ちょっとちょっと、もう雪も積もっているってーのに何時の話だよ!
という部分に関しては軽く流してやって下さい(笑)
まとめるのが面倒で放置していたのですが、
コレを終わらせないと私も気分良く年も越せないのでw
夏の旅行記にしばしお付き合い下さい(´・ω・`)
という事で、
前回の続きからどうぞ~
8月3日
8:30起床
前回、八幡平市「道の駅にしね」にて車中泊。
外気30℃近い状態で非常に寝苦しかったです。
テントを使用せず舗装の上に直接寝ているライダーの方も居ましたw
隣の車中泊者の方(鹿児島より)が札幌ナンバーの私を見て話しかけて下さり、
焼肉とビールをご馳走になりながら談笑。
楽しい時間でした!御馳走様でした~
5日目走行開始時距離 32805km
ちなみに私の車中泊時のスタイルは、この様に完全に外界から遮断された状態での就寝ですw
走行開始!
八幡平市街を抜け、岩手・秋田県道23号線「八幡平アスピーテライン」へ進入。
今回の旅の本丸である、探索業務へ向かいますw
まだ上り始めですが、既に雲と同じくらいの高さ。
この路線、現在は一般県道ですが、90年代初めまでは有料道路だったらしいです。
景色も良く、ショートカット出来る経路なので有料でもおかしくはない道です。
豪雪地帯の為、至る所にシェードが設けられています。
北海道内では当丸峠にあるシェードが有名ですが、ここもなかなかの規模です。
目的地到着!
松尾鉱山跡地・緑が丘アパート群。
10年以上前から来たいと思っていた場所です。
なかなか機会がありませんでしたが・・・
近くで見るとすごい迫力。
まぁ当然、業務なので内部へお邪魔します。
ちょっとこの物件に関しては、言葉での説明は難しいな・・・
緑ヶ丘アパート群の探索記事をフォトに載せました。
↓物件に関する説明書きもこちらに記載しました。
宜しければご覧下さい。
緑ヶ丘アパート群①
緑ヶ丘アパート群②
緑ヶ丘アパート群③
緑ヶ丘アパート群④
緑ヶ丘アパート群⑤
緑ヶ丘アパート群⑥
緑ヶ丘アパート群⑦
松尾鉱山跡、素晴らしい物件でした。
色々と産業遺産を見てきましたが、今までで一番の大物でしたね・・・
見た瞬間の鳥肌のたち具合が他の物件とは全く違ったので。
ありがとうございました~
ちなみに、鉱山跡地のすぐ近くにバス停も設置されています。
私個人としては
「自分の車」で物件へ行き、産業遺産を探索する。
というスタイルが好きなのであまり関係のない話ですが・・・
公共交通機関での旅行中にも訪れる事が出来ます。
約5時間のミッションを完遂(^ω^)!
アパート達に別れを告げ、さらに高地へ向かう!
アパート群より200m程標高の高い位置から望遠レンズにて。
これ程の建築物が朽ち果てるがまま、山奥の県道から目に付かない場所にひっそりと残っているというのがすごい。
良い探索でした。またお邪魔させて下さい。
途中、コーナーを抜けるとすごいものが見えました。
「源太岩」と呼ばれている物らしいですが・・・
県道のすぐ際に大岩が。
見た感じ、大きな地震来たら転げ落ちそうな感じでしたね(笑)
松尾鉱山跡地は標高900m程でしたが、道路はずっと上りでグングンと高地へ向かっていきます。
この辺りはもう完全に高山植生ですね。
高度1600m近く。
ウチのジムニーの最高到達地点だ。
峠の頂上付近。
良い眺めだ~(^ω^)
この日は天気も良く、未踏の道を走るには最高の状態だった。
峠の下り途中にあった温泉で休みます。
後生掛温泉。
ひなびた感じの良い温泉で、つい長湯してしまった・・・
この後も予定があるのにw
峠を下り、県道23→国道341→国道282で鹿角市街へ。
もうすっかり夕方です・・・
地元の祭りがあったらしく、山車が出ていました。
18:30
目的地到着。。。
尾去沢鉱山跡地です。
ここは坑道内を見学できる施設等があり、一度見てみたかったのです。
しかし・・・
まじか・・・
既に一時間半前に閉館していますw
温泉でダラダラし過ぎたかな~・・・
と思っていると、帰宅の為に出てきた施設職員さんが声を掛けてくれました。
職員さん 「なに?札幌から来たのかい?」
私 「はい。しかし途中でダラダラし過ぎてこの時間になっちゃいました」
職員さん 「そうかー。もう施設は見られないけど、柵の中に入って少し見学ぐらいならいいよ。
あ、今パンフレット持ってきてあげるよ」
私 「いいんすか(^ω^)?なんかすみません・・・」
と言って中に案内して下さりました。
業務時間外にもかかわらず、ありがとうございました!
こういう事をされると・・・再度来たくなるな~!
気遣いと配慮。
私も仕事をしていく上で見習いたい。なかなか難しいが・・・
くっそー・・・この坑道に入りたかったな~・・・
鉱山跡地を産業遺産として保存し、
「
史跡 尾去沢鉱山」
として博物館形式で公開しています。
ちょっと他には無い類の遺構だ。
この朽ち具合。
近付いて見たいが・・・ここは管理されているので無理だな。
煙突にもかなり疲れが見える。
あっという間に夜の帳が下り、月が見えました。
ここは是非再度来よう。
尾去沢鉱山を出発した後は、夜間ひたすら走り続け、
鹿角→国道103→十和田湖→酷道102→三沢市街を抜けて道の駅みさわで車中泊。
写真は無いけど、途中十和田湖~十和田市街へ抜ける酷道102号がすごい道だった。
岩や大木で幅員が狭くなっている箇所多数(乗用も離合不可)、
アップダウンも激しく、おまけに十和田湖から流れてくる霧で視界50m位の状態。
明るいうちに走れば面白い道だろうけど、初めて走るには状況が悪かったですw
5日目終了時距離 33016km
5日目の走行軌跡。
5日目走行距離
33016-32805=211km
この日は本業の探索業務メインだったので、あまり距離は伸びなかった。
6日目(最終日)へ続く~・・・?
※物件の情報に関するお問い合わせにはお答え出来ません。
探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
記事中の物件を探索し、事故・トラブル等生じても当方は一切の責任を負いません。