2020年12月27日
というわけで、ソフトバンクグループ更なる吸収はLINEmobileの子会社化。
既に業界では知られた話ですが、LINE側が拡大を狙い、SOFTBANKグループ傘下に入り、それでもそれなりに独立性を保ち、Ymobileよりは目立ちにくい存在(そうでもないか?)として頑張ってはいましたが、ついに表舞台に立つことになりそうです。
先日の公式発表の一部を抜粋しました。
ソフトバンクでは今後、LINEモバイルを完全子会社化し、来年3月以降、“オンライン専用ブランド”の「SoftBank on LINE」として20GB/月額2980円を提供する方針。これにあわせ、既存のLINEモバイルは受付を終了することになった。
榛葉氏は「既存ユーザーの移行、引き継ぎはしっかり説明していく」と語り、既存ユーザーに支障がないよう取り組む方針を示した。既存ユーザーについては、引き続き、現在の契約で利用できる。
【お詫びと訂正 2020/12/22 16:33】
記事初出時「3月末」としておりましたが、榛葉副社長の発言は「3月のSoftBank on LINEのサービスインをもって新規受付を停止する」というものです。お詫びして訂正いたします
実際、これ以上実店舗などで、拡大してしまったYmobileには伸びしろがなく、むしろこれ以上低価格を売りにしてしまうと赤字路線に転じてしまうので、初めからインターネット上のみ契約展開している最後の切り札を使わざるを得ないのは、『何としてもSOFTBANK本体での値下げ料金設定はしたくない』現れでしょう。
実際ライバルであるDoCoMoも開始はまだ先ですが、インパクトではこれほどのないものがありますので、同じ土俵に上がらざるを得ない事情でしょうが、これでauも同じパターンを引くと、結果安い料金プランが増えただけのものでしかなく、むしろ現ユ-ザ-契約状態に関わらず、一律に値下げしてくれる総務省の期待とは裏腹になりそうです。
なあ~んだ、初めから無人ならそこまで引けるんだと思わせたプランですが、実際はどうなるんでしょうか?開始時期が見ものです。
それでも正直皆さんが望む現プランからの値下げではないですね。そんなものでしょう。
ではまた
Posted at 2020/12/27 11:18:12 | |
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