• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

とうふ@TW2のブログ一覧

2019年09月29日 イイね!

DZC・・・息子の暑く、アツい戦い

「オヤジ、ディレチャレ(DZC)に出るぞ」と、yutaが言ったのは1年ほど前だったでしょうか?
あれから走っては壊し・・・を繰り返しながら、今日「その時」がやってきました
yutaがドライバーとして競技に参加するのは初めて・・・舞台は美浜サーキットです






S2000はクラス2(2001cc以上NA 2WD)・・・V-TECはクラス2になってしまうそうです(笑)
このクラスのエントラントの多くはキッチリと金をかけたガチなタイムアタックマシン
それに対してyuta号はノーマルエンジン、車高調、デフ、タイヤ・・・というボンビー仕様のS2000
自称「ディレチャレ難民(笑)」がこのレベル高い競技をどのように戦うのか?
目標は決勝(セッション3)に出ること・・・全国の猛者を相手にかなり高いハードルに挑みます






世界を戦ってきた実弟が監督、86レースドライバーのKOKUBO君がメカ兼データ担当
撮影その他は私が担当・・・ドライバーのyutaが安心して戦える布陣を敷きました
私が「初レースにして表彰台に立つ」という夢を果たせたのは、実弟あってこそ・・・
yutaにとって「頼れる伯父」の存在はたいへん大きな武器になります
天候は予想に反して快晴の真夏日・・・
ドライが不得意で、熱に弱く、非力なノーマルエンジンのyutaには最も厳しい状況です








新参者チーム最初の難関は車検でした・・・他のエントラントも苦戦しているモヨウですが・・・







実弟が検査員に判定方法を指摘(指導?)してクリア・・・合格の証DIREZZAステッカーを貼ります
元ワークスメカニックがいきなり本領を発揮します







実弟がyutaの出走を手助けしながら話しかけています・・・








いよいよ出走です・・・
おい、yuta・・・お前ホントにこんな奴らと戦うのか?こいつぁ厳しいぞ・・・







しかしかつて名を馳せた元特攻隊長のyuta・・・肝がすわっています
猛者やバケモノマシンを相手に一歩も退かず・・・DZC初出場とは思えぬ堂々たる走りです






yutaアタック開始
ストレートが遅い・・・パワーが足りません・・・ここから苦戦が始まりました







オーバーが顔を出して踏めません・・・トラクションが上手くかけられないようです
yutaは今できることを模索し続けます







練習走行で中位くらいに位置・・・
セッション1ではさらに気温が上がり、タイムダウンを最小に食い止めましたが
残念ながらシードには到底届かない結果・・・セッション2出走確定です
人、車ともに地力の差が出始めました








気温はグングン上昇します・・・
人、タイヤ、マシンをできるだけ冷やして、セッション2に臨みます







実弟がデータを睨み、KOKUBO君と作戦を考え中・・・







錚々たる方々が様子を見に来てくれます・・・
若いドライバーの卵達も応援に来てくれます・・・yutaは幸せ者です







ロガーデータで走りを分析・・・首脳会談が始まりました・・・







ここで実弟が動きます・・・さすが元ワークスメカ、手際良く足のセットを数分でやります
車高調整くらいしかできないノーマルの足周りが辛いところですが・・・








セッション2・・・ここで決勝進出が決まります
空模様は安定の真夏日・・・相変わらず不利な状況は続きます








気温は今日のピークでしょう・・・目に見えて車が遅くなりました
それをトラクションと脱出速度でカバーしますが・・・悲しいことにジリジリと引き離されます
クラス3(シルビア、FD3Sなど)でも戦えるタイムなのですが、あと僅か0.1~0.2秒が届きません・・・
それでも勝負を諦めずにトライを続けます








セッション2終了
決勝まであと一台でギリギリ届かず!本当に悔しい結果です・・・
しかしスペックが低く非力な車で猛者やバケモノマシンと互角に近く戦えたことは
yutaにとって自信に繋がる大きな経験になったことでしょう






閉会式・・・yutaは悔しさをバネに来年も挑戦するそうです・・・
お疲れ様、本当によく頑張った、そしてありがとう・・・成長したyutaにたくさんの勇気をもらいました
サポート、ご指導、応援に駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました
親子共々深く感謝いたします
次は私の番・・・再来週に骨董品のヴィヴィオで最速戦に挑みます
Posted at 2019/09/30 19:20:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年09月22日 イイね!

戦闘準備

長男yutaがDZCディレチャレ2019に出場するため久しぶりにS2000に手を入れました






サスペンションセッティング、ドラシャチューニング、デフ、ブレーキなどなどyutaがセット済み
私は規則に合致する軽量ドアパネルの製作と、その他安全面の点検チェック・・・







快適装備はナシ、着座位置は低く、乗り降りが大変なレーシングカーのようになってきました
右手一本で戦うのでyutaはポジションセットに神経質です








競技用マフラー、サスペンション取付、デフ、エンジン周り・・・破損、取付不備等点検
あと5日間で行う手直し項目を挙げていきます







来週はyutaのDZC、翌々週は私が最速戦・・・
歩む道は少々異なりますが、親子共々忙しい秋です
Posted at 2019/09/22 19:11:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年09月14日 イイね!

スバルサーキットトライアル in ALT 2019のご案内




開催日:2019年10月13日(日) 13:00~
会場:オートランド作手ALT 愛知県新城市作手菅沼38 TEL:0536-39-3611
主催:ガレージKM1 愛知県豊川市宿町白山159 TEL:0533-72-5084
形式:フリー走行ののち、1台ずつ出走のタイムアタック競技形式
クラス:スバルクラス、オープンクラス(スバル以外)
規定:ラジアルタイヤが基本、Sタイヤは1秒加算
参加料:8,000円

初心者からエキスパートまで、サンバーからフルチューンドインプレッサまで・・・
今年はスバル以外のオープンクラスも設定し、より幅広く楽しめる走行会になりました
速い人も、そうでない人も存分に走りを楽しめる、年に一度の秋のお祭りです

ええと、私は・・・「なんちゃって戦闘機」なヴィヴィオで参加し、お祭りをエンジョイします
Kカーにお乗りの方もいかがですか?

情報はKM1緒方社長のfacebookをご覧ください

お申込みにつきましてはガレージKM1までお問い合わせをお願いします
Posted at 2019/09/14 21:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2019年09月11日 イイね!

Vivio KK3研究所 その18 エアコンをチューニングしてみる

前車はエアコンレスで硬派なアタッカーを気取っていましたが
今や「負け犬スイッチ(エアコン)」を多用する軟弱オヤジに成り下がっています(笑)






真夏は毎日のように全国最高気温ランキングのトップ10に入るトヨタ自動車のお膝元な地域・・・
日中の市街地では車の外気温度計が40℃を超えるなんて当たり前です
40℃でエアコンレス、車内は50℃オーバー・・・ちょっと想像してください、けっこうヤバいです
前車で熱中症になりかけたことは何度もありますが・・・もうイカン・・・マジで命落とします






そんなわけでヴィヴィオになってからはエアコンを使っているのです
極上のR12ユニットに積み替えられ、チューニングされたKM1仕様なのですが・・・
冷媒がR12代替フロンのためか?効きがイマイチで、車が重いのです
う~む・・・Vivio KK3研究所が30年振りにエアコンの研究に着手しました
「どうなっても知らんぞ!」チューンの始まりです(笑)







改めて冷媒から考えてみます・・・自車はKK3 A型の旧式なR12仕様エアコンシステム
本来はR12冷媒が良いのですが、高額で入手困難なので使えません
そこでR12代替フロンになるワケですが、実はコレ殆どR134aなのです・・・皆さん知ってました??
コレ、大して効かないし、車が重くなる(走らない)し、R12のエアコンシステムを傷めるんです
R12程度の軽さで、壊さない冷媒を検討してみると・・・ありました、ハイドロカーボン冷媒です






COLD12という商品名のハイドロカーボン冷媒を実験してみます
効きはR12代替フロンと同等か?ちょっと良いくらいかな??
設定圧が低く、パワーロスが少ないので軽快に走ります・・・これがたいへんいいのです
市街地のストップ&ゴーや、高速道路の登坂、追い越しもラクチン
40℃近い気温でも水温、油温は適正を維持してエンジンの苦しさはありません・・・ラクチンです
非力な軽自動車にはありがたい冷媒です







しかし・・・やっぱり期待するほどよく冷えないのです
ヴィヴィオのエアコンはショボいし、しょせんは代替ガスだから仕方ないのかもしれませんが
もうちょっと効いて欲しいよなぁ・・・何とかならないかぁ?・・・チューニングでもやってみるか・・・
と考えていると・・・ある日、冷えなくなりました・・・ガスが抜けたようです(笑)






コレ幸い・・・とばかり故障調査と修理実施・・・
コイツはエアコンシステムをリビルトしたKM1チューンドエアコン
しかしこの時コンデンサーは問題なかったようで、コンデンサーのみ交換履歴がありません・・・
これはちょっと怪しいな・・・というワケでコンデンサーを疑って見ていくと・・・
時既に遅し・・・穴が開いて漏れていました・・・腐食が原因のようです






R12のコンデンサーは手に入りません
仕方がないので、高圧配管補修剤で修理して、たぶん復活・・・したかな? もう漏れるなよ・・・
いや・・・所詮は素人修理・・・いつかまた漏れるんじゃないかな??
などと、アレコレと思案を巡らせます
いつ何が起こるかわからない、このドキドキ感がヴィヴィオの持ち味です(笑)







ピンチの時こそチャンス・・・チューニング第1弾
修理ついでのチューニング・・・これこそ「Vivio KK3研究所」の真骨頂です
まずは弱ったラジエターファンの電源コネクターを強化して、ファンを少し元気にしました
コンデンサの冷えを少しでも良くして、負担を減らしてやろうという魂胆です






チューニング第2弾
次にオイルチューニングを施してコンプレッサーの効率をアップさせます
チューンドオイルを造ってオイルチャージャーでガツンと圧入・・・
で、走ってみると・・・効きが少し良くなりゴキゲンです






気をよくしてチューニング第3弾・・・
冷媒ガスの放熱を少しでもよくしてコンデンサーの負担を減らせないか?ということで
コンデンサーをボロンナイトライドコーティングしてみると、またまた効きが良くなりました
正確に言うと、冷えが早くなった・・・という表現が正しいのかな?負担も減っているでしょう
信号待ちから走り出しての温度低下が明らかに早くなり
ゴキゲンメーターがアップしました(笑)






ついでのチューニング第4弾
リフレッシュを兼ねて低電流のプレオRA1のラジエターファンを試しに移植してみると・・・
アイドルアップ調整は最小の900rpmの状態でも、市街地での涼しさは少し良くなり
エアコン使用時の電圧が良くなったことで、バッテリー上がりの不安感が払拭されました
ゴキゲンメーターはまたまた上昇です







しかし、忘れた頃に・・・直したすぐ近くからジワジワとお漏らしし始めました・・・終わった・・・
RX-RのR12用コンデンサーは手に入らないので、直しようがない手詰まりです・・・がはは!
ならばR12ユニットは諦めて、以前から考えていたR134a用ユニットに全交換しちゃいましょう
漏れるとはいえ、まだ稼働している今こそチャンス!
というわけで、まずは最近まで実動していた車からR134aエアコンユニット全摘手術です・・・
猛暑の中の手術で、スポーツドリンク4Lと塩タブレット50個が胃に納まりました(笑)






チューニング第5弾
そのままR134aユニットを着けるのは勿体ないので点検、分解整備、チューニングをやります
特に中古のエアコンパーツは、たとえ実動車から外したとしても点検整備しないとヤバいです
オイルも変わるので、オイル抜きもキッチリと・・・
そして全パーツをビンビンに仕上げてやり、パッキン類はHNBR(水素化ニトリル)で組みます
今のエアコンが死んでしまう前に載せ替えてやりたい・・・ハラハラドキドキの日々です(笑)







チューニング第6弾・・・トコトン逝きます、トコトンやります
安物のショボいガスチャージ機器をフルチューンです
ROTEX、dengen、TASCO・・・など一流メーカーパーツで組み直して精度と使いやすさを向上
R12⇔R134aの仕様変更も自在にできる、対応幅拡大チューンもしました
準備完了・・・さあ、急いでガレージに向かいましょう・・・R12よ、もうひと頑張り頼むぞ・・・








交換工事を待っていたかのように、ガレージ到着直前にR12ユニットは逝きました・・・
R12よ、ありがとう・・・これで思い残すことはなくエアコンユニット総移植手術ができます
ヴィヴィオのエアコン脱着は多少の時間はかかりますが、難易度的には簡単なものでした
そしてまたまた漏れ検査→真空引き→SPLオイル補充→ガス入れ・・・この夏3度目のフルコース
もう、どうなっても知らん(笑)






R134aユニットに替えても、入れる冷媒はCOLD12(ハイドロカーボン)です
セッティングはシビアと言われていますが、それほど難しいものでもありません
走りが軽くて、燃費が良いのが魅力的なチューンド冷媒・・・さあ、テスト走行開始です






気温39℃のテスト走行で、送風口温度は8℃台に到達・・・よく冷えるようになりました
気温32℃の夜間テストでは2℃台まで逝く破壊力・・・ちょっとヤリ過ぎたようです
送風口に当てた指が痛くなり、「涼しい~」を通り越して「寒過ぎて耐えられん!」となりました
Vivio KK3研究所が得意とする 「どうなっても知らんぞ!」チューンは成功です(笑)






ヴィヴィオチューンドエアコン完成
納車当初から比べると、見違えるように快適になり、走りもよくなりました
暑さのピークは過ぎたものの、まだまだ30℃オーバーの厳しい日が続きますので助かります
あとはガス漏れしないことを祈っておきましょう・・・(合唱)







何故エアコンにこだわるのか??
「エアコンは生命維持装置です」と、KM1緒方社長は仰いますが、本当にそう思います
今やレーシングカーにエアコンを搭載するのも当たり前で
走りを犠牲にしてでも、人の命を守るために重要な装置であることは明白です
ヴィヴィオのエアコンで、真夏の健康状態は良くなり、安全性が増しました
夏も快適に孫娘とのドライブを楽しめるようにもなりました
手を入れてみると、やるほどに良くなっていく喜びがそこにはありました
「エアコンは生命維持装置」・・・これが「こだわり」の理由になります







素人DIYなのでダメ元で取り組んでみましたが、観察とトライを繰り返すことで
「よく冷えるエアコン」にまで整備することができました
エアコンが調子悪い、効きが悪い、すぐに漏れてダメになる・・・と悩まれている方は
エアコンのリフレッシュ&チューニングにチャレンジされてはいかがでしょう?
Posted at 2019/09/11 20:58:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記

プロフィール

「整備」
何シテル?   10/01 22:24
山釣りの旅を楽しんでいます
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/9 >>

1234567
8910 111213 14
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

GarageKM1 Facebook 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/12 08:04:32
 
Garage KM1 - YouTube 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/12 07:59:30
 

愛車一覧

スバル ディアスワゴン スバル ディアスワゴン
「黒いとうふ」に巡り合いました(笑) アルプスの源流を訪ねて、気の向くままにデラシネの ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
ZVW30からZVW50にスイッチしました 普段は家内の足として使い、休日のロングドライ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
次男keiがある日突然走りに目覚めて 電撃入手した格安ゴキゲンマシンです サーキットも ...
スバル ヴィヴィオ スバル ヴィヴィオ
スバルヴィヴィオRX-R 型式KK3 A型 1993年製造 個人オーナーを経てスバルの ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation