも有利です。
発表されたBMWの計画からはそんな姿が読み取れます。
数を稼ぐ、その方向に大きく舵をきったBMW。
まっとうな方向だし、ファンとして頑張ってもらいたいと思っています。
でもやっぱり自分の中ではちょっとした違和感が生まれつつあります。
うまく言えませんが・・・
玉数を追うと、どうしても大衆迎合(数の論理で判断)しなければならないと思います。
近年のBMWはちょっとそれが目に付き始めたのではないかと危惧しています。。。
自分の勝手な思い込みだけど・・・
BMWには「山椒は小粒でもぴりりと辛い」、そんなメーカーであってほしいなぁ。
Posted at 2013/03/22 12:16:48 | |
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BMW | 日記