とうふ@TW2のブログ一覧

9月5日に電動ファンのチューニングを施してテスト中にエアコンの異変を感じてテスト中断
翌日にエアコンをチェックしている最中にコンプレッサーがブローしてしまいました（涙）
恐らくは、チューニングして氷点下になるまでエアコンを酷使したのがいけなかったのでしょう







というわけで2週間ほど久し振りのエアコンレス生活を堪能・・・
「もしも」のためのルーフベンチレーターとシートクーラーで過ごしましたが
長年鍛えてきた「エアコンレス耐性」に気温の低下も手伝って至極快適でした(笑)







そんなわけでエアコン復活作戦開始・・・
工事途中でミス発生→リカバーというハプニングもありましたが
全ライン洗浄、コンプレッサー交換、リキタン交換、パッキン交換、ガス入れなど
エアコンシステムを全て外して行う、ちょっと面倒な修理を老体に鞭打って滞りなく完了・・・
整備手帳に事の顛末も挙げるので長編になりますが、見て笑ってやってください(笑)








お陰様でエアコンも復活し、快適なヴィヴィオに戻りました
写真は修理直後の高速道路ハイブースト氷点下テスト後の上郷SAでのひとコマです
ヤリ過ぎて壊し、苦労して直した直後に懲りもせずヤリ過ぎテスト、という暴挙ですが・・・
「バカは死ななきゃ直らない」ってホントですね(笑)







猛暑はもうありませんが、まだ暫くはエアコンのお世話になるので、ゆっくりじっくり観察して
次なるエアコンチューニングの模索をしていこうと思います
目指すは「40℃の酷暑でもガンガンに冷える我が家の最強エアコンマシン、50プリウス」
の「フルオート電動インバーターエアコン」を凌駕するエアコンユニットにすること・・・
またブッ壊してしまうかもしれないけれど、私は「元KM1特攻隊」な男の子・・・
「Boys, be ambitious like this old man!（byクラーク博士）」なのです、がはは！
夢はでっかい方が楽しいのです

前日午後に次男keiから入電・・・

　k：明日ALTデビューするから、オヤジ付き合ってくれ(｀・ω・´)
　私：えらく急な話だな(笑)・・・もちろん付き合うよ(*´ｪ｀)ﾉ

というわけで、keiと週末のALTを楽しむべく同行しました








長男yuta率いる猛者たち「yuta零震愚」の面々も・・・若者がサーキットに集うのは嬉しいものです
皆様、よろしくお願いします







「おがた塾」塾長のKM1緒方社長もkeiのデビューのお手伝いを快く引き受けてくださいました
ありがとうございます、よろしくお願いします
多くの全国レベルのドライバーを輩出し、yutaも全国区レベルにまで成長し・・・
そんな素晴らしい塾長にサーキットデビューを祝福して頂けて、keiは幸せモノです








マシンスペックは動きがわかりやすく、素直な操縦性・・・
タイヤは中古のＤＬ ＺⅢ 185/60-14・・・インチダウン、幅ダウンの仕様で楽しんでもらいます
その殆どはyutaプロデュース・・・初心者に最適なセッティングに緒方社長のお褒めを頂きました







まずはyutaの運転でマシンのチェックと安全面をレクチャー
車の動きを体感し、運転操作に結びつけることを体験してもらいます








kei人生初のサーキット走行・・・まずは楽しんでもらいましょう
危なげなく、落ち着いて車の動きを体感しながらペースアップ
ファーストアタック？は39秒からスタートしました










yutaとは違う走り方、考え方も体感したい・・・というkeiの要望で私も出走
keiにもわかりやすく、体感しやすいであろうタイムとして35秒に固定してワイワイと走り
続けてkeiにバトンを預けると・・・車の動きにあわせた操作にトライすることで1.5秒タイムアップ








ピットに戻ってリラックス・・・車にも休んでもらいます
そして楽しくおしゃべりタイム・・・緒方社長とyutaの漫才に皆で抱腹絶倒
このひと時も良いものです







いよいよ「おがた塾」の始まり・・・
お手本走行しながらシンプルでわかりやすく、楽しいレクチャーを受けながら車の動きをお勉強・・・








そしてkeiの出走・・・車の姿勢がまたひとつ良くなって・・・








さらに1.5秒アップのタイムを安定して出せるようになり
続けて目標設定の35秒台にジャンプアップ・・・2乗の3速ホールドでコレです
「安全に、楽しくスキルアップ」の「無料ドライビングレッスンおがた塾」はホントにいいんです
kei、良い勉強が出来たな・・・








「おがた塾」はアフターフォローも・・・ここでさらに「次に繋げるレッスン」も頂きました
keiはもっと走りたいのですが、疲労を考えて今日はここまでとしました







工具機材と、yutaが用意してくれたタイヤをヴィヴィオに積み込んで撤収準備とアフタートーク
よく頑張ってくれたロド君を休ませながら点検・・・








遅いお昼はALTの近所の「すがもり」で・・・私は初めてだったのですが
ここの鹿ハンバーグ定食が抜群に美味くてオススメです









keiとKM1に行く予定でしたが、楽しさのあまり走り過ぎたkeiは疲労が濃いので、やむなく帰宅（笑）
私はお礼を兼ねてKM1に出勤・・・keiの評価は及第点を頂きました
ありがとうございま～す！







その後は明日の出走に向けた「おがた号」の整備をお手伝いして、帰りは深夜です（笑）
keiのデビューがうまくできたこと、楽しんでもらえたこと、来月も走りたいと言い出したこと・・・などなど
上手な滑り出しを導いてくださったKM1緒方社長や同行くださった皆様に感謝しながら帰宅です
皆様、ありがとうございました・・・これからもkeiとともに楽しいサーキットライフをお願いします

ヴィヴィオのラジエターファンをモディファイ＆テスト時にエアコンの異変を感じてテスト中断
翌日にエアコンを稼動テストしてみると・・・ブローしました、ちょっと残念ですが・・・
この件に関して、エアコンを使われている方のお役に立てるかもしれないので
その経緯と症状～ブローに至るまで、そして原因の推測を報告します







エアコンユニットは昨年KK3 C型のR134aユニットに載せ替えたものを使っています
外す時点で走行は20万kmを超えたもので
コンプレッサーにラベルが見られなかったので、恐らくリビルトではないものと思われます
一抹の不安はありましたが、状態はまずまず良好・・・
加圧エアテストでは力強く、滑らかな回転だったので、分解せずクラッチのみ調整
コンプレッサー、コンデンサー、エバポ、エキパンをライン洗浄し、新油とガス入れをして使いました







今年に入ってコンプレッサーのシャフトシールからの少々のオイル漏れを発見
漏れは少なく、滲み出てくる程度で、駐車場に油ダレは全くないレベルですが
梅雨の始めにガス圧測定、オイルチャージャーでオイル補充、ガス補充を実施
2週に1回程度のリフトアップによる漏れ確認とサイトグラスチェック
アイドリングでの温度計測チェックを続けて好調を維持していました







異変を感じたのは先日のラジエターファンテストの時です
ラジエターの冷却性能がかなり良くなったのに、エアコンをかけると、思ったほどよく冷えない・・・
今までと変わらない効き具合に「？？？」の状態で様子見・・・
ラジエターの冷却が良くなったのに、エアコンが良くならないのが疑問でした







60km/h程度の一定速度の時にブースト計を見ると、いつもよりやや高い・・・これはおかしい・・・
と感じ始めて、アクセリングによる加減速をすると、やや重さを感じたのでテスト中止
車を停めてサイトグラスを覗くと・・・やや灰色っぽい色がついています
朝は綺麗だったのですが・・・
日が落ちてから気付いたので、この日はそれ以降エアコンを使いませんでした








改めて翌日にチェック・・・ガス圧は良いので、オイルも減っていないと推測
エアコンは普通に効いて、さほど重さも感じず、異音もなく・・・やがて、少し重さを感じたので
減速してクラッチを切ると、タコメーターがストール気味な落ち方を示して、エンスト寸前
その直後にアイドルアップ回転数に持ち直しました・・・これはいかん！
とエアコンスイッチに手を伸ばしたと同時に「キュッ！」とベルト鳴きが聞こえてしまいました
ベルト鳴き＝コンプレッサー焼き付きロック＝ブロー・・・です
コンプレッサーのサーマルプロテクタがロックを感知して一瞬でコンプレッサークラッチ開放
その直後にエアコンスイッチを切りました・・・重さを感じてからここまでほんの数秒です
プロテクタのお陰でベルト切れなどトラブルを起こさなかったので、エアコンを切ったまま帰宅・・・
コンプレッサーのブローはほぼ確定です







帰宅してガス圧を見ましたが正常・・・
ガスを少し抜いて見ると、ガスが瞬時に蒸発し、灰色っぽいものが少し混じったオイルが出てきました
（冷媒はハイドロカーボンなので大気開放OK）
オイルそのものは綺麗で、汚れが分離したような状態・・・オイルはかなり多いです
灰色の異物は非常に細かい粒子で、アルミかな？と思われます
ここで思案・・・ガス、オイルは正常で新しい・・・エアコンサイクルそのものは悪くなさそう・・・
コンプレッサーは20万km以上も使用したもので、摩擦の多い同心ロータリー・・・
そのくたびれたものを氷点下になるまで繰り返し酷使したのが追い討ちをかけたかもしれない・・・
使い方の問題もありますが、恐らく、寿命だったのだろう・・・と都合よく考えました








ダメもとで低圧ポートにオイルチャージャーを繋いで、オイルを入れながら回そうとしましたが
「キュッ（プロテクタONクラッチ開放）→クラッチミート→キュッ（プロテクタONクラッチ開放）・・・」
を繰り返すので断念・・・コンプレッサーは完全に焼き付いて天寿を全う・・・
同時にコンデンサ、リキタン、エキパン、エバポ、及び全ラインが汚染され「全損」はほぼ確定です







復旧については全ライン洗浄、コンプレッサー交換、リキタン交換、パッキン類交換
ドライエア洗浄及び真空引き、ガス及びオイル充填・・・のフルコースを実施して現状復帰
ユニット全てを外して修理、交換なので、ちょっと手間隙がかかりますが
ラジエターファンのチューニングテストを行ったうえで
今後の「チューンドエアコンKM1 Spec」をどのように進めてゆくか検討します
「コンプレッサーブロー＝全損」くらいでは怯みません・・・トコトンやりますよ～（笑）