
緊急事態宣言がやっと解除された東京。
飲食の制限解除も目の前です。
やれやれ、これでやっとおおでを振って他県にドライブに行けます。
約一年行っていない一泊ドライブ。
どのあたりに行こうか思案しながら
ネットで宿探し。
日光のあるお宿にちょうど空きが見つかり
ポチッと予約完了です。
当日はちょっと早起きして天気予報をチェック。
午前中曇りで午後は小雨、次の日は快晴との情報をゲット。
C63ではなく
ボクスターGTS4.0に火を入れます。
さて
向かった先は日光方面。
走りは天気に恵まれる次の日に期待。
今日は観光地めぐりをします。
まずは定番の
東照宮。
ここに来たのはいつだろう。
思い出せないくらい大昔です。
目の前の町営駐車場に止めて参詣開始です。
外国旅行者がいないので空いていると思ったら凄い数の修学旅行生。
復活したんですね、修学旅行。
みんなはしゃいで、嬉しそうです。
参詣しながら
定番モノを順番に見て回ります。
結構あるきました。
早歩きで境内を歩きましたが2時間弱かかりました。
さて、お昼にしましょう。
向かった先は
中禅寺湖畔にある手打ち蕎麦かつらに向かいます。
ここは蕎麦はもちろん、
蕎麦がきが評判のお店。
蕎麦がきは油で揚げて餡を絡ませています。
なるほどこれまでのイメージを一新する美味しさでした。
食後はその先の
中禅寺湖展望台に行きましょう。
ボクスターGTS4.0ではじめてのワインディング駆け上がり。
路面はウエットなので慎重に走りますが、絶品ですねこのクルマ。
スピードは出していませんが、カーブが超気持ちイイ。
小雨が降り始めてきました。
展望台は霧雨状態。
中禅寺湖はかすかに望める程度です。
宿の向かうにはちょっと早い。
時間長背に近くの
英国大使館別荘記念公園に向かいます。
ここの公園には英国大使館の別荘が保存され入れるようになっています。
隣接している
イタリア大使館別荘記念公園にも入りました。
時間調整がおわりました。
宿に向かいましょう。
今回泊まった宿は
星野リゾート界日光。
お楽しみは夕食の
特選湯葉会席です。
なかなか手の込んだ料理の数々。
牛肉と湯葉の豆乳ミルフィーユ鍋が美味しかった。
日本酒が美味しいのでちょっとだけ多めに頂きました。
明日は天気もいいし走るぞーと思いながら9時過ぎには熟睡です(笑)。
次回二日目に続きます。
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さて今回のポルシェでの話。
今回のドライブで
超低速時のゴリゴリ音を初経験しました。
いつ感じるのか、楽しみ?!にしていましたがやっと経験できました。
しかしあのゴリゴリは心臓によくありません。
ドキッとしてしまいます。。。
一般的な乗用車のほとんどのステアリング構造はアッカーマン・ステアリング・ジオメトリー。
ポルシェ車などスポーツカーやレーシングカーは
パラレル・ステアリング・ジオメトリーを採用しています。
アッカーマンは内輪の角度の方が、外輪よりも角度が切れる構造。
このおかげで超低速でハンドルを据え切りしても、内輪と外輪の角度が異なるのでスムーズに抵抗なく曲がれます。
しかしデメリットもあります。
カーブを曲がるときは、遠心力により外側のタイヤへの荷重が大きくなります。
逆に内側のタイヤへの荷重は小さくなり、タイヤの抵抗が軽くなり自然と曲がりやすくなります。
アッカーマンを採用するとこの遠心力の特性が感じにくくなります。
一方、パラレルは内輪と外輪の角度差がない構造。
そのため車が超低速走行時に大きな角度で旋回をしようとすると、左右のタイヤの通る回転半径が大きく異なってしまう為、フロントタイヤの切れ角が同じになります。
そのためブッシュが硬くなる冬など寒い時期に微速で大きくハンドルを切った時、タイヤが抵抗を感じてアスファルトの路面などを滑るゴリゴリ音が出る。
このことはポルシェ乗りとしては常識とのことです。
そのパラレルのメリットは一般的に下記のよう。
①遠心力の特性を活かしたスムーズな旋回
②走行中のハンドルの応答フィーリングの向上
③内側タイヤへの余計な負荷や熱を抑止
長年、超低速ゴリゴリ音を発生させてもこの機構を採用し続けているポルシェ。
快適性を損なうこの音より上記のメリットを重視している車両設計思想。
ポルシェたるゆえんですね。
Posted at 2021/10/24 16:22:49 | |
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