えっ? サンダーボルト? なんのこっちゃ?? ですね。
サンダーボルトと言えば「フェアチャイルドA-10サンダーボルトⅡ」を連想します
・・・そんなの誰も連想しないって?・・・はい、確かに(笑)
A-10は、戦車の装甲をブチ抜くガトリング機関砲を主に、多くの爆装が可能な
大柄ながら機敏な運動性を誇るCAS機で、またの名を「破壊神」と呼ぶそうです
・・・何となくフォレスターを連想しませんか?(笑)
おっと、話が脱線しました・・・「サンダー」です、工具のお話になります。
「サンダー」は通称で、正式には「ディスクグラインダ」と呼び
車好き、DIY好きならば必ず持っているほどに、多機能で便利な電動工具です。
私もマキタAC100V機を持っており、30年以上を経て調子が悪くなりはじめましたが
古いモデル故修理不可・・・思い切って欲しかったマキタのコードレスディスクグラインダを購入・・・
前モデルGA402DZは借りて使ったことがありますが
パワーも低くてすぐ止まるし、その割にバッテリーも短命など・・・
何一つ良いことがなかったので、最新のハイスペックモデルを選びました
マキタ充電式ディスクグラインダ / パドルスイッチタイプ
GA408DZ(本体のみ)
標準小売価格 26,800円(税別)
バッテリ・充電器・ケース別売
研削砥石寸法:φ100 t3.0~6.0
回転数:8,500(回転/分)
電源:DC18(V)
本機寸法:362×117×146(長さ×幅×高さ)
質量:2.4kg(バッテリ含む)
GA408DRG(BL1860B(6.0Ah)1個付属)
標準小売価格 56,200円(税別)
装備
パドルスイッチ
ブレーキ
AFT(キックバック低減機能)
BL(ブラシレスモーター)
APT(防塵、防滴)
自動変速機能
バッテリ残容量表示
脱着式ダストカバー
ソフトスタート
過負荷保護機能
発熱保護機能
再起動防止
ディスクグラインダとしては、コイツは高額です。
本体だけでもメーカー品の100V機に比べて2倍ほど、ホムセンの安い100V機の5倍以上・・・
しかし、私にとっては欲しい機能満載のスーパーマシンなのです。
その選んだ理由ですが
・場所を選ばないコードレスであること
・BL(ブラシレスモーター)搭載、従来よりもハイパワーで高燃費、低発熱
・操作がパドルスイッチで安全
・ブレーキ付きで安全
・キックバック低減機能で安全
・各種保護機能で安全
などなど、随分と改善されて
100V機に負けず劣らずのパワフルさを備えたうえに、安全になってきました。
ディスクグラインダは非常にパワフルで便利な反面、事故の多さはトップクラス。
しかも悲惨なものが多く、実弟もワークス時代に失明寸前の大事故を経験しています。
ご多分に漏れず、私も過去幾度となく危険な思いをしてきたので
値段よりも安全性が欲しかったのです。
これも本体のみの購入・・・バッテリーは手持ちのBL1840で使ってみます。
では、弄ってみましょう
外観は・・・100V機と比較すると長くなり、重量も増します
しかし、細身の握り部とバランスの良さで、さほど重さを感じません
このパドルスイッチは最初こそ不慣れで戸惑いましたが、慣れるとかなり便利
パドルスイッチのタイプはブレーキも付いており
「危ない!」と思った時に反射的にOFFにでき、即座に止まってくれます
ハンドルを付けて・・・カッコイイぞ! 気分はマキタレーシング(笑)
最初は 「ヘンなハンドル角度だな」 と思いましたが、コレが具合いいのです
このカバーが秀逸
ちょっと角度を変えたい時には、レバーを起こして・・・
クルッと回してレバーを倒す
よく考えてあります・・・小さな事ですが、これも魅力でした
私は砥石交換に工具を使いません
手締めで砥石はしっかり留まってくれます
ディスクグラインダを使って30年以上経ちますが、一度たりとも緩んだことはありませんね
ディスク交換時はバッテリーを抜くのがお約束です
アライメント台とスリッププレートを製作・・・・
電源をひかなくても使える便利さに加えて
この「BL(ブラシレスモーター)搭載」が魅力の一つなのですが
「AC機(100V機)に匹敵するパワー」の謳い文句にウソ偽りはありません
前モデルのように止まることなく、本当に100V機並みのパワーでガンガン逝けます
発熱も少なく、前モデルよりパワフルなのに随分燃費もよい・・・凄いぞ!BLモーター!
ユニロンディスクを取付けて、水を噴霧しながらタイヤ削り・・・
APT(防塵、防滴)装備のため少々水が付いてもOK
・・・タイヤに使えそうなことも狙いのひとつでした
削っている時に弾かれそうになってもキックバック低減機能が効いて安心、安全です
負荷が大きくなると回転を抑えてトルクモードに自動変速
過負荷自動停止・・・・
「欲しいな~」と思っていた機能が付いて、非常に安全・・・本当にいいです
作業を止めて置く時も同じく・・・ブレーキが効いて即座に止まってくれるので
すぐに置くことができます
ブレーキ無しは惰性でディスクが回るので、無造作に置いた瞬間にすっ飛ぶことがあり
かなり危険なので (ワタクシ何度か飛ばしました) 止まるまで待つ必要がありますが
コイツはそのような危険性もストレスもありません・・・とても安全で楽です
ガンガン使っているとBL1840(18V4.0Ah)2台では少々不足な場面も・・・
スペア(BL1840)に付け替えて回しますが、その他の工具が使えなくなってしまいました
じゃあ・・・ということで、最新最強のBL1860B(18V6.0Ah)を投入・・・2台オトナ買い~(高ぇ!)
これで車の破壊活動もガンガン進みます
BL1860Bは、インパクト、レシプロソー、ハンドグラインダ、ドリルにも使えますから
当面は5台のマキタを4個のバッテリーで回していきます
あっちゅー間に削り完了・・・アラカンの数倍のスピードでタイヤが綺麗になりました
電動カンナのようなコツも要らず、削り過ぎず、削りカスは極めて少なく・・・
こちらの方が私には良いようです
ディスクグラインダを使う時はゴーグルと手袋がお約束ですね・・・
ディスクグラインダはカーライフに重要な道具のひとつ・・・
少しこだわってみることで、応用範囲や楽しみに広がりを見せてくれます
ディスクグラインダを検討されていましたら
GA408DZ(本体のみ)、GA408DRG(本体+バッテリー+充電器フルセット)はいかがでしょう?