タイトルにニヤッとした人〜、変態ですね、仲間ですね♪
えー、DPF内のアッシュなんですけど、最近気づいたことがあって。
それはウォールアッシュとプラグアッシュは同じアッシュなんですがまるっきり別物だと思った方がいいって事で。
んー、マカロニみたいなウォールアッシュは洗浄液とか溶解液をぶち込むと、内と外から同時攻めって感じなのでよく溶ける。
対してプラグアッシュは塊だから外側からしか溶けない。
薬液の保持性も悪いから漬け込まないと溶解量は大きくないなって感じです。
どんだけ違うのさって事ですが、感覚的にはアンドアジェネシスとトーロイドぐらい違う。え?わかんない?ググれば良いと思うよ。
再生間隔240キロをコンスタントに記録していたかぴばらさんも最近は170キロほどに悪化。
DPFユニット最上部のセンサーやEGR関係の内部もススで真っ黒ですもん。
さ、それじゃ診断しますからね〜。
脱いでくださいね〜。
DPFユニットの差圧パイプ上のホースにクランプ噛ませて排圧かからないようにしたのだ。
この結果で分かったことは差圧パイプ下は排気管につながっているから多少の排圧はかかるが、上はかからないので差圧はマイナスになる。
結果はACCはどんなに全開でアクセル開けても増えないが、GENに比例して同じ分だけ同じ間隔で上がっていった。
ひょっとしてACC減るんじゃねーの?って思ってたけど減らなかった。
マイナスだからかなぁって思ったので下の差圧パイプに三叉かませて上の差圧パイプと接続して差圧がゼロになるようにしてみたが、結果は同じくACCが減ることはなかった。
多分なんだけどエンジン回転数、燃料噴射量、ブースト圧、GENを総合して差圧の値と照らし合わせて、基準以上なら増やす、その逆は減らすって制御っぽい。
精密なマスターバック使って空気圧をコントロールできたならおそらくACCの値は減るだろう。
差圧が負圧になる原理も考えてみた。
現象が再現できた時の状態がこちら。
走行中にアクセル抜いたエンブレ時で、外気温やエンブレの強さも関係するけどスロットルシャッターバルブが開いていて新気を取り込んでいるのにEGRバルブが両方開いているから韓流。。。もとい、環流しちゃって排圧がかからず差圧は低い値を示す。
場合によってはスロットルシャッターバルブが全閉じならば新気はは取り込めず、排気の慣性力と環流によって負圧が発生する。が、これ、そもそもDPFが詰まりかけっていうか圧損が大きいから負圧が発生すると言っても良い。
話をまとめましょう。
1、GEN値はPMセンサを筆頭とした各種センサと燃料、新気料などでかなり正確に発生したPM量を計量している。っぽい。
2、ACC値は基本的にDPF内の差圧によって基準値と比較した推定値として表記される。(PMとアッシュの合算堆積物の透過排気圧の値)っぽい。
3、ACC5.8以上で差圧が10kpa以上を3〜5秒間感知すると再生が開始されるっぽい。また1度しかなかったが70kpa以上も数秒感知するとACCの値に関係なく再生が開始されるっぽいが、これは排気熱がこもって冷却能力を超えそうな時に発動するみたいだ。っぽい。。
4、DPFの圧損が大きくなると再生間隔が短くなり、オイルが早期に劣化する。
それよりも常に新気が取り込めないことによってPM発生量が多くなる。っぽい。。
5、今現在のDPF内の劣化具合を数値化する時は、エンジンに少し強めの負荷をかけ(フツーに加速してACCの数値が上がったら)、弱めの走行にして数値が下がったその値で判断する。
例えばACCが1.0でGENはこんだけ、ACCが2.0の時はGENはこんだけって感じ。
この相関関係が比例に近いならばウォールアッシュが大半。
二次曲線を描くならばプラグアッシュ化が強いって感じ。
OBD2からの情報で現状を掴み切れない方のために少しでもなれば幸いです。
あと、現在多忙につき、塵類流缶計画サードインパクト発動時期が未定。
排水の浄化処理方法、洗浄水の少量化がネック。
DPFケーキ下部直接洗浄と高水圧洗浄化は装置・方法共にクリア。
排水関連、洗浄水少量化がクリアされた場合、連休が取得できた場合(これが最大のネック)DPF遠征洗浄の意志あり。です。
(ただしセンサー類の死亡は感知しません、かぴばらさんは2度行って大丈夫でしたが)
Posted at 2022/06/18 19:14:06 | |
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