癌はどうやって見つかった？

ブログの内容とは関係ありませんが、今日長男に作ってもらった＾＾；






癌は、早期発見早期治療が原則と言われますが、どうやって発見されるのでしょうか。
健康診断や人間ドック、がん検診などで見つかるケースが多いと思いますが、僕の場合はちょっと違いました。


まず初めに異変が見つかったのは、2017年7月に受けた人間ドック。
レントゲン写真で気になることがあるので来院して欲しい、と病院から連絡を受けました。
診断は「肺サルコイドーシスの疑いあり」。
レントゲン写真に何か細かいものが無数に写ってるとのこと。
肺？なんか嫌な臓器に引っかかったな。サルコイドーシス？初耳だな・・・

再検査では胸部CT、血液検査をやりましたが、よく分からなかった。
診断は「肺サルコイドーシスの疑いあり」で変わらず。

再々検査ではレントゲン撮影、血液検査を実施。
診断は「肺サルコイドーシスの疑いあり」で変わらず。
翌年の人間ドックで再度確認しましょうとのことで経過観察となりました。




話は変わって2017年8月、ブログにも書きましたが追突事故に遭い、首の治療で整形外科に通院してました。
半年経っても完治しなかったため、後遺障害の可能性を確認するため頸部のMRI撮影をしました。
その結果、特に異変が認められなかったため後遺障害の認定にはなりませんでしたが、甲状腺左葉に腫れがある、と事故と関係ない結果が得られたのでした。




さて、2018年6月の人間ドック。
経過観察とされていた肺の状況が気になりましたが、やはりよく分からず、という感じで・・・
ただし状況は改善はしておらず、やはり何かあるね、という状態。
MRIの結果が気になっていたので、甲状腺左葉の腫れの話をしました。
すると「甲状腺は特殊なので、専門の病院を紹介するから受診してみてください」とのことで紹介状を受け取り、紹介された甲状腺内科に向かいました。

甲状腺内科での診察の結果、やはり左葉に腫れがある、サイズは4cmほど。
甲状腺外科が専門になるのでそちらに行って欲しい、とまたまた紹介状を受け取り今度は甲状腺外科へ。

ハッキリ言って嫌な予感しかしてないので、紹介状を受け取ってから受診まではテキパキと動いてましたね。

で、甲状腺外科に行って、触診して、超音波検査をしたらリンパ節にゴロゴロ転移してて、慌てて細胞診検査やってCT撮影。
その日の診断でほぼ癌確定、甲状腺がんのほとんどは乳頭がんなので恐らくそれでしょう、との診断でした。

超ショックだったので帰宅後すぐにネットで調査。
乳頭がんは他のがんに比べてかなり進行が遅く、10年生存率でも90％ぐらい？だったと思います。
でもそんな数字でさえめちゃくちゃ怖かったですね。
それまでは「死」ということを実感したことがありませんでしたから。

が、次回の診察で「細胞診検査の結果、髄様がんの可能性大。肺転移有りと思われるのでステージⅣ」になり、東京医大の紹介状を受け取ることになるのでした。
髄様がんは乳頭がんより生存率が低いしステージⅣだなんて。。。




とこんな感じで、交通事故に遭っていなかったら恐らく発見はもっと遅くなっていたでしょう。
それにしてもMRI画像診断してくれた担当の方、よく発見してくれました。
そういう意味ではラッキーだったかもしれません。
まぁ見つかった時点でステージⅣだったので、発見が遅くなっていても状況は大して変わらなかったのかもしれませんがね。


詳しく調べてませんが、通常の検診（がん検診含む）で早期発見できるのは、乳がん、胃がん、肺がん、大腸がん、ぐらいなのかな？
これらのがんは、発症者の数が多い、検査により発見しやすい、早期発見だと治ることが多い、ということが検査の対象になっている理由だと思います。

ということで、上記がんで死ぬリスクを下げる意味でも、検査はちゃんとやっといた方が良いと思います。（２年に１度程度？）
その他のがんだった場合は、運が良ければ見つかる、症状が出て精密検査を受けたら見つかる、って感じなんですかね。



（注）書いておいてなんですが、ブログの内容には間違いがあるかもしれませんので、情報の取り扱いには十分注意してください。