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2011年12月28日 イイね!

ECUのクロックアップ

ECUって、言ってみれば車両制御専用のコンピュータじゃないですか。

身近なコンピュータと言えばパソコン。

パソコンいぢるの好きな人の中には、CPUをクロックアップして性能向上させた経験のある人も多いハズ。

だったら、同じコンピュータと言えるECUだって、クロックアップできるんじゃないの?








・・・と思うわけです。



ECUをクロックアップして、何が楽しいの?と言えば。

センサー類の大半は電圧を検出しているので、そのあたりの違いはありません。

でも、極一部のセンサー類、エンジン回転信号や車速パルスといった、ON/OFFの繰り返しを数えるセンサーに関しては、クロックアップによる恩恵と影響が現れます。



例えば、アイドリング回転数が上がります。
1秒間待ってる間に信号が10回発生したら正常なアイドリングと認識するよう制御されてたなら、ECUを2倍速にすると0.5秒のうちに10回発生するよう制御してしまいますので、運転手から見た実際のアイドリング回転数は2倍になってしまいます。

一方、速度に関しては半分になります。
1秒間待ってる間に信号が10回発生したら100km/hを表示するよう作られていたとして、ECUを2倍速にすると0.5秒しか待たなくなりますので、信号は5回しか発生せず、速度表示は50km/hとなります。
もっとも、メーターが独立して速度を計測している車が大半なので、あくまでECU内部での話。
でも、もし2倍速にできればスピードリミッターも倍の360km/hになるので、リミッター知らずと言えますね。




もっとも、実際はそこまで簡単な話ではなく、レブリミットも倍になるしVTEC切替ポイントもATのシフト回転数も全て倍になってしまうので、いざ走り出すとグダグダになります。燃調も合わなくなりますしね。



誤差の範囲から外れない程度、10~20%アップくらいで調整できると面白いのかな~と。
10%アップならレブ+700rpmくらいだし、アイドリングも+100rpmくらいだし、VTECポイントも+200~400rpmくらいで収まりそうだし。






ちなみに、コレ全て妄想です。
走行中にECUが熱暴走や誤動作を起こすと、周囲を巻き込んでの大事故に繋がる恐れがありますので、少なくともクロック改造のECUで公道を走ってはいけません。
勿論、サーキットだから許されるかって言うと、リスクの大きさから奨められたもんじゃないですけどね。


デモカーやコンセプトカー、あるいはコース貸切で自分1人で走るタイムアタック用車両に割り切りで積むならアリかもしれない。
ECU書換である程度自由に仕様変更できる今時のチューニング環境からすれば、それほどのハイリスクを背負ってまで採用するモンじゃね~よな、って気がしますけど。
Posted at 2011/12/28 22:15:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | インテグラ | クルマ

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