今シーズンもマラソン大会は全て中止でありました。この時期のブログネタでありましたので冬場はネタがありません。マラソン大会が無いので今までを振り返る感じで無理やり書き込んでいます。
ジョギングを始めて今年で16年になりました。だらしない自分が唯一続いている「やりたくねえ事」だったりします。
私、陸上競技の経験は全くなく今も興味はありません。マラソンや駅伝も同じでTV放送もチャンネルを変えるくらいです。
そんな私がジョギングを始めるきっかけは町内のソフトボール大会でした。ちょっとだけ少年野球をしていた私。外野まで飛ばしたものの二塁まで走っただけで膝がガクガク。少年の頃に見た「ダサいおっさんの走り」を今自分がやっている!
これではイカン!とある日の朝、突然「走ろう!」と思い立ちました。
翌日も同じく4キロほど走ったのですが、膝に激痛がはしり数日間満足に歩くこともできなくなり仕事を休むハメに。
スポーツ専門の整形外科を受診したのですが、先生から「20年以上も運動してないのに、いきなり走っちゃダメですよ!」とお叱りをうけ「とにかく無茶せずに歩きなさい」
以後しばらくは膝の痛みと筋肉痛に悩まされながらウオーキングを続けました。やがて少しづつ早歩きできるようになり何とかジョギングできるようになりました。
ジョギングはあくまで体力づくりと健康維持のためでありましたが、気軽に参加できる大会があると知り、10キロなら走れるだろうとミニマラソンに初めて参加。なまじ完走出来てしまったので気をよくし、以後10キロやハーフマラソンに挑戦することに。その時に「マラソンブーム」だということを知ります。
42歳の時、42歳の記念にと42キロのフルマラソンに挑戦。生まれて最長の距離を40過ぎて走るとはまさかにも思いませんでしたし、到底完走など出来るとは思いませんでした。あくまで記念にと。
ところが!完走できてしまったんですね。しかも完全完走で。市民ランナーの目標の一つでもある4時間を切る「サブフォー」のオマケまでついてきました。
以後、色々な大会を走らせて頂き、現在に至っています。フルマラソンって面白いモノで、自分では絶好調だと挑んでも全くダメだったり、不調気味なのに本チャンでは快走できたりと。今もって不思議です。
40年以上のファンである、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者 秋本治先生と
ジョギングやマラソンって非常に他人ウケが良く、お褒めの言葉を頂いたり「エライですね~」なんて言っていただけます。ホントの話、本人には何の志も目標も無いので恐縮なんですが・・・日本人はマラソン好きですね!
よく「フルマラソン完走できたら人生観変わるよ」と聞きますが、私個人に至っては全然。しんどいだけです。ゴールの瞬間だけが「ああ!ゴールや!もう走らんでええ!」と思える唯一の良い点です。
オススメしたいのがゴールシーンです。機会があれば一度現地で見てください。4時間より以後くらいのランナーのゴールシーンは感動モノです。皆さんそれぞれが必死の走りで満面の笑顔で駆け込んでくるのを見ていると目頭が熱くなります。
タイムを縮めようとか向上心とか全くない私ですのでマラソンスクールやサークルなどには参加する気すらございませんし、年々体力は落ちる一方。来年以降マラソン大会が開催されるようになっても果たして完走できるかどうか・・・・・
ジョギングは健康の為にはオススメしません。故障のリスクもあるし、なによりしんどいから。断然ウオーキングが良いと思います。人間足腰です。
ただ自分は今後も走れるうちはジョギングは頑張ってみようと思います。自分的には60歳まではハーフマラソン程度は頑張れるように。山歩きを楽しめる体力が付いたのは嬉しいご褒美でしたから。
とにかく日常を取り戻し、また大会が開催されるのを願ってなりません。早く元通りにならんかなあ・・・
Posted at 2021/02/23 22:05:43 | |
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マラソン | 日記