シューパロダムの水位低下により、近辺の水没していた廃橋達が姿を現しているという事で、
2月11日(水)にお友達の
f-hikoさんと探索に行ってきました~
05:00
札幌市内某所へ集合し、2台体制で業務へ向かいますw
7:00
夕張市到着。
回転場の端っこに駐車し、探索用具等を準備しにかかります。
完全に業務中にしか見えませんw
まずは旭沢橋梁の調査から開始します。
私は周囲の撮影で既に満足感あったのですが・・・
f-hikoは「下も行けるんじゃないですかね?」
と言いながら、スノーシュー履いたまま崖を下り橋脚真下まで降りていきます。
すごい行動力ですww
旭沢橋梁下からの眺め。
初めて見ましたが、良い眺めでした。
水没により、かなり錆による劣化が進んでいます。
素手で橋脚に触ってみましたが、この通り。
比較的新しい錆です。
鋼製橋という事で、確実に水没による劣化は進んでいました。
こちらに写真を貼りましたので、宜しければご覧下さい。
↓
旭沢橋梁 水没前後の比較
続いて、白銀橋の探索へ向かいます。
上:2014年7月撮影
下:2015年2月撮影
昨年夏には水没していた白銀橋ですが、
現在は水位低下により完全に姿を現しています。
森の中を抜け、橋へ近付く。
周囲には湖面低下によりおかしな千切れ方をした樹木や、
動物の足跡を見る事が出来た。
久し振りの白銀橋。
ここまで近くに来るのは3年振りくらいです。
欄干などは氷の影響で多少破損していましたが、
橋自体は頑強でまだまだ持ちそうな感じがしました。
ここにも断続的に水位が下がった跡が見られる。
このでかい橋が丸々ダム湖に沈むと考えると・・・すごいな。
上:2012年2月撮影
下:2015年2月撮影
元々錆びている橋なので、水没による劣化具合などはよく判らなかった。
続いて三弦橋方面へ移動。
先月(1/22)に立ち寄った際には下弦部が水没していましたが、
今回は完全に姿を現してくれています(^ω^)
水没前と比べると、やはり表面の錆は進んでいますね・・・
橋梁上に残っていた枕木は水没によりほぼ流出してしまったが・・・
何とかしぶとく残っているものも数本発見出来た。
付近の第二号橋梁・・・
第三号橋梁・・・
第四号橋梁の様子も確認出来た。
ちなみに、今回探索した橋梁のうち
旭沢橋梁=三菱鉱業大夕張鉄道線の鉄道橋
白銀橋=道路橋
三弦橋(第一号橋梁)~第四号橋梁迄=下夕張森林鉄道・夕張岳線の鉄道橋
です。
ここはテストに出る箇所なので混同してはいけませんw
しっかりと区分して憶えましょう(^ω^)
水位低下により、大夕張ダムも姿を現しています。
当日の水位。
ダム管理事務所駐車場の端っこに停められた業務用車両2台。
全く違和感無く、完全に同化していますw
昼飯を食べ、少し休んだ後は北炭平和炭鉱跡の探索へ。
人道斜坑。
積雪により細かい探索は不可ですが、
この近辺には他にもいくつか坑口が残っています。
続いて平和炭鉱最大の遺構、原炭の投入施設へ移動。
すごい斜度の場所に残されています。
潜入しての探索は結構困難ですw
柱はこの通りコンクリートが剥離し、骨材が丸見えの状態です。
内部
木製の階段は歪んでおり、手摺りもグラグラなので危険ですw
階段を上がると坑口が。
よくこんな斜度の場所に開削したな、と感心させられます。
内部施設を探索し、横から脱出・斜面を滑り降りますw
遺構の横を流れる川には基礎の跡が星型に残されており、
川の向こうにはまだ細かい遺構もあるとの事ですが・・・
私は旭沢橋梁探索時に膝を氷にぶつけて打撲し、川を渡るのは無理だな~と思っていたのですが・・・
f-hikoさんは軽快な動作でピョンピョンと基礎へ飛び移り、川向こうへ行ってしまいました・・・
まじかw
相変わらずすごい行動力ですww
という事で、16:00
本日の任務完了!
なかなか実りのある探索でした~
今回判明した事は、f-hikoさんの身の軽さと行動力の高さですw
f-hikoさんお世話になりました~また宜しくお願いします(^ω^)
※ f-hikoさんの物件調査報告記事↓
夕張地区調査報告 #大夕張廃橋梁
※物件の情報に関するお問い合わせにはお答え出来ません。
探索には危険が伴う場合もあります。
必要な調査・装備を整えた上でご自身の責任のもと行なって下さい。
十分な注意を払い、無事家に帰着するまでが探索です。
記事中の物件を探索し、事故・トラブル等生じても当方は一切の責任を負いません。