2023年06月06日
ドブロ乗ってきました。あと、ちょこっとジュリア。
この前の土曜日ですが、ドブロに乗ってきました。
プジョー・シトロエンの仲間(以下、兄弟車といいます)とカングーが
ガチのライバルになるのは言うまでもありません。
カングーはガソリン車が390万円ぐらいからディーゼルの420万円ぐらい。
兄弟車は430万円ぐらいから。
ドブロは2列シートが400万円ぐらい、3列シートが430万円ぐらい。
ちょうど間ってとこですね。
ドブロの装備水準としては、兄弟車よりもカングーより。
あんまりいろいろ付いてないわねえ感はカングーに近いです。
我が家は旧型のかんぐうちゃんであり、新型カングーはガソリン車の
ちょい乗り経験しかありません。
なので、どうしても比較内容がいろいろずれますが、
新型カングーから買い替えよう、なんて人はいないでしょうから、
ウチにある古いクルマ(車種不問)と比べたらどうだろう、
それぐらいで読んでもらえると幸いです。
(旧型はかんぐうちゃん、新型はカングーと表記します)
さて、カングーとドブロ、まずは運転席から比べてみましょう。
かんぐうちゃんと比べてカングーでは、
オーバーヘッドコンソールが使いにくくなったと思います。
取付位置の関係で手の角度が悪く入れたものが取りにくい。
ドブロにもコンソールがありますが、カングーよりは使いやすそう。
しかし、あまり大きなものは入らないかな。
カングー、ドブロともにダッシュボード上にフタつきの物入れがあります。
カングーの仕様は忘れましたが、ドブロのものは前後に長く、
開けたままフタが止まらなかったと思うのでストッパーはなさそう。
それよりも、熱せられたフタが暑く、これは正直使いにくい。
位置的に中に入れるものを考えないといけないのは両車とも同じ。
着座位置は多分ドブロが数センチ低いようで、乗り込みやすさはドブロかな。
立ったまま横すべりでシートに座れます。
運転するときに配達感覚が味わえるのはかんぐうちゃん。
ドアの内側の形状がアームレストっぽくなっていたり、
国産車のようなちっこいアームレストがあったりするドブロは、
国産からの乗り換えでも違和感ないでしょう。
どうもカングーは伝統的に手で持ったりするところが少なめです。
後部座席はドブロの方が背もたれが小さい感じ。
もっとも、ヘッドレストをきっちり上げれば着座に関しては問題ありません。
しかし、自分のような背ばかり高くて足の長さとのバランスがいまいちな体格では
座面と床のバランスはカングーの方がいいかな。
小柄であればドブロもいい感じと思います。
カングーもドブロも、後席スライドドアの取っ手は突起タイプで、
つかむというよりは押し出すものです。
かんぐうちゃんはあからさまにつかみ形状ですが、
つかまなくてよくなったのは操作性が軽くなったからと考えるのが妥当です。
つかまなくても軽く閉められると言いたいのでしょう。
個人的にはつかみたいところです。
ドブロと兄弟車の特徴的なダイヤル式シフトですが、
前に思った駐車時の頻繁な操作に対しては慣れで何とかなりそうです。
思ったより違和感がない。
むしろ、きっちり止めてから操作することになるので安全性、機械の保護など
いいことの方が多いかもです。
しかし、やはりダイヤルの高さが低い。
RからPに回すとき、他のポジションのときと比べて、
若干感触が違うように感じました。もちろん、わざとそうしてるんだと思います。
ただこのとき、滑るんですよね。しっかりつまめないなあ。
別にこういうものはスタイリッシュにしてもらう必要はないのですが。
エアコンの吹き出し口があまり下に向かないのは両車とも同じです。
下に向けるよりは頭上の空間をとにかく冷やさないと、というところでしょうか。
ドブロには後席吹き出し口があります(兄弟車もそうでしょう)
カングーにもあったかな?かんぐうちゃんにはないので羨ましいな。
さて、走り出してみましょう。
ドブロ、ディーゼルのくせに静かです。言わなければ、もとい、そう言っても
気づかないかもしれないぐらい静かですね。
快適です。
7速DCTですが変速ショックもほとんどなし、ていうかわからんぞ。
アイドリングストップからの再始動も静かです。
セールスさんが言っていたとおり、アタマの揺すられ感がありません。
フラットライドです。そのくせ硬くない。いいなあ。
タイヤは205幅の16インチ、ミシュランのプライマシーだったか、
そこそこいいのを履いてますが、これがうるさく感じられるぐらい静かです。
タイヤは195でもいいかもですね。
かんぐうちゃんは4本の足がそれぞれ動いて何となくふらふらしますが、
そこをルノーマジックで押さえこんでいくという不思議な乗り味です。
カングーはそのふらふらがほとんどなかったと思いますが、
その向こうには、ああこいつはカングーだ、と感じる領域がちゃんとありました。
そういう点でいえば、ドブロはより乗用車っぽいです。
もうこうなればそこは好みの問題でしょう。
MTモードもありますし、パドルも付いているのですが、
変速ショックがまったくないことと、メリハリが感じられないため、
あえてMT操作する必要性がないように思えました。
かんぐうちゃんやカングーもそうですが、MTとして乗るよりも、
滑らかな自動変速で快適に流す方がいいように思います。
試さなかったのですがDモードでのシフトを受け付けるのであれば、
利用価値が高くなるのでパドルが付いている意味は大きいです。
なお、最近のクルマらしく、安全装置はいろいろ付いていると思います。
「クルマで行こう」風に言えば、よくできました。というところです。
当たり前ですが、公道上の試乗車です。
試しようがありませんので、試していませんよ。
そこそこの距離を走らせてもらえたので、よくわかったのですが、
ドブロ、結構いいですよ。ロングボディが選べるのも強みです。
兄弟車よりも装備水準が低いのは、若干安いですし道具感強めで好感度大です。
ぜひ、検分してみることをお勧めします。
おまけ
さて、ちょこっと変わったジュリアです。
ジュリアさんを買うときに、このモデルが入ってくるのを待とうかとも
思っていたので、気にはなっていました。
写真で見るには、「悪い目つき」ですが、実車はそんなに悪くありません。
これ、言わんかったらわからんやろ(詳しい人なら当然わかる)レベルかも。
基本的には同じヴェローチェですから、オメメとテールランプが違うだけ。
ただし、ウチのグレーだと、この新しいクリアブラックテールは
いかつくていいかもなあ。
メーターもトナーレ風に変更されましたが、従来の仕様もそんなに悪くないので、
このマイナーチェンジでは、こっちにしておいたらよかったーとは思わなくて
すみそうです。
それよりも、限定20台の赤いやつ、あれの色を見てみたいですね。
クアドリみたいな赤があったらそれを選んだかもしれないので。
もっとも、今のグレーに赤の内装もお気に入りなので、まあ、特に問題なし!!
ということにしておきましょう。
【6/8追記】
修正箇所がありました。
7速DCT → 8速AT ツインクラッチではなかったようです。
現状、ボディカラーが3色です。
ちょっと寂しいですねえ。せっかくですから赤系を望みます。
カングーは、どうせテコ入れでクルールだのペイサージュだのと
限定車投入をしてきます。
ルノーは心得たもので、標準モデルはそこそこに、
台数を絞った限定車投入が在庫も抱えず人気が出ることをよくご存じですので。
ドブロが同じようにする必要はないですが、白、グレー、紺の3色だけでは
ちょっと寂しいなあ。
それから、メーターが角度によってはちょっと見にくいことがありました。
反射というか映り込みというか、視認性は悪くないのですが、
なんかこう映っていたような。
ノングレアタイプのクリアパネルだといいですね。
イタ車はどうもそういう点はあまり気にしないようで。
【6/9さらに追加】
今日、ディーラーさんで時間待ちしていたところ、
フィアット乗りのお客さんがドブロに興味もたれてまして。
心の中で買え買えと念じてしまいました。
いやー、自分がいいなと思ったモノを誰かが買おうとしてるのって
なんか嬉しくないっすか?
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Posted at
2023/06/06 18:10:05
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