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たーまえさんのブログ一覧

2019年10月31日 イイね!

ガンスミスになろう

ガンスミスになろうタイトルは少々大袈裟ですが、前回でミニカーが1台出来上がったので、次回作に着手するまでのコーヒーブレイクといったとこです。

いつもと違うものをつくってみようということで、

カレーライスと迷った結果今回のお題はマルシン製の組み立て式モデルガン

コルトガバメントM1911A1を制作します。
モデルガンなのでBB弾を発射する機能はありませんが、カートリッジに火薬を込めて火花、発火音、カートリッジの排莢装填、硝煙の香りが楽しめます。



タイトル画像はスライドとフレーム、マガジンで、こちらは内部の金属パーツです。
総量は多くないので普通に組み立てればほんの数時間で完成してしまいます。

それではブログ書くほどには至らんので、ブルーイングという加工に挑戦していきます。



ブルーイングとは??


鉄等の金属パーツを赤さびで腐食するのを防ぐために特殊な薬品にて意図的に黒さびを与える表面処理だそうです。


塗装ではなく、「染め」なんだとさ。


黒々としたボディに青みをおびた艶を期待(*'ω'*)





メインフレーム。組み立てキットのモデルガンはバリやパーティングライン等の処理は一切されていないのでカッターやペーパーやすりが必須です。



スライド。金型から取り出したまんまなので、下のラインにバリがありますね。




ブルーイングは最終的に薬品を塗り込んでいくため、油分は厳禁。洗剤と歯ブラシで入念に脱脂をしておきます。

洗浄脱脂後は、素手はもってのほか。軍手を装備!!


そういえば、モデルガンはフレームとスライドは樹脂でできています。金属じゃないじゃん!!ブルーイングできるん??


と思うでしょうが、こちらの銃はヘビーウエイト樹脂でできていて、ABS樹脂よりも比重を高くするため、樹脂の中に亜鉛などの金属粉が混入されているんです。

これからペーパーにて研磨して金属成分を表面に露出させてあげます。




ただ研磨するだけではなく、バリ取りはもちろん、ヒケ(樹脂の痩せによる凹み)、エッジ(角)、曲面、平面を整えてあげます。

プロのブルーイングはこの研磨作業の仕上がりが凄いです。

平面を均等に磨くため、ペーパーには当て木を使ってます。サイドにペーパーを当ててみると、このように凸凹が存在してるんですね。

曲面を先に処理してから平面を整えるのがエッジをキレイに保つコツだそうです。

この面をキレイに仕上げるのがとても大変で、もしカレー作ってたらじゃがいもの面取りすらままならなかったでしょう



スライド上面の丸みとサイドの平面の境にラインが(研磨前より)キレイに出ました。



刻印もシャープになりましたね。結構磨きましたが意外と刻印を削り取ることはありませんでした。



800番で研磨後、表面をドライバーの柄等でグリグリします。表面を潰して均すことで艶が出てきました。



で、こちらがブルー液。定番といわれるバーチウッドのアルミニウムブラック。
こちらは手につくとよろしくないのでゴム手を装着して染めていきます。

研磨面が酸化するとブルー液の反応が悪くなるため、研磨後はそのまま間伐入れずに染めに入ります。



染めにはいると画像を撮っている暇はありません笑
原液では濃すぎるので少々薄めてコットンで塗り込み。塗った瞬間から反応が始まり、茶色くなりました。

コットンには煤が付着して汚れるのでマメに取り換え、液が弾くようになったら真鍮ブラシで磨き、再び塗り込んでいきます。



光沢と金属感がでてきました(*'ω'*)



煤も発生しなくなり液を弾くようになったため最終的には原液を少々使いましたが、弾くのでぼちぼち反応終了でしょうか。

びっくりするほどシルバーやん笑
光の当て方によって青みはでてますが、写真ではわからないです。

これはこれでイイんだけどw

午後3時ころから始めてぶっ通しで夜中の3時までかかり、仕事のため本日の作業は終了。




その後はフレームの研磨作業。



染めました。やっぱシルバーやーん笑



その後表面の保護のためにシリコンオイル塗ったらなぜかしらんが黒くなりました(*_*;

スライドも塗ったら激変。いっそ塗らんでシルバーにしとけばよかったナ。


板バネ。三又になっていてトリガー、トリガーセイフティ、シアーにテンションをかけてます。


メインスプリングとハウジング。ハンマー(撃鉄)にテンションをかけてます。指では縮められません。



グリップ後部にうまいこと収められてます。

ハンマーからメインスプリングへはハンマーロッドを介しています。ホント無駄のない構造ですね。



キャロムショット製のウッドグリップ(右)。さすがに付属の樹脂グリップはしょぼすぎる。

お値段高いですが某リサイクルショップにて激安で購入できました(*^_^*)
軍用モデルにメダル付のグリップはイマイチですが、質感はアップ。






↓↓とりあえず組み上げて完成







こんな感じになりました。ペーパーは粗目の800番までなので艶感は少々劣りますが、直線的に擦ったのでペーパー傷がヘアラインっぽくて気に入ってます。

染めた直後のシルバーからシリコンオイルここまで変わってしまいましたw

洗っても変化がないからこの色で落ち着いたようです。
ですがブルーイングならでは青い艶がありますね!!



染める前との比較。鈍い鼠色ですね。



フレーム先端のラインが曲がってしまったのが失敗。完全に集中力切らしてたナ。



角度を変えてみました。光の当たり方でこのように色合いがガラッと変わりシルバーだった面影がありますね。シリコンオイルの油膜でくすんでオールドな雰囲気を感じます(*'ω'*)

ある意味、世界に2つと無い唯一無二な仕上がり笑



このアングル、黒、銀、青の3色が混在していてとてもカッコイイです。樹脂なので持てば軽いですが、見た目はほぼ金属です。リアルウッドのグリップもあってオモチャ感はありません(*^_^*)



さて、組み立てましたが、ストレートに組み上げるだけでは発火、排莢がうまくできることは稀なようです。完全動作させるためには随所に調整が必要なようです。もったいないからやりたくないけど、火薬買っちゃったし、時々、遊んでみようかと思います。

その辺はブログネタにするかは考え中です。とりあえずモデルガン制作編でした。



シリコンオイル塗って素手では気軽に触りにくいし、いっそガシガシ遊べる銃がもいっちょ欲しくなりますナ



長くなりましたが、

ではではノシ
Posted at 2019/11/01 20:14:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | エアガン・モデルガン | 日記
2019年10月02日 イイね!

みにブレマス制作記 最終回

みにブレマス制作記 最終回ちゃんりゅー先生のみにブレマス制作記、その4として完成は別記事にしようかと思いましたが、ブログ書く気力があるうちにということでまとめます。

タイトル画像はアオシマ製のRX-7の純正ホイールです。1/24スケールで17インチに相当します。

ラジコンスケールではこのサイズが違和感なく収められる限界サイズだと思います。その中で一番デザインが近く感じたので採用しました。



メッキの上から直接エナメル塗料のブラックをエアブラシで吹き付けました。



塗料が乾燥したら綿棒にエナメルシンナーを含ませホイールの縁の塗料をふき取り、リムのみメッキを残しました。



シャシに取り付けてみました。タイヤはアオシマ製の極タイヤをホイールサイズに合わせて幅を詰めて装着しています。

リヤシャフトはラジコンのそのままでは短いため、手持ちの在庫の中から長いシャフトを調達してきて長さを調整して取り付けました。

ギヤも移植しているのでたぶんモーターで駆動できると思います(*'ω'*)

バラして分かったのですが、フロントタイヤとリヤタイヤで軸の太さが違うようです。なのでフロントは軸穴の拡大工事をしたのですが、若干回転が渋めです。やりすぎて軸がガタガタになってしまうよりはマシですが。



お次はグリル編。2種類の厚さのプラバンで枠を作りました。
マスターグリルの網はちょうどいい素材が見つけられずで再現できんので手持ちからエッチングのメッシュでご勘弁m(_ _)m



塗装しました。ちなみにエンブレムは透明プラバンを円形に切り出し、ハセガワのミラーフィニッシュで縁とbの字を表現しました。

裏からbの字の石をクリアオレンジ、周りを黒で塗り分けたら完成です。



さて問題のヘッドライト。前期を後期にどうにか改造します。
キッチンハイターに漬けてメッキをはがしました。成型色が透明なのでプロジェクター周辺をカットしたのが分かりにくいですね。



プラ棒からこんなものを切り出しました。



ポジのつもりです。プロジェクターはテールランプの制作に使ったコトブキヤの丸ノズルセットから。



カッコはいいけれど、レンズがきちんと収まるサイズにしたために目が小さく目力がどうしてもオリジナルに及びません><

実車の後期ライトは下部にポジが移動したのでロービームのプロジェクターの取り付け位置が高くなった分レンズは膨らんでますからね。



塗装しました。下地にブラックを吹いてからクレオスのメッキシルバーNEXTで上塗り。メッキシルバーはかなり塗装が難しくおらの技術では本来のメッキ感にはたどり着けません(ノД`)・゜・。

ポジは塗らずで存在感を残しましたが、ちょっとワザとらしくなったかな・・・



ボディにマスキングをして屋根のモールやリヤスポイラーをセミグロスブラックで塗り分けました。

マスキングをする前にボディの本塗装(ホワイト、パール、クリア)を済ませています。うまいこと塗ったボディを見せませんw

特に意味はないけど!



マフラーです。タイコはプラ棒で、テールパイプは手で曲げられるタイプのプラ棒で作りました。これにミラーフィニッシュを貼りこみます。

トムスからブリッツに変更になったことで制作側としてはちょっと楽になりました。



カッターはアルミパイプで作りましたが、太すぎた><
これはまた作り直したいな(*_*;





なんやかんや今まで作ったパーツを取り付けて完成となります↓↓








制作中では触れませんでしたがフォグカバーも後期化してます。
ドアのガーニッシュもミラーフィニッシュを貼って後期感だしました。
サイドステップのボリュームをエアロに合わせて増したのでバランスよく仕上がったかな(*^_^*)

車高はシャシとボディを合体させるビスを取り付けるダボの長さを切り詰めて調整しています。フロントのバネ付きのサスペンションの機能は殺さず生かしているのでボディを上から指で押すと可動しますよ(*'ω'*)



制作時間の大半を占めるモデリスタのフロントスポイラー。塗装によってエッジが甘くなってしまいましたが、オフ会時にいろいろ観察して面とラインのつながりを意識して制作したつもりです。





リヤビュー。リヤフォグも表現。バンパーガードはアルミテープ。





C-ONE羽とドルフィンアンテナ。アンテナはエポキシパテで作った団子から成型しました(*'ω'*)

スケール的に若干大きめになってしまいましたがこれでも米粒並みの大きさなので限界です(*_*;



ラジコンにしかない魅力はやはりフロントタイヤがステアできることですね!




と、こんな感じでしたm(_ _)m


部品点数こそ少ないけれど、スケールが小さい分造型が複雑なエアロの制作が特に大変でした。

何とかオフでお会いするタイミングに間に合わせられて良かったです。
マフラーはもちろん、ナンバーも部品が調達でき次第つくりますので、よろしくお願いしますm(_ _)m





ではまたしばらくプラモをサボった後、次回作の準備といきます。


ではではノシ


Posted at 2019/10/02 21:03:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | プラモ | 日記

プロフィール

「東北モビリティショー!? 後編 http://cvw.jp/b/2023512/47407572/
何シテル?   12/15 20:08
たーまえさんです 不器用ですが少しずついじっていけたらいいなと思います よろしくお願いします(・ω・´)

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