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2015年03月07日 イイね!

雪中探索 羽幌本坑 立坑櫓

雪中探索 羽幌本坑 立坑櫓
2/15(日)
ボンバーさんと羽幌にある炭鉱跡地へ探索に行ってきました(^ω^)










2/14 AM 02:54
当然私は既に就寝しておりましたが、メールの着信が。
『ったく、こんな夜中に誰だよ』と思い携帯を見ると、ボンバー大統領から・・・

私は普段から『メールの返信が遅い』もしくは『返信自体が無い』等と指摘されることが多く、
周囲からは最低の部類の人間だwという評価を得ているのですが・・・

たとえ真夜中でも大統領からのホットラインをシカトするわけにはいきませんw
目を覚まし、直立不動の姿勢で即返信します(^ω^)




2/15 AM 05:00 札幌を出発

羽幌に08:00着なので余裕を持って出たのですが、当日は道北方面悪天候。
吹き溜まりに車が突っ込み通行止になっている箇所等が多数有り、何度か迂回しながら北上します。




途中の雄冬にあるトンネル工事現場。
既存のトンネルに新たなトンネルを接続するという珍しい工事を施工中です。




留萌でボンバーさんと合流し羽幌へ向かいます。

私が前を走っていたのですが・・・
背後から感じる青いプレッシャーは軽四輪とは思えないモノがありましたねw




まぁイメージとしてはこんな感じですw




08:00 羽幌到着。

目的地の羽幌本坑跡地は冬季通行止区間なので、1.5km程雪道を歩く事になります。

結構な積雪量なのでスノーシューを履いて出発しますが・・・
歩きながら写真を撮っていたボンバーさんが
『このアングルいいな』 などと言いながら、雪に寝転んでの撮影等し始めるのでなかなか到着しませんw




という事で羽幌本坑到着。久しぶり~(^ω^)




雪を漕いで白い巨塔へ近付きます。
高さ40mの立坑櫓。
あの屋上まで行かないと任務完了しません。




内部。




相変わらずやばそうな階段だ・・・




どこがやばいかと言うと、赤丸の辺りですかね。
写真は危険箇所の一部ですが、まぁ1階~5階迄の全階段この様な状態です。

ピンボケの写真で分かりにくいですが、ここを昇りながらゆっくり撮ってる余裕は無いですw




2階~4階もいろいろ遺構があるのですが、以前にも載せているので省略しますw
これは4階~5階の階段。




ここも危険箇所です。




まぁウダウダ言ってても仕方ないので昇りましょう。




最上階全景。
この羽幌本坑の立坑櫓は、上部に巻上機が設置された
『ワインディングタワー型立坑櫓』という珍しい形式です。
国内にはここ羽幌と、福岡県にある志免炭鉱跡にしか現存していません。

志免のものは設計も古く、羽幌にあるものとは少し趣きが異なるのでいつか行ってみたいですね(^ω^)
ちょっと遠いですが・・w




窓ガラスが割れている箇所が多いので、最上階には雪が積もっていた。




いよいよ屋上へ向かう。




厳冬期の場合は出口が雪で塞がっており、
スコップでそれをぶち破りながら屋上へ出るという話をf45さんから聞いていたので・・・
一度やってみたかったのですw

今回はこの為に探索に来ました(^ω^)




何をしているのかよく分からない写真ですがw
1m以上積もった雪をスコップでかき分けながら屋上へ這い出ます。




屋上到着!




ちなみに、春(5月)に来るとこんな感じです。
全く景色が違いますね。




雪量が多くて下の遺構が全く見えないので、一部除雪してからの探索。




春(5月)




初冬(11月)




そして今回
厳冬期(2月)
あとは夏季に見に来るとコンプリートだな。
(夏は草木が多く虫もおり、探索は困難というか面倒なので・・・多分実現しないと思いますが)

ここでコーヒーで一服でも、とボンバーさんが道具を持ってきてくれていたのですが・・・
なんと!前回の探索に続き、また私がコップを忘れてしまい断念w




コーヒーも飲めず、天気も悪くなってきたので渋々階段を降り下へ戻りますw




タワー下部にある遺構達にもお邪魔します。




入浴心得。
この看板、見る度に思うのですが・・・
おそらく手書きですよね?
『一.』の文字が微妙に異なっていたり、片仮名(カミソリ)の辺りに文字の癖があるのでそう感じるのですが。
達筆ですね。

毛筆で、これだけの文字が書けるというのがすごいなと感じます。




浴場。
往時は賑わっていた場所なのだろうが・・・
鹿の糞だらけ。
今は彼らの休憩所になっているようだ。




場所を移動し選炭場跡へ。




今回は積雪量が多く、夏季には入れない箇所へも潜入出来た。
あの階段の先も興味深いが・・・
昇った瞬間に崩落しそうだな(^ω^)




ここはいつ来ても落ち着く場所だ。




良い雰囲気だった。




選炭場や事務所は機械類等を持ち出すために壁面が破壊され、大穴が開いている箇所が多いのですが・・・
この中途半端な壊し方は何なんだろう?




事務所の壁に開けられた穴から、ボンバーさんが何かをスナイプしていますw
『この愚民が!地獄へ墜ちろw』などという独り言がブツブツと聞こえた気がしますw




イメージとしてはこんな感じですw




羽幌本坑全景。
先程、タワーの上部から除雪した跡が見えましたw




この後はホッパへ移動。




壁面の湾曲具合も以前より酷くなっている気がする。




この木製窓枠もいつまでもつか・・・




『羽幌鉱業所』の羽の文字も風雪により千切れてしまった。。。
(小窓内は2009~10年頃に撮影)




そろそろ日も傾いてきたので帰ろう。

さようなら羽幌本坑。
雪が溶けたらまた来ます。




という事で 16:30 任務終了。
お疲れ様でした!




タワー屋上で飲めなかったコーヒーをボンバーさんが淹れてくれますw
御馳走様でした!うまかったです(^ω^)




あっという間に暗くなり、用具を片付けて撤収します。




帰り道、タヌキが車の前に出てきて蛇行しながら走る等の嫌がらせを受けてすっかりペースが落ちますw

この後は羽幌から留萌まで南下し、
晩飯を食べながら反省会・次回任務の打ち合わせ等に数時間を費やし、家に着いたのは真夜中でしたw

久しぶりの羽幌本坑でしたが、なかなか良い探索になりました。

ボンバーさんお疲れ様でした~
また次回よろしくお願いします(^ω^)



※ボンバーさんの関連記事

冬の嵐作戦(笑)
羽幌炭鉱 羽幌本坑 運搬立鉱 2015年2月①
羽幌炭鉱 羽幌本坑 運搬立鉱 2015年2月②
羽幌炭鉱 羽幌本坑 選炭場及びホッパー 2015年2月




※物件の情報に関するお問い合わせにはお答え出来ません。
探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
記事中の物件を探索し、事故・トラブル等生じても当方は一切の責任を負いません

プロフィール

「@もるさん♪ 完全にぶっ千切れてましたねwwフタのやろうに関してはぶっ飛んだみたいで行方不明ですw」
何シテル?   02/16 08:25
ギョピです。よろしくお願いします。 ジムニーのフォトギャラリーに炭鉱跡や廃隧道、廃橋、廃鉱山等の 産業遺産探索記事を載せています。 http:...

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