
アバルトの
純正ターボメータの中身を入れ替えました。
アバルトにはキノコのようなターボメーターが付いています。
アクセルとちょっと強めに踏むと敏感に動き出し、走る気持ちを盛り上げます。
しかし実はこの
純正メータ、あまり正確ではありません。
たとえば・・・前方が広くクリアになった時に全開走行。
メーターがぴょんと跳ね、一瞬、2.0近くを示します。
まったくもってあり得ない数値です。
このターボメーターは走っている気分盛り上げるためには有効です。
しかし正確な情報は入手できません。
入れ替えられたらなぁ~。
常々そう思っていました。
そんな頃、親しくさせて頂いている
みん友さんが入れ替えしたのと情報。
早速連絡し、詳細をお聞きし私も入れ替えしました。
購入したターボ計は定番、
日本精機製のRacerGaugeN2 TURBO2.0。
発光色は青と赤がありますが、クルマに合わせて
赤をゲットです。
紹介頂いた業者に予約して、取り付けに向かいます。
9時からの約束で8時40分ごろには現地到着。
お店の方にご挨拶後、すぐに作業を開始していただきました。
作業を開始してものの15分、目玉おやじの現行ターボメーターが外されました。
手慣れていますね!
外した現状のメーターのカバーを分解します。
分解したカバーの内側を新メーターに合わせながら不要な部分をカット。
カットにはペンシル型の精密ローターを使います。
一方、新メーターは加工した現行カバーに合わせて養生。
しっかりセンターリングするように合わせていきます。
加工済みカバーに新メーターを組み込み、通電テスト。
オープニング動作を確認し、本体に不具合ないことを確認します。
ここまでの工程で約1時間です。
その後、エンジンルーム側の作業に移ります。
ワイパー、カウル類など作業に邪魔な部品をすべて外します。
サージタンクから伸びているマフラーのバルブ開閉用吸気ホースに三又を取り付け、センサーに接続。
その後、車体の止めネジを変更してセンサー本体を車体に取り付けます。
車内作業に移る前にセンサーから伸びるハーネスを車内に通します。
エンジンルーム内の作業が終りました。
車内に移りメーターを取り付けます。
エンジンルームから伸ばしたハーネスをたどって作業開始。
通常、接続には表示照明を安定させるためにリレーを使うそう。
私の場合はオプションでナビを取り付けています。
そのため、そのイルミラインを使うのでリレーは使わないそう。
なるべく部品点数を少なくした方がいいそうです。
新メーター、取り付けが完了しました。
ここまで
かかった時間は2時間30分。
外した車内部品を取り付け、近所を一回りして動作確認して作業すべて完了です。
気持ちいいほど手際がいいし、
見ていて安心する丁寧さです。
会計を済ませ、丁重にお礼を言ってお店を後にしました。
帰路はちょっと立ち寄り先があったので遠回り。
首都高ではちょっとだけ踏み込んだりして遊びます。
オープニングの稲妻表示はきれいだし、気分アゲアゲ。
正確な数字なのでメーターの動きとアクセル・ワークやエンジン音と緻密に連動。
ターボの効きと表示が
瞬時にシンクロするのが気持ちイイ。
アイドリング時は
負圧も表示されます。
オイルの粘度管理など日常のクルマの健康診断にも寄与しそうです。
(オイルの粘度が下がるなどしてシリンダー内の密封度合が下がると負圧がプラスに振れます。)
作業開始時に新メータを組み込むと
どうしても隙間ができると言われました。
新メーターの長さが純正より若干長いらしい。
そのため、純正のメーターカバーの枠にハマらず隙間ができます。
こんな感じです。
ドライバー側から見えないし、なによりもしっかり取り付けられている。
これが純正!
って言い切れば、それらしく見えないこともない(笑)。
でもまぁ、ちょっとだけ養生してみよう♪
測定した型紙通りにカッティングシートを切り取ります。
貼り付け部分を脱脂してそのカッティングシートを貼り付けます。
なかなかいい感じに仕上がりました。
パッと見、純正風。
よくよく見ると・・・・
あっ、メーターの中身が変わっている!
モディーの嗜好性と一致します。
紹介いただき、ありがとうございました。
Posted at 2023/03/09 14:20:58 | |
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アバルト | 日記