3連休のお話。
北への道が閉ざされる前に!と、
ノープランで予約していた新潟へ(笑)
初日3日は快晴でしたが、ほぼ移動・・・
翌朝・・・全開の雨~前線が日本海にあり徐々に南下するとの事。
なのは、予報で知っていたので、早々に諦めた、佐渡ヶ島。
ならば!と、3年ぶりに見られるらしい白根山・湯釜へ~【証拠写真?w】
新潟を雨の中、出発。
前線を置き去りにして、志賀高原道路に差し掛かる頃には雨も小康状態。
『流石、俺!』と、意気揚々、長野側から高原道路を快調に上り始めます!
入り口、間もなく「凍結の恐れありチェーン携行」の文字も見えましたが、
『何を大袈裟な~』と軽視していたのですが、再び雨?と思い空から落ちてくるモノを見れば・・・
白くて軽いモノ・・・
『嘘でしょ!?』
峠の茶屋に着いた頃には・・・
見えますかね?黒い車体の前を舞う白い雪~(笑)
湯釜へ急ぎます!
で、湯釜の駐車場に到着!
外に出た瞬間に凍りつく流鏑馬(T_T)
慌ててトランクから山装備の中から撥水機能のあるアウターを引っ張り出して着込みます。
車の中の外気温計は、零度・・・
駐車場の風景は・・・
吹きつける風雪を傘で遮りながら、現時点で公開されている西側展望台へ!
息を切らして登った先の展望台から見える湯釜は、エメラルドグリーン?ターコイズブルー?
・・・えぇ、コチラを見て下さってくれてる方々には確信めいたものがありますよねw
『何も見えねぇ~』
冷え切った指で押したシャッター1枚。。。
外国からの観光者も多く訪れてらっしゃいまして、、、何だか申し訳ない気持ちにすら(-_-;)
諦めて群馬方面へ下り始めます!
途中の展望スペースでは空も見え始め、帰路も高原道路を使う予定でいましたので、リトライを胸にダウンヒルを楽しみます♪
で、次の訪問先について迷っていたのですが・・・迷うと言ってもソコは流鏑馬、行く先は勿論w
候補は、
廃道の先にある100名瀑・常布の滝、もしくは、
奇岩を割って落ちる名瀑・嫗仙の滝。
最後まで迷ったのですが、事前の雨により熊笹のスリッピー加減に嫌気が差しそうな常布の滝は諦め、3年半ぶりの再訪、嫗仙の滝へ。
3年半前は雪の中を突っ込んだので嫗仙の滝への山道の前に駐車場がある事すら知りませんでしたが、今回は歩く距離も短く、滝への道がスタート。
先客の車が2台、その内の1台はとても若い可愛らしいカップルで楽しそうに少し先に出発されてました。その様子を微笑ましく思っている自分に気付き、『歳を取ったなぁ~』と、ガッカリw
気を取り直して?(笑)、スタート♪
木々は色付きを通り越して、冬への準備を始めてます。
前回の雪の中の滑落上等!なソロ奇行と違い、木々を楽しみながら歩きます♪
と、しばらく歩いていると、先行していたカップルに追い付いてしまいます。すると・・・
男の子の方が何故か小声で、
『よくこういう所へ来られますか?』
と、何ともザックリな質問を。
流鏑馬も呼応して、そして質問の意図を探りながら、小声で、
「えぇ、ココ自体は2回目ですが。」
と、返答。
すると、男の子も女の子も揃って、やや遠くを指差しながら・・・
『何か生き物が・・・』
と、揃って小声で(笑)
流鏑馬も指の先に目をやると・・・
確かに何やら黒毛の生物が見えます。
足を忍ばせ、カップルに近付きながら、生物の側面が見える場所まで下ります。
で、確認!昔から目だけは自慢のオトコ、生物の種別の判明に取り掛かります。
そして、流鏑馬、可愛らしいカップルに結果を伝えます~
「アレは、おそらくカモシカでしょう!悠然としてますね♪」
すると、彼氏の方が、
『良かった~熊かと思って、引き返そうと思ってました~」
と、そして、彼女と揃って
『草食動物なら安心!急に元気が出て来ましたぁ~』
と、何とも可愛らしい言葉を発します(笑)
更には、『ご一緒しましょう!』的な事を仰って頂きましたが、邪魔しても悪いので、
「折角なので、僕はカモシカを撮って行きますので、先に行っておいて下さい。』
とお伝えして、森の主の撮影にw
全く動じる事なく、何やらモフモフと御食事中なご様子♪
盗撮みたいで気が引けますが、少し寄らして頂いて・・・
大きさからすると、まだ成体ではないのかもしれませんが、ナカナカの風格☆
嬉しいゲストに勢いが増し、滝へ☆
・・・カモシカからすれば、我々は招かれざる客でしょうけど。
ちょっとブレましたが、本題の滝へ。
大きく口を開けた赤い岩を割って落ちる奇怪な風貌が美しい滝なのです♪
少し、スローシャッターで流れを♪
眺めては撮り、撮っては眺め。
先程の可愛らしいカップルが去った後も、ノンビリと嫗仙の滝を堪能し、帰路へ。
このトコロ、山に入れてない流鏑馬、息を切らしながら山道を登り・・・先ほどのカモシカの居た場所に。
まだ居る!流石、、森の主!!!と、勝手に森の主を襲名しちゃったカモシカ君に元気を貰い、車へ。
到着後、車の横で靴を履きかえた直後に、叩き付ける様な雨に遭いましたが、森の神の御加護により、難を逃れました・・・とうとう、神にまで昇進w
滝を後にし、草津温泉街に戻る頃には空は晴れやかに!う~ん、神の御加護(笑)
湯釜リトライも見えてきた矢先、温泉街は大渋滞。
高原道路への逸る気持ちを抑えきれない流鏑馬の耳にウッスラと聞こえてくる温泉街の街頭放送。
『志賀高原道路は凍結の為、通行止めとなりましたぁ~』
・・・万事休す(T_T)
渋滞を嫌がり帰路も日本海側を走るべく、2日目の宿も福井・鯖江に取っていた流鏑馬。
ホテルまで400キロ、土地勘ゼロも『北へ行けばイイっしょw』ってな軽い感じで、嬬恋抜けで浅間山を眺めながら北上~長野で上信越道に乗っかり、後はハイウェイ☆スター【法定速度模範運転w】にて、鯖江に到着、チョー爆睡(笑)
翌朝、帰路につきますが、このまま帰るのも勿体無いので、メタセコイアを流して完全終了☆
雨中の先は、雪・・・
晴れの国在住のオトコには、頭の切り替えの出来ない程の天変地異で御座いましたw
3日間の走行軌跡がコチラです~
3日~
4日~
5日~