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トプ・ガバチョのブログ一覧

2016年05月27日 イイね!

余計なことしてアセっていた@大鍋越&長九郎林道

余計なことしてアセっていた@大鍋越&長九郎林道 24日(火)に初めて伊豆・天城の万二郎岳と伊豆最高峰の万三郎岳に登ってきましたが、ここだけなら半日コースなので、一旦車で移動して若かりし頃さんざん林道ツーリングでお世話になった大鍋越から長九郎林道に入り、長九郎山までオマケで登ってやろうと思いました。 しかし、当日は朝6時半に家を出たのに、横浜市内で渋滞にあって、天城高原駐車場には10時過ぎに到着し、半からの登山になってしまいました。コースを一周して車に戻ったのは3時半でしたから、これなら長九郎山まで行けるかなと思い、車を走らせて国士峠経由で国道414号に出ることにしました。
 天城高原駐車場は、そこから直接南に行けない行き止まりのところなので、一旦北上してから少し西に進み、国士峠を南西に進みつつ国道414号に合流します。何か天城から河津までは漠然と近いイメージでしたが、今回拠点にしていた天城高原は天城トンネルとはかなり離れていて、相当時間が掛かりました。
 
 河津ループ橋に至ったのはもう4時40分頃で、1時間ちょっと掛かっています。ここを過ぎると間もなく鋭角に右に曲がる分岐があり、そこの川沿いの狭い県道が先で林道になり、松崎町の池代まで続く「大鍋越」と言う峠道になります。

 大鍋林道までは思いの他距離があって、林道手前でもう5時になり、林道でも大きな落石があるたびに車を降りて岩をどけていたので、長九郎林道を北上して登山道に入るのは微妙な時間になっていました。それにしても、この大鍋越は80年代半ばから90年代にかけて林道ツーリングで何度も使った道でしたが、当時と変わらず今も抜けられるのは嬉しい限りです。昔は8.5kmほどのダート区間でしたが、今は途中のワサビ田がいくつかあるところまではコンクリの簡易舗装が施されていまして、ダートはおよそ5km程度でしょうか。砂利質は結構角のある石が多いために、パンクには気を付けないといけないでしょうが、ほとんど閉鎖されている伊豆の林道の中では天城旧道と並んで大変貴重なルートですね。

 池代の集落に抜けて長九郎林道に入ったのは5時40分。舗装された登り道を進んで行くと簡易ゲートが初めから開いていて、そのまま進んで登山道入口らしきところに到着したのはもう6時過ぎで、ここからガイドブックでは山頂まで30分となっていて、何とか明るいうちに登れると踏んで、すぐに登山靴には着替えて入ってみると、10分もしたら林道にまだ出てしまいました。「?」と思い、そのまま林道を歩くと、しばらくして本当の登山道入口が出てきました。つまり車を止めたのは一つ手前の登山ルートの入口だった訳です。
 結果としてもう頂上まではとても無理な時間になったので、この山の登山は後日に回すことにして、また歩道を下ってお風呂場スリッパ号に戻ります。山登りができなくなっても、せっかく懐かしの長九郎林道を走れたのだから、この林道をできるだけ奥まで走ってみようと思いました。

 日はほどなく完全に沈んで真っ暗になりました。長九郎林道は駐車したところの先で二又に別れ、直進すると諸坪峠まで北上し、そこから左が白川林道、右が荻ノ入林道になり河津方面に出ますが、両方とも厳重な柵が設けられていると聞きました。それに対し、二又を右に折れるとカンス林道になり、西に長く続きます。どの道も昔何度か走っていますので、何かとても懐かしい気分になりました。ただし、カンス林道は新砂利を撒いてならしている箇所が多々あって、その砂利のところには盛られて小さなジャンピングスポットのようになったところがあり、イプシロンでは下をこする恐れがあるので、1速でゆっくり発進するように越えますが、それでも3回「ジャリッ!」と下を擦りました。ただ、大鍋林道のような大き目の石がころがってはいないので、一々降りてどかすようなことはなかったです。

 カンス林道はカーナビにも記載されていない上、昔走った道でもさすがに20年以上前になりますから、どこに出られるのか覚えていませんでしたが、進んでいくにつれ、大鍋越に近付いてきました。分岐から10kmほど走ったところでご覧のように屈強な柵で大鍋林道には出られず、Uターンを余儀なくされました。しばらく坂をバックで登っていたら、キンキンと警告音が鳴り、メーターパネルに「Clutch Over!」とエラー内容が表示され、つながりがぎこちなくてガクガクっと滑っていました。ミッションはCVTのオートマなんですが、ただ、これは去年に坂道の渋滞でじわじわ1速に入れて進んで止まり、また繋げて止まりを繰り返していたら、同じ警告が出たことがあり、どうやたクラッチ板に熱を帯びると表われる警告のようで、普通に使う限り再発はしないものです。
 真っ暗な砂利道の坂でUターンできるところまでバックしつつ登坂して、何とか向きを変えて林道を戻っていると、今度はなぜかオイルの赤い警告ランプが点き始めました。何しろ誰もいない山奥の林道の、相当距離を走ったところなので、そこではどうにもならないために、とにかくゆっくり走りつつ、集落まで下りてみようと思いましたが、その後あろうことか「Gearbox Fail」と文字が出て、1速からシフトしなくなりました(」;゜д ゜)」 ギアは前述の通りCVTと言うタイプのクラッチレスのオートマですが、マニュアルにしても結局は電動でシフトするのでダメ。警告がニュートラルにシフトするように促すので、そのようにしてみると、ギアをNにしてすぐに解除すると、やはり1速だけにはなります。そのままどうにもならず、とにかく下の集落の方まで行かないといけないので、ゆっくり止まらないように走っていましたら、走りながら一旦ニュートラルに入れつつ、それを解除してギアを手動ですぐにアップすると、それなりの回転になっている場合に、それに応じたギアに入ることが分かりました。シフトダウンはなぜか自動で行なわれます。オイルの警告ランプは付いたままですから、ひょっとしたらミッションのオイルの警告なのかと思い、とにかく一番近い、そこそこの人口の町は下田になるので、そこで開いているGSを探すべく、不安な中林道を下り切ります。
 池代から道幅の広い下田方面の県道に出て、そこからずっと前述の手を使って3速に入れて走っていました。その信号のない県道の下り坂をエンジン回転を上げずに走っていたら、気温も下がっていたせいか水温が90℃より大分低くなってきたことに気付きました。すると、不思議なことにオイルの警告ランプが消えまして、その後少ししたらミッションが自動で変化するようになって来ました。しかし、変速時に黄色い警告ランプが点いてシフトチェンジのエラー表示は出てしまいます。また、信号で止まっていると、1速のままでは警告音がキンキン鳴り、「ニュートラルに入れろ」と表示されます。音が出る以外は、そのままでも問題なくギアチェンジしてくれるようになってますし、オイルの警告もなくなりましたので、このまま帰ることができるとひとまずほっと一安心しました。
 その後箱根越えをして西湘BPのPAで止まってトイレ休憩のために一度エンジンを切りました。再始動の際に「ひょっとしたらエンジンを掛けるとエラー表示が消えて元に戻ったりして」と、淡い期待を抱きましたが、その予想は大当たりで、一度エンジンを切ったことでリセットされて完全に元に戻ってくれたようです! これで問題なく帰宅できましたが、この車では過酷な林道は走ってはいけないと言うことがつくづく良く分かりました。この時は多分木の枝か何かが悪さして、下に入り
込んで自動で動かされる電動のシフトリンケージに引っ掛かってシフトチェンジができなくなっていたように思っていました。
 結局帰宅できたのは夜11時半。滅茶苦茶濃い、いや、濃過ぎてドロドロになったような1日になりました(;´д`)。それにしても、余計なことをして真っ暗な1000m級の山の中の林道の奥で、ひとりいつ止まるとも知れない車を運転するのはかなり不安でした。ストラトスで思いっきり尻を流してコーナーを抜けるより、いつ止まって真っ暗な山奥の林道で一人取り残されるとも知れない状態の中、時速10kmで走る方が、ある意味スリルがありましたね(笑。

※   下田のバイク仲間の話では、この時長九郎林道の奥の白川林道側で遭難があって、丁度この時間に捜索のために長九郎林道のゲートを開けていたんだそうで、普段はやはり施錠して通行できないそうです。仮に他の日に解錠されていて入っても、林道の作業者が下山する際に施錠されてしまい、閉じ込められるそうです。 
 また、翌日に自動車工場の知り合いの整備士さんに、この時の状況を話して原因と思われものを伺うと、まずオイルの入れ過ぎかオイルがCVTのミッションに合っていないかでの、内部での泡立ちによるエラーではないかとのことでした。オイルは多分正規品なのでしょうが、林道で落石や盛り砂利を慎重に越えて、ゆっくり1速・2速で延々と走っていたために、ファンで冷されるクーラントに対し、オイルが高温になって泡立って警告が出て、それが元でコンピューターがミッション側に何らかの信号を伝達してギアチェンジさせないようにしているのだとか。CVTではオイルの種類が異なったり、量が規定より多いとそうなる場合があって、そのオイルの異常を読み取ったコンピューターがそれ以上シフトチェンジさせないようにリンケージをストップさせるらしいです。
 林道から出て県道を3速40km/hで巡航していたら、外気温が20℃以下に下がっていたせいか、水温計が真ん中より下に針が指すようになっているなと気が付くと、ほどなくオイ
ルの警告ランプが消えて、ミッションが自動で変速するように戻りましたから、林道で上がった油温が冷されて、泡立って油圧が下がったのも解消し、結果としてミッションへの変速を停止する指令も解除されたようです。なるほど、自然治癒した理由が分かりました(^∇^)。
 でも、そうした症状はコンピューターで過去の症状として記憶されるそうで、時間がある時に念のためミッションオイルを正規のものと交換し、コンピューターをリセットしておく方が良いみたいです。
Posted at 2016/05/27 17:51:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | イプシロン | クルマ
2016年05月10日 イイね!

久しぶりに並べていた@若洲公園の有明会

久しぶりに並べていた@若洲公園の有明会 毎月第2日曜日は若洲公園P奥で旧車ミーティングの有明会が開かれるので、何もなければ大体参加していましたが、2月は登山に出かけたり、3・4月は雨にヤラれたりで、1月以来しばらく行ってませんでした。第3日曜の大黒も最近は行ってませんが、今年は集合&展示系のミーティングは有明会だけにして、積極的に体を動かす方向で休みを楽しむつもりです。
 そんな訳で、8日は久しぶりに若洲に行ってきましたが、首都高速が横浜からだと昔のように1300円になっちゃってちょっと残念ですね。首都高はそのままに、高過ぎた圏央道や横横だけ値下げして欲しかったところです(^∇^)b

 若洲公園には朝7時半ちょっとに到着。いつもは10時なんですが、この日にネコ・パブから出版されている『HUNT』と言う狩猟・アウトドア系のムック本がありまして、その取材があるから早く来るように伝えられていたんです。この日は別に代官山でモーニングクルーズがありましたが、今回のくくりは「79年までのオープンカー」だそうで、ウチの成層圏くんは全く関係ないので問題なし。有明会の常連さん達は結構英車のオープンが多いので、そちらに参加してから若洲に移動された方も多いようです。
 画像はネコ・パブのカメラマンのJ奥村さんらから取材を受けるスピットさん。狩猟関係の雑誌が何で旧車なのかは良く分かりませんが、今月末に発売される号ではビンテージカーとクラシックカメラの特集だそうで、その両方を楽しんでいる方に声を掛けてのものだとのことです。自分も拙いながら、長らく「TOPCON CLUB」「Fotocamere Italiane」と言うHPを運営しておりまして、今はなき『クラシックカメラ専科』等にも執筆させて頂いたことがあるように、その辺は車以上に好きな趣味なんです。で、その『HUNT』がどんな方向性で特集を組むのか、皆目見当が付かないので(そりゃ狩猟の雑誌にクラシックカーとクラシックカメラですから、サッパリ分かりません^^)、色々あるけれどどんなカメラを持って行くべきかを尋ねると、イタリアンカーだからイタリアンカメラでとなって、いくつかを持って現地に早く着いて皆が集まる前に取材を済ませた訳です。

 こちらはツアイスを使い続けてきた1501センセー。やはり取材中です。いつものサビサビスピットファイアーはオルタネーターのプーリーが取れてしまって修理中で、珍しくミジェットでやってきていました。
 他に117クーペの方がニコンのレンジファインダーで、ミニの方がライカで、MG-TCの方がライカで取材を受けていらっしゃいました。車好きは結構メカニカルなものが好きな人が多く、まだまだ古カメや時計等に心ときめかせているんですよねぇ~(^∇^)v

 時間とともにいつものメンバーやモーニングクルーズから移動してきた方達で、結構盛り上がりました。今回はミニやヨタハチの皆さんが少なめでしたが、その他の英車が多くて40台以上の旧車が集まりました。

 天気はご覧のような快晴。しかし、風はそこそこ吹いていて、気温は25℃くらいですから紫外線が強いこと以外はとても快適でした。

 オープンモデルのトライアンフな皆さんは今が一番気持ち良さそうですね。MG-Aやビッグヒーレーもまた然り。自分も死ぬまでに一度はオープンカーを所有して4月末から5月にかけての新緑の峠道を流して走りたいですね。

 このところシブいアメ車の方達もいらして下さいます。奥の旧トランザムは、昔は大柄に思えましたが、今見ると結構コンパクトです。逆に、今の車がデカくなり過ぎだと思えますね。

 我が成層圏くんはSさんの2000GTとツーショット。両方真っ白2座席クーペ車ですが、並べると同じ白でも随分色合いが異なりますよね。考えてみると軟らかい曲線的な流線型で、直六DOHCエンジンをフロントに置く2000GTに対し、微妙に曲面が多いものの、直線的なウェッジシェイプなデザインで、V6DOHCエンジンをミッドに置くストラトスですから、ヘッドランプがリトラクタブルな点以外はことごとく異なるのが面白いです。リアのデザインも全く異なりますが、コンパクトな点は共通ですね。
 来月は気温が微妙ですが、7~9月は夏眠に入りますから、有明会に顔を出してもお風呂場スリッパ号での出席になりますね。快適な季節はあっという間に去って行く…。
Posted at 2016/05/10 16:04:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | OFF会・ミーティング | クルマ
2016年05月09日 イイね!

走れぬ道を歩いていた@表丹沢林道歩き

走れぬ道を歩いていた@表丹沢林道歩き

 GW初日(4/29)は、長いことエンジンを掛けていなかった成層圏号を走らせつつ、ちょっと丹沢の閉鎖林道歩きを絡めて宮ヶ瀬からヤビツ峠を回ってきました。朝早くはGW初日でメチャ混みするでしょうから、ゆっくりと10時半に出発。保土ヶ谷BPは予想通りスイスイはしれたものの、国道246号はずっと渋滞でした。元々水温が上がりやすい車で、なおかつ渋滞しているとは言え、外気が20℃程度なのに水温計が100℃くらいまで上がってなかなか落ちないのはどうも変でしたが、帰り道でフロントカウルを上げてみると、片側のラジエーターファンが回っていませんでした。 

 宮ヶ瀬に到着したのはもうお昼過ぎ。とりあえず知り合いの車仲間がいないかなと思いましたが、誰もおらず、さっさと表丹沢林道に行こうと思ったら、いつもは黄色のディーノに乗ってると言う方と「軽ターハム」にお乗りの方に声を掛けられてここで長居しちゃいました(^∇^)v  おかげで、ヤビツ方面に向かって菩提峠に着いたのは2時半になっちゃいました。5時ちょっとには車に戻りたかったので、時間を決めて4時まで歩けるところまで歩き、そこからUターンして菩提峠に戻ることにしました。
 この「軽ターハム」は、装備は何から何までオプション扱いだそうで、この状態で乗り出し価格が570万円にもなってしまうそうです。軽自動車の値段じゃないですが、走ると楽しそうですよね。 

 宮ヶ瀬から県道70号線旧丹沢林道を南下し、ヤビツ峠の手前の護摩屋敷のところから右に入り、菩提峠に進みます。峠は広場になっていて、かなりの台数の車を止めておけます。この日も10台くらいは並んでいましたね。ここから左に進めば岳ノ台(画像では車の左脇の登山道)、右に進めば日本武尊の足跡経由で二ノ塔方面に抜けられます。今回は直進して舗装路を延々と歩くことにします。

 菩提峠からは勾配のキツい下りのコンクリート舗装の道がしばらく続きます。それを下り切ると表丹沢林道と合流します。左(ヤビツ峠側)から右(戸川林道側)へ真っ直ぐ延びるのが表丹沢林道で、全線舗装の快適な道です。なぜ開放してくれないのか、ちょっと腹立たしいほどスッキリした道です。これに対して菩提峠から直進して菩提の集落に下る道もあって、そこには桜沢林道と石の碑が立っていました。やはり舗装林道ですが、下で閉鎖されています。
 その分岐を表丹沢林道下りに入ってしばらくすると、画像のような材木の重ねられたところに出ました。この様子からみて
、この道は林業関連の人達だけに使用が許可されているのでしょうが、できれば土日祝日は一般車両が走れるようにして欲しいです。不法投棄対策なら、悪質な業者のトラックが入り込めないような杭を道の中ほどに立て、1.8mまでの車に限定する形で通れるようにすれば問題ないはずです。現に法論堂林道はそうしていますからね。林業のトラックが通れないのは困りますから、杭だけ宮ヶ瀬の駐車場のように上げ下げできるものにしておいたら良いと思うんですけどねぇ。

 ずっとこうした林間の道を進みますが、時折崖側が開けて見晴らしの良いポイントがあります。新緑のみずみずしい色が心を穏やかにしてくれますね。
 入口から6kmちょっとの地点でゲートが二重になったところに出ました。このゲートの間に左から登ってくる道が合流していて、ここから左右どちらにも行けないように両側でゲートを閉ざしている訳です。
 
二重ゲートから少し先に歩きましたが、もう4時を回ってしまいましたので、あと1km程度で戸川林道との合流になる終点なんですが、Uターンして戻りました。戸川林道側のゲートは竜神の泉の水汲み場近くにあり、そこから少し歩いたことがあるので、これでほぼ全線歩いたことになりますから、これで良しとします。
 菩提峠方面の分岐に戻りますと、そ
こまでは登りでも勾配が緩くて楽でしたが、ここからは普通の登山道並みの傾斜ですから、舗装路とは言え足早に歩くとすぐ息が切れます。距離は1kmくらいですが、この日では一番疲れました(^∇^)b
 菩提峠に戻ったのは5時丁度(トップ画像)。天気は往路で既に雲が出てきましたが、復路ではいつ雨になってもおかしくない暗さになりました。大山の山頂も雲に掛かっていますね。実際この少し前に空がゴロゴロ鳴りましたから、丁度良いタイミングで戻ることができました。

 菩提峠からヤビツ峠に下り、峠の売店前でパチリ。この売店は昔林道ツーリングをしていた頃は普通に営業していましたが、その後開いているのを見たことがないですね。昔は丁度ここから北側が砂利道になったんですよ。

 走り屋の漫画「イニシャルD」でヤビツ峠の表側の道が描かれて以来、夜は結構峠族が走り回りますが、昼は自転車族が音もなくブラインドコーナーを下ってきますから、結構危ないですね。昔は車でも夜はラリーの練習場で、ライトで照らすために昼間より対向車が分かりやすく、走っていて安全でしたね。オフロードでしたから峠族など皆無でしたしね。懐かしい思い出です。

Posted at 2016/05/09 09:45:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | ストラトス | クルマ
2016年03月13日 イイね!

二人で魚を食らっていた@房総ツーリング

二人で魚を食らっていた@房総ツーリング

 今年はただ集まって展示するだけのミーティングよりも、仲間内でもっと走ったり食べたりする企画を多くしようと言う話になって、先月は第一回として大洗ツーリングに行ってきたのは前にアップしました。その第二弾として、12日にShunさんと房総方面にツーリングに行ってきました!
 当初Shunさんは前の週に行く予定を組んでいましたが、仲間の多くがちょっと時間的ないし物理的に無理で、なおかつ天気も怪しいことになっていたので翌週に移したんですが、土曜日だったこともあって、参加できたのはShunさんと自分の2人だけでした。でも、大勢のツーリングと異なり、隊列が切れることを気にせずにスイスイ走れたので、もちろんこれはこれで面白かったですね。この流れで夏場はともかく、今年はたっぷり皆でドライブに行くことを再確認しました。

 今回の目的地は房総半島中部の山の中から東部の海沿いで、ここらをぐるっと回って金谷で海鮮料理を食べることにしました。待ち合わせ場所は海ほたるにしましたが、土日はどうしても混雑するので早目に集合することにして、8時半に待ち合わせました。家を7時半に出ましたが、浮島からノロノロになったものの、何とかじんわりと流れていてくれて、無事約束時間に到着しましたし、駐車場も空きが結構あって助かりました。ここで温かいコーヒーを飲んで一休みしてスタートです。

 まずは木更津から館山道方面に入ってすぐに君津ICで高速道路を下ります。そこからは県道を南下し、一度曲がり角を間違えましたが、房総スカイラインに入ってそれを抜けて県道24号久留里街道を北上して亀山湖を目指しました。
 房総スカイラインはタイトなコーナーこそないけれど、とても爽快な丘の中の道と言う感じでした。そこそこのペースで走っていると、半分くらいしたら前の車に追いついてのんびり走って湖に到着です。

 当日はさっさと走っていたのであっけなく到着したような印象でしたが、後で地図で見ると結構な距離を走っています。2台だとスイスイ走れるので、それでも時間は掛かっていません。ここでしばらく湖を眺めてバス釣りに思いを馳せながら(笑)、ここを離れたのが10時ちょっと。まだ海側にすぐ出ては昼食には早いので、ここから国道465号を一旦北上する形でそのまま西走し、海に近いところまで進んで県道88号線を南下して戸面原ダムの脇を抜けて進みます。

 なかなかのペースで走るShunさん。スピットファイアーMk.1は1100ccなので厳しい坂道は大変だそうですが、千葉の山間部は勾配がきつくないので、楽しそうにしっかりしたペースで走っています。

 戸面原ダムでは県道沿いに止めるところがなかったので、そのままスルーして最後まで進み、どん突きの丁字路を右折して県道34号長狭街道を東に向かいます。この辺の道は全部画像のような低山のゆるいワインディングが続き、かなり流して走るには快適な道でした。ただ、どうしても地元の車がそこそこいますから、追いついてしまうとのんびり走るのを余儀なくされますが、そういう時はちょっと広くなったところで休んで間を置いて走ると良さ気ですね。

 保田からは国道127号を北上し、海の景色を左に楽しみながら走ります。もちろんこの道は車がたくさんいますから飛ばせませんが、渋滞することなくしっかりと流れていました。
 重要な目的地の金谷の食堂に到着したのは11時半。磯のすぐ上に建っている建物で、海を見ながらの食事を楽しむことにしましたが、南側には有名な食堂があるそうで、そちらは物凄い混雑になるそうですんでパスしました。海ほたるにいた時は曇り空で強風だったために寒かったですが、君津で下りてからは画像の通り概ね青空が広がって、車内はともすると暑いくらいでした。

 食堂の名前はズバリ「かなや」。ここら辺は穴子が特産らしいので、こちらは煮穴子丼を、Shunさんは大穴子天丼を注文し、他に単品料理を3点取って舌鼓を打ちました。味は大変良好。値段は高くもなく安くもないのですが、観光地と考えればやはり安いですね。大穴子天丼が1280円、煮穴子丼が1380円、画像の舟盛りの刺身盛り合わせが1600円と言う感じでした。この味噌汁、とろっとしてとても美味しかったです。

 さて、重大な目的であるグルメは終了し、ちょっと磯に下りて海を見てから車に戻りましたが、時間はまだまだ12時半。ここは来たところを少し戻って有料道路の鋸山登山道に入って山頂まで行ってみることにしました。この道は安直に200円くらいの道だろうと思いきや、ちゃっかり1000円も取りやがりまして、かなり割高です。ただし、山頂手前の駐車場の値段も復路の通行料も一緒に入っていると考えると、まぁ納得ですかね。ちなみに、反対側からはケーブルカーで登って来られますが、それも往復で結構な代金になるようです。

 駐車場からは10分ほど階段を登って展望台に行かないと景観を楽しめません。当然遊歩道を進んでそちらに進むと、結構な数の観光客が来ていましたね。でも、さすがはマイナーな観光地。中国人ツアーなどは皆無ですから、変な混雑はなかったです。画像のように晴れてはいましたが徐々に薄曇りになってきて、遠景が白っぽくなっちゃいましたが、館山から三浦、遠く伊豆までちゃんと見えました。ただし、富士山も手前の箱根や丹沢の山々も残念ながら全く見えませんでした。

 山頂を後にしたのは1時過ぎ。 途中面白い景色のところで写真を撮っておきましたが、この道は周辺の景色が何か他の山岳路とは明らかに違って、大きなやしの木が並んだり、岩肌がむき出しになっていたり、かなり面白い雰囲気を味わえました。値段が高いのはともかく、こっちの方に来たら一度は走ってみても損はないと思いますね。

 さて、鋸山を下りてからは再び国道127号線を北上し、富津方面を目指します。途中、佐貫から国道465号へ左折して海側に進み、国道16号線と当たる手前から岬方面に折れて先端に向かいます。すぐに富津公園になりますが、ここはとても細長い岬で、2kmくらい公園の中央を貫くようにして先端の展望台下の駐車場に至ります。途中からは左右の公園の芝の先に海が見えるので、ちょっと面白い雰囲気でした。

 ここが富津岬の突端の駐車場。ここには多分足立の73カレラ/365BBオーナーさんの息子さんのものと思われる赤いメルセデスDTM仕様が来ていて、その隣に停めましたが、いつの間にかすぐに帰っちゃいましたね。
 ここで展望台に登って景色を楽しみますが、もうすっかり曇ってしまい、風が何しろ強くて寒いので、少ししてから帰ることにしました。帰路も海ほたる経由ですので、もし駐車場に入る車が並んでいなければ、再びそこでコーヒータイムをとることにして、木更津南ICを目指します。途中、Shunさんが燃料補給しましたが、我が成層圏くんはツール・ド伊勢原の前に左右のタンクに満タンにしていたので、この時点でまだ燃料計は半分の位置を指していました(実質1/3なんですけどね)。ですから、ここは無給油でそのまま帰ることにしました。

 海ほたるは入る時こそ5分ほど待ちましたが、2台並べて停めることができたのでラッキーでした。ここに入ったのはまだ3時過ぎ。1時間ほどぺちゃくちゃやってから次回のツーリングやBBQ等の話をして別れたのが4時頃ですので、まだまだ明るいうちに帰宅できました。渋滞もなく大変快適で美味しいツーリングになりましたが、次回は修善寺方面から西伊豆や沼津方面を廻るドライブを予定しています。気心知れた仲間と走って食べるのは、本当に楽しいですね(^∇^)v

Posted at 2016/03/13 17:27:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラブツーリング | 日記
2016年03月02日 イイね!

地元のラリーで走っていた@ツール・ド伊勢原

地元のラリーで走っていた@ツール・ド伊勢原 28日(日)、湘南の名門ラリークラブの「Team AzuL」主催で、JAF公認の関東デイラリーシリーズ第1戦になる「ツール・ド・伊勢原」が開催されました。 一般公道でのデイラリーですから、もちろん制限速度等をきっちり遵守した上での競技で、より正確な時間や距離申告を競うものです。スピードラリーのようなぶっ飛ばす楽しみはもちろん望むべくもないですが、ライセンスも不要で事故のリスクもほとんどない(一般公道ですから普通の運転時と同じです)ので、手軽に楽しめるメリットがあります。ただし、コ・ドライバーはとても大変で、クラシックカーラリーとは比べ物にならない詳細なコマ図から距離・時間を読み取ってアベレージスピードを計算し、信号や一時停止、曲がり角等での時間のロスを補正して、なおかつ進むべき方向をドライバーに伝えて計算機を絶えず使っていなければいけませんから、ドライバーの腕よりもコ・ドライバーの腕が大きく順位に影響します。ただし、昨年まで設けられていた不正確なGPSの距離計(スマホやタブレットのアプリ)を用いるCクラスと言う分類が消えて、しっかりした車体のパルスセンサーを用いる距離計のBクラスと、距離計だけでなく全て備わったラリーコンピューターを用いるAクラスだけになり、GPSを使う我が成層圏くんでは、いくら全日本ラリーで何度か年間チャンピオンに輝いている方がナビを務めてくれても、入賞なんぞまず無理です。 何しろ、去年見たBクラスの入賞者はAクラスとほとんど変わらないほど少ない減点でしたからね。ですんで、今回は「出場することに意義がある」と言うことで、順位は全く度外視して楽しむことにしました(^∇^)v

 ツール・ド・伊勢原は伊勢原総合運動公園の奥の駐車場がメイン会場になりまして、そこに8時までに到着することになっています。早朝なので1時間で着くはずですから、6時半に出発。週の半ばでは日曜の天気予報は曇りでしたが、前日には晴れに変わり、気持ち良い気候の中でのラリーになりそうです。
 会場には予定通り7時半頃到着できました。既に多くの皆さんが来られていて、段々と盛り上がってきています。

 デルタさんのコ・ドライバーは皆から愛される世界のO田さんで、基本的にデルタさんが出場する時は彼がパートナーですが、次回の筑波山での第2戦は彼らがオフィシャルなので、これからコース作り等で忙しいそうです。

 時間とともにギャラリーが増えてきて、さすがに伊勢原は茨城と違って人が多いですし、何しろ町おこし的な意味合いも持っているようで、県会・市会議員さんらが尽力して許可を取っているせいか、新聞等の報道もされています。
会場にはこんな可愛らしい車で見学にいらした方も。
この車でもデイラリーに出られますから、来年は是非どうぞ!(^∇^)b

 さて、いよいよ10時。スタート時間です。今年のゼッケン1はデルタさんで、一昨年もスタートを切ったのは彼でした。2番手はO久保さんのフェラーリで、前半22台がBクラスになります。スタートは1分毎に1台ずつ始めます。ウチらは10番ですので、少ししてからグリットの後ろに付きます。さーて、どんな結果が待っていることでしょう(^∇^)v

 10時10分にいよいよスタート! コースはかなり細かく曲がるところが多く、アベレージは25km/h前後が多くなりますが、元々制限速度が3-40km/hのところを走り、しかも、信号や一時停止の時間込みでのアベレージですから、基本的に制限速度を守りながら走ることが第一ですね。速いペースでも必ず途中で色々とロスするので、アベレージが低いのは当然です。
(画像は応援に来てくれたURAさんが撮ってくれました!)

 こんな農道を走っていると、大山に目が向いてしまいますね。先週は雪がたっぷりだったのに、こうして見ると山頂まで雪が見えず、「よ~し、今週は大山に登ってやろう!」と言う気になりました。ラリー中に何考えてるんだか(^∇^)v

 前半最後のチェックポイントで、面白い企画を盛り込んで、150mを正確に30秒ジャストで走ると言う、ラ・フェスタ・ミッレミリア等のクラシックカーラリーでも見られるものを、光電管を用いて正確に0.1秒単位で計り、0.1秒の狂いで1点減点と言うシビアなものでした。他にも道の途中に見付けてそこを起点に距離を測らねばならないポイントがあったりと、宝探し的な要素もあって面白いものでした。
 昼近くになって会場に一旦戻り、食事タイム。ここで、前半の書類を提出しますが、もちろん正解は全て終了後でないと分かりません。前半戦はまぁまぁな感じでした。

 午後の後半戦がスタートです。スタート順は午前と全く同じ。コースは前半が運動公園からあまり離れないような感じで細かく走っていましたが、午後は最初のノーチェック区間で6kmも北東に移動したように、清川村から厚木市内の飯山温泉の方まで走っていました。
 2度、30km/h制限のところから40km/h制限に変わるところを探す必要がありましたが、最初は忘れずにチェックしたものの、2回目はうっかりチェックし忘れて、ここで125ポイント程度減点になっちゃいましたが、この時点ではどれほど減点になるか分からず、そのままチェックポイントに入りました。これで入賞は100%消えました(^∇^)v

 コースを走り切って会場に戻ってきたのは1時半頃。ここから残り30台近く戻ってくるのを待ち、さらにそこから主催者側が計算・集計して順位を決めるので、発表までしばらく時間がかかります。その間、気心知れた皆さんでぺちゃくちゃタイムになります(^∇^)b

 続々と戻ってくる参加車両。今回は全39台で、上限が40台と定められているので、ギリギリセーフだったみたいです。10月の茨城では25台程度ですから、初戦でしかも伊勢原ですので、人も集まりやすいのでしょうね。
 アベレージスピードが遅いので面白味に欠けるかと思いきや、地元だからと思って出てみたのは大正解で、遅くても色々とやることがあって、ダラダラした感じではありませんでしたね。丹沢の山並みもとてもきれいでした。

 集計が終わり、いよいよ順位発表と表彰式が行なわれたのは午後4時。Bクラスのトップ3は見慣れた高齢者、いや、超熟練者さんチーム(^∇^)v トップはラリーコンピューター使用のAクラスと一緒でも5位ですから、いかに熟練した手際の良さと正確さが重要かが良く分かりますね。ちなみにウチらはゼッケンと同じく10位(^∇^)b もしCクラスがあったら、入賞してたかな(笑。

 奨励賞と言うことで、最も減点の多かったチームが"温かく"表彰されていました(^∇^)b ウチらの後ろを走っていたチームで、東大生の男子がナビ役、フェリスの女の子がドライバーで初参加。皆から「ナンパしたの?」と突っつかれていました(笑。何でも、前半で突如タイヤがバーストしたそうで、初心者ですしもう無茶苦茶になっちゃったでしょうが、これに懲りずに続けて欲しいですよね。

 初めてのツール・ド・伊勢原でしたが、思いの外面白かったので、是非とも来年も出場したいですね(車が壊れていなければ^^)。

※ 詳しくはコチラにアップしてありますので、よろしければ覗いてみてやってね!

Posted at 2016/03/02 09:36:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ストラトス | クルマ

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