GW初日(4/29)は、長いことエンジンを掛けていなかった成層圏号を走らせつつ、ちょっと丹沢の閉鎖林道歩きを絡めて宮ヶ瀬からヤビツ峠を回ってきました。朝早くはGW初日でメチャ混みするでしょうから、ゆっくりと10時半に出発。保土ヶ谷BPは予想通りスイスイはしれたものの、国道246号はずっと渋滞でした。元々水温が上がりやすい車で、なおかつ渋滞しているとは言え、外気が20℃程度なのに水温計が100℃くらいまで上がってなかなか落ちないのはどうも変でしたが、帰り道でフロントカウルを上げてみると、片側のラジエーターファンが回っていませんでした。
宮ヶ瀬に到着したのはもうお昼過ぎ。とりあえず知り合いの車仲間がいないかなと思いましたが、誰もおらず、さっさと表丹沢林道に行こうと思ったら、いつもは黄色のディーノに乗ってると言う方と「軽ターハム」にお乗りの方に声を掛けられてここで長居しちゃいました(^∇^)v おかげで、ヤビツ方面に向かって菩提峠に着いたのは2時半になっちゃいました。5時ちょっとには車に戻りたかったので、時間を決めて4時まで歩けるところまで歩き、そこからUターンして菩提峠に戻ることにしました。
この「軽ターハム」は、装備は何から何までオプション扱いだそうで、この状態で乗り出し価格が570万円にもなってしまうそうです。軽自動車の値段じゃないですが、走ると楽しそうですよね。
宮ヶ瀬から県道70号線旧丹沢林道を南下し、ヤビツ峠の手前の護摩屋敷のところから右に入り、菩提峠に進みます。峠は広場になっていて、かなりの台数の車を止めておけます。この日も10台くらいは並んでいましたね。ここから左に進めば岳ノ台(画像では車の左脇の登山道)、右に進めば日本武尊の足跡経由で二ノ塔方面に抜けられます。今回は直進して舗装路を延々と歩くことにします。
菩提峠からは勾配のキツい下りのコンクリート舗装の道がしばらく続きます。それを下り切ると表丹沢林道と合流します。左(ヤビツ峠側)から右(戸川林道側)へ真っ直ぐ延びるのが表丹沢林道で、全線舗装の快適な道です。なぜ開放してくれないのか、ちょっと腹立たしいほどスッキリした道です。これに対して菩提峠から直進して菩提の集落に下る道もあって、そこには桜沢林道と石の碑が立っていました。やはり舗装林道ですが、下で閉鎖されています。
その分岐を表丹沢林道下りに入ってしばらくすると、画像のような材木の重ねられたところに出ました。この様子からみて、この道は林業関連の人達だけに使用が許可されているのでしょうが、できれば土日祝日は一般車両が走れるようにして欲しいです。不法投棄対策なら、悪質な業者のトラックが入り込めないような杭を道の中ほどに立て、1.8mまでの車に限定する形で通れるようにすれば問題ないはずです。現に法論堂林道はそうしていますからね。林業のトラックが通れないのは困りますから、杭だけ宮ヶ瀬の駐車場のように上げ下げできるものにしておいたら良いと思うんですけどねぇ。
ずっとこうした林間の道を進みますが、時折崖側が開けて見晴らしの良いポイントがあります。新緑のみずみずしい色が心を穏やかにしてくれますね。
入口から6kmちょっとの地点でゲートが二重になったところに出ました。このゲートの間に左から登ってくる道が合流していて、ここから左右どちらにも行けないように両側でゲートを閉ざしている訳です。
二重ゲートから少し先に歩きましたが、もう4時を回ってしまいましたので、あと1km程度で戸川林道との合流になる終点なんですが、Uターンして戻りました。戸川林道側のゲートは竜神の泉の水汲み場近くにあり、そこから少し歩いたことがあるので、これでほぼ全線歩いたことになりますから、これで良しとします。
菩提峠方面の分岐に戻りますと、そこまでは登りでも勾配が緩くて楽でしたが、ここからは普通の登山道並みの傾斜ですから、舗装路とは言え足早に歩くとすぐ息が切れます。距離は1kmくらいですが、この日では一番疲れました(^∇^)b
菩提峠に戻ったのは5時丁度(トップ画像)。天気は往路で既に雲が出てきましたが、復路ではいつ雨になってもおかしくない暗さになりました。大山の山頂も雲に掛かっていますね。実際この少し前に空がゴロゴロ鳴りましたから、丁度良いタイミングで戻ることができました。
菩提峠からヤビツ峠に下り、峠の売店前でパチリ。この売店は昔林道ツーリングをしていた頃は普通に営業していましたが、その後開いているのを見たことがないですね。昔は丁度ここから北側が砂利道になったんですよ。
走り屋の漫画「イニシャルD」でヤビツ峠の表側の道が描かれて以来、夜は結構峠族が走り回りますが、昼は自転車族が音もなくブラインドコーナーを下ってきますから、結構危ないですね。昔は車でも夜はラリーの練習場で、ライトで照らすために昼間より対向車が分かりやすく、走っていて安全でしたね。オフロードでしたから峠族など皆無でしたしね。懐かしい思い出です。
今年はただ集まって展示するだけのミーティングよりも、仲間内でもっと走ったり食べたりする企画を多くしようと言う話になって、先月は第一回として大洗ツーリングに行ってきたのは前にアップしました。その第二弾として、12日にShunさんと房総方面にツーリングに行ってきました!
当初Shunさんは前の週に行く予定を組んでいましたが、仲間の多くがちょっと時間的ないし物理的に無理で、なおかつ天気も怪しいことになっていたので翌週に移したんですが、土曜日だったこともあって、参加できたのはShunさんと自分の2人だけでした。でも、大勢のツーリングと異なり、隊列が切れることを気にせずにスイスイ走れたので、もちろんこれはこれで面白かったですね。この流れで夏場はともかく、今年はたっぷり皆でドライブに行くことを再確認しました。
今回の目的地は房総半島中部の山の中から東部の海沿いで、ここらをぐるっと回って金谷で海鮮料理を食べることにしました。待ち合わせ場所は海ほたるにしましたが、土日はどうしても混雑するので早目に集合することにして、8時半に待ち合わせました。家を7時半に出ましたが、浮島からノロノロになったものの、何とかじんわりと流れていてくれて、無事約束時間に到着しましたし、駐車場も空きが結構あって助かりました。ここで温かいコーヒーを飲んで一休みしてスタートです。
まずは木更津から館山道方面に入ってすぐに君津ICで高速道路を下ります。そこからは県道を南下し、一度曲がり角を間違えましたが、房総スカイラインに入ってそれを抜けて県道24号久留里街道を北上して亀山湖を目指しました。
房総スカイラインはタイトなコーナーこそないけれど、とても爽快な丘の中の道と言う感じでした。そこそこのペースで走っていると、半分くらいしたら前の車に追いついてのんびり走って湖に到着です。
当日はさっさと走っていたのであっけなく到着したような印象でしたが、後で地図で見ると結構な距離を走っています。2台だとスイスイ走れるので、それでも時間は掛かっていません。ここでしばらく湖を眺めてバス釣りに思いを馳せながら(笑)、ここを離れたのが10時ちょっと。まだ海側にすぐ出ては昼食には早いので、ここから国道465号を一旦北上する形でそのまま西走し、海に近いところまで進んで県道88号線を南下して戸面原ダムの脇を抜けて進みます。
なかなかのペースで走るShunさん。スピットファイアーMk.1は1100ccなので厳しい坂道は大変だそうですが、千葉の山間部は勾配がきつくないので、楽しそうにしっかりしたペースで走っています。
戸面原ダムでは県道沿いに止めるところがなかったので、そのままスルーして最後まで進み、どん突きの丁字路を右折して県道34号長狭街道を東に向かいます。この辺の道は全部画像のような低山のゆるいワインディングが続き、かなり流して走るには快適な道でした。ただ、どうしても地元の車がそこそこいますから、追いついてしまうとのんびり走るのを余儀なくされますが、そういう時はちょっと広くなったところで休んで間を置いて走ると良さ気ですね。
保田からは国道127号を北上し、海の景色を左に楽しみながら走ります。もちろんこの道は車がたくさんいますから飛ばせませんが、渋滞することなくしっかりと流れていました。
重要な目的地の金谷の食堂に到着したのは11時半。磯のすぐ上に建っている建物で、海を見ながらの食事を楽しむことにしましたが、南側には有名な食堂があるそうで、そちらは物凄い混雑になるそうですんでパスしました。海ほたるにいた時は曇り空で強風だったために寒かったですが、君津で下りてからは画像の通り概ね青空が広がって、車内はともすると暑いくらいでした。
食堂の名前はズバリ「かなや」。ここら辺は穴子が特産らしいので、こちらは煮穴子丼を、Shunさんは大穴子天丼を注文し、他に単品料理を3点取って舌鼓を打ちました。味は大変良好。値段は高くもなく安くもないのですが、観光地と考えればやはり安いですね。大穴子天丼が1280円、煮穴子丼が1380円、画像の舟盛りの刺身盛り合わせが1600円と言う感じでした。この味噌汁、とろっとしてとても美味しかったです。
さて、重大な目的であるグルメは終了し、ちょっと磯に下りて海を見てから車に戻りましたが、時間はまだまだ12時半。ここは来たところを少し戻って有料道路の鋸山登山道に入って山頂まで行ってみることにしました。この道は安直に200円くらいの道だろうと思いきや、ちゃっかり1000円も取りやがりまして、かなり割高です。ただし、山頂手前の駐車場の値段も復路の通行料も一緒に入っていると考えると、まぁ納得ですかね。ちなみに、反対側からはケーブルカーで登って来られますが、それも往復で結構な代金になるようです。
駐車場からは10分ほど階段を登って展望台に行かないと景観を楽しめません。当然遊歩道を進んでそちらに進むと、結構な数の観光客が来ていましたね。でも、さすがはマイナーな観光地。中国人ツアーなどは皆無ですから、変な混雑はなかったです。画像のように晴れてはいましたが徐々に薄曇りになってきて、遠景が白っぽくなっちゃいましたが、館山から三浦、遠く伊豆までちゃんと見えました。ただし、富士山も手前の箱根や丹沢の山々も残念ながら全く見えませんでした。
山頂を後にしたのは1時過ぎ。 途中面白い景色のところで写真を撮っておきましたが、この道は周辺の景色が何か他の山岳路とは明らかに違って、大きなやしの木が並んだり、岩肌がむき出しになっていたり、かなり面白い雰囲気を味わえました。値段が高いのはともかく、こっちの方に来たら一度は走ってみても損はないと思いますね。
さて、鋸山を下りてからは再び国道127号線を北上し、富津方面を目指します。途中、佐貫から国道465号へ左折して海側に進み、国道16号線と当たる手前から岬方面に折れて先端に向かいます。すぐに富津公園になりますが、ここはとても細長い岬で、2kmくらい公園の中央を貫くようにして先端の展望台下の駐車場に至ります。途中からは左右の公園の芝の先に海が見えるので、ちょっと面白い雰囲気でした。
ここが富津岬の突端の駐車場。ここには多分足立の73カレラ/365BBオーナーさんの息子さんのものと思われる赤いメルセデスDTM仕様が来ていて、その隣に停めましたが、いつの間にかすぐに帰っちゃいましたね。
ここで展望台に登って景色を楽しみますが、もうすっかり曇ってしまい、風が何しろ強くて寒いので、少ししてから帰ることにしました。帰路も海ほたる経由ですので、もし駐車場に入る車が並んでいなければ、再びそこでコーヒータイムをとることにして、木更津南ICを目指します。途中、Shunさんが燃料補給しましたが、我が成層圏くんはツール・ド伊勢原の前に左右のタンクに満タンにしていたので、この時点でまだ燃料計は半分の位置を指していました(実質1/3なんですけどね)。ですから、ここは無給油でそのまま帰ることにしました。
海ほたるは入る時こそ5分ほど待ちましたが、2台並べて停めることができたのでラッキーでした。ここに入ったのはまだ3時過ぎ。1時間ほどぺちゃくちゃやってから次回のツーリングやBBQ等の話をして別れたのが4時頃ですので、まだまだ明るいうちに帰宅できました。渋滞もなく大変快適で美味しいツーリングになりましたが、次回は修善寺方面から西伊豆や沼津方面を廻るドライブを予定しています。気心知れた仲間と走って食べるのは、本当に楽しいですね(^∇^)v
F.P.M.M. カテゴリ:My web-site 2007/08/07 14:09:00 |
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