え〜、GW前から妻が風邪をこじらせ看病しているうちに私が感染し、現在ヘロヘロのかぴばら飼育員、イカレです。
つい最近、「は?マジかよ」ってことがあったのでご報告まで。
ちょっと前に我らが師と崇める隊長からインジェクターの劣化に関する報告があり、その中にニードルに施された表面加工により水性物質から油性物質への堆積物の変化が報告されていました。
超高圧化が進む現代でのコモンレールディーゼルでは水性、油性(エステル系、カルボン酸系)両方に対応したインジェクタークリーナーを使用しないとクリーナーとしての意味をなさないようです。
が、ここらへんはクリーナーメーカーも馬鹿じゃないので、よほど昔からあるインジェクタークリーナーじゃない限りとっくの昔から両性に対応したクリーナーを販売していますから問題はないんです。
問題があったのは我々ユーザーでありオーナー。
結果から書きますと燃料フィルターを交換してからじゃないと、または、燃料フィルターが新品に近い状態じゃないとインジェクタークリーナーはその機能を発揮できない可能性が高いってこと。
ネットで拾った画像で説明します。
一般的なコモンレールシステムの燃料系統図ですが、高圧サプライポンプから圧送される燃料はインジェクター低圧側やリミットバルブから燃料タンクにリターンされます。
軽油が圧縮されると水性油性の凝固物が生成されるのが軽油燃料の宿命であり、その凝固物を濾過するための装置が燃料フィルターですから、インジェクター内部の不純物を溶解する目的前に燃料フィルター内部の不純物を一生懸命インジェクタークリーナーの洗浄成分が頑張って溶解していますので、いざインジェクター内部をクリーンにしようとしてもその威力が半減してしまうことを私たちは認識していないのではないでしょうか?
これに気がついた私はクリーナーの注意書きを読み直したのですが、ちゃんと記載されているではありませんかw
あぁ!やっちまったよ。と悲しく独言。
で燃料フィルター交換と相成りました。
いままでのインジェクタークリーナーの効能が半減していた可能性は否めませんから、これから試してみるつもりです。
燃料添加系で結果がなかなかついてこない方は、ダメ元で燃料フィルター交換してみるのもいいと思います。
ちな、かぴばらさんは交換後、なんかスムーズ感があるような感じがあります♪
Posted at 2023/05/09 18:04:02 | |
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