排水バルブは修理できたが、耳を済ませるとチョロチョロと水音が聞こえる。
タンクの中を覗くと、給水バルブから水が漏れている。余分な水は排出されるからオーバーフローしないが、四六時中流れているようでは水が勿体ない。
チョロチョロと漏る程度なんだから、たぶん、なかのゴムパッキンが痛んでいることは想像できる。とりあえずは、ホームセンターへ出かけて給水バルブのキットを物色。
ゲゲゲッ!
高っけぇ~。5千円ちょいもするじゃぁありませんか。それだけあれば、サーキットで半日走れる。中のゴム部品交換で済ませたいよなぁ。
バルブキット丸ごと交換は後でもできる。ダメもとでバラしてみることにしよう。
…ということで一度帰宅。
まずは根元の水栓を閉めて水を止める。
パイプを外して給水バルブ本体を取り出す。
本体をバラす。左から右へ水が流れる構造になっている。フロートが真ん中のゴムパッキンを押し上げて水を止める仕組みだ。キャブレターと構造は同じね。
フロートが上がると、真ん中のシャフトが飛び出してゴムパッキンを押す。
フロートが下がるとシャフトが引っ込む。
ゴムパッキンが水圧のかかったパイプに押しつけられていた部分が荒れている。写真の左上部分がへこんでいる。ここから漏れたんだろう。
パッキンを裏返して見る。シャフトが押し上げていた部分は、比較的均一。
こんな安いパーツ一つのために、ユニットまるごと交換するのは止めよう。
でも、ホームセンターに並んでいた商品の中には、こんなゴムパッキンは無かった。家を建ててから30年ほど立ってるし、廃番になったのだろうか。
パーツの廃番はバイクだけにして欲しいなぁ・・・・。
とりあえずは、ゴムパッキンを裏返して再度組み込む。ゴムの当たり面が変わりゃぁ、もうしばらくは使えるだろう。ユニットまるごと交換はそれからでも遅くは無い。
サクサクっと組み上げて、様子を見る。よし、漏れは無い。
修理ついでに弄り癖が出てくる。フロートの位置を下げて、早めに水が止まるようにしておいた。キャブの油面調整と一緒ですな。
こうすりゃ一回に流れる水の量が少なくなる。
完成!
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2016/07/31 19:07:32