ジムニーシエラ

我が家のファーストカーは、「パジェロミニ」。
1999年製である。
つまり、もう22歳になる。
現在、走行約15万km。
心臓、足腰ともにまったく健全である。
今年、立派な雄鹿に体当たりを喰らって左ドアが開かなくなったが、ディーラーで
ちょこっと修復してもらって解決。
問題点は、時々運転席ウインドウのSWが認知症気味なことくらい。
いざとなったら山へ捨ててきても惜しくないが、しっかり走るボロ車という理想を
叶えている車なのだが、免許証返還予定の80歳まであと11年を頑張らせるのは
ちょっと無理かも？


で、パジェロミニorジムニーの中古との入れ替えを検討してみたが、何だか中古車
相場に割高感が否めない。
ならばと新車も視野に入れるが、パジェロミニの新車は既にないのでジムニーだけ
が対象となる。
冷やかし半分でジムニーMT、ATの試乗をするが、そこにシエラのMTもあった。
軽四のことしか考えていなかったので、シエラのことはまったく念頭になかったが
ついでに乗ってみて考えが変わった。
コンパクトな軽４WDは、狭い林道でにはジャストサイズだが、長距離移動では
どうしてもいま一つ余裕がない。
パジェロミニの100km/ｈ、4500rpmというエンジン高回転も高速での疲労感を
助長する。
そこは、軽だから仕方のないことと諦めてきたが、1500ccにアップした今度の
シエラは軽四ボディーに普通車パワーというニーズをまずまずのバランスで満た
していた。
一緒に試乗した山神様も「絶対、ジムニーよりシエラがいいー！」と言う。
足回りとタイヤの違いからロールの少ないシエラのほうが助手席で快適だと感じた
ようだ。


難点は、発売以来ずっと続く相変わらずの長～い納期。
現時点で昨年９月の発注車両が、いまだに生産予定時期すら未定だという。
今後は、半導体不足も加わってさらに見通し難で１年以上は確実だろう。
しかし、パジェロミニもまだまだ健在だし、焦らずに待つことにして、即発注。


これが人生最後の車の購入だな、きっと。
完全ガソリン車はいつまで乗れるんだろう、１０年乗れるかな？
シエラが納車したら、役立たずの英国製問題児は売り飛ばそうか・・・？