ケイマン／ボクスター名称変更で「718」に

ポルシェ、4気筒の

ケイマン／ボクスター

の名称変更を発表

これからは「718」に

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ポルシェが2016年モデルより、ボクスターを「718ボクスター」、ケイマンを「718ケイマン」とする
ことを発表。


これは1957/1962年の4気筒エンジンを搭載したポルシェ550を改良型レーシングカーの名称
でもありますが、これをそのまま採用する形 なのでしょうか。


過去にポルシェはボクスターの下にこの「718」を設定して新たなエントリーモデルにしようとし
ていた時期があったそうですがが、「利益が取れない」としてこれを断念したという経緯がある
そうです。


※ポルシェは2013年頃から、この「718」の名称を市販車に与えようとしていたという報道が何
度かあったそうです。


ただ、その時と今とでは経営陣や環境規制など、条件が変わっているのでしょうけど、今回
（現行の）ボクスター/ケイマンに718という名称を与えたということは、やはりボクスターの下
は無い、とも推測できます。


この戦略を見る限り、ポルシェは過去の遺産をフル活用し、それを未来に繋げる方針なのだと
思われますが、718というレーシングカーの名称を用いたことを考えると、ボクスター/ケイマン
は今後より軽快なスポーツカーへと発展するのかもしれません。


一方911シリーズはよりGT（グランドツアラー）としての性格を強めるのかもしれませんね。


ボクスター/ケイマンは来年にフェイスリフトを控えており、その際にエンジンが（過去の718と
同じ）4気筒になることが公表されていますが、ちょうどいいタイミングとも言えそうです。


スペックの詳細は公表されていませんが（これまでの報道ではエンジンは1.6と2.0、出力は
3種類と言われている）、価格についてはボクスターのほうがケイマンよりも高くなるようで
すね。

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これはなかなか旨い戦略ですねー

987や981オーナー以外には、過去の遺産をフル活用し新しい車への転換だと印象づければ
4気筒ターボ化や1.6Ｌがあったとしても肯定的に捉えられそうに感じます。


しかし981オーナーは複雑な気持ちになりそうです。

ポルシェと言えば、水平対向6気筒でしょという代名詞で、オーナーになった人には、最後の
ケイマンやボクスターになったと考えたりもしそうですし・・・・


ひょっとして現行981は最後の水平対向6気筒ＮＡということで、価値が上がるのかもとか、
4気筒の718が出て、試乗して魅力がすごかったらどうしようとか、揺れ動くかもしれません


まーちよっと気になるとかになりそうですねー