今日は高中のおかげで良かった笑

運転が嫌いな私
今日、往復90ｋｍの道のりを配達で走らなければならぬ事が分かっていたので
昨日夜、ちょっと気分を変えてなおしこんであるCDをガサゴソ
目に付いたのは高中正義のCDだった


それは、私の人生でまだ数枚目のCD、
買ったきっかけは
1990年のルマン24時間レースのTV番組のテーマソングだった
”CAN　YOU　FEEL　IT”　という曲で疾走感がレースと最高にはまっていた
昔はアルバムをフルに聞くことは無く、”その”　曲や気に入った曲をヘビロテしていたような気がする。
あれから34年、年を重ねて聞くと♪
すばらしい起承転結
すばらしいアルバムだと感じた
感性が､当時とは違うのだろう。
とばしたり、リピートする事無く60分少々の長丁場を楽しめる
高中のおかげで遠方配達も楽しんだのだった。


さて、このCD,曲を聴けば必然的に思い出す1990年のルマン
それは私が初めて見る　”動く”　ルマンだった
事前情報はとても偏ったものだった

MAZDAについては第二世代の4ローター、初のカーボンモノコック採用の
NEWマシン787で、前年の7位を上回る成績を狙う！
NISSANは前年の速さが評判で優勝候補であると

このぐらいの知識しかなかった
始めて見るルマンは日産劇場だった
予選で上位を独占し、ペースカーもフェアレディZ、
そしてこの年に始めてもうけられたユーノディエールを分断するシケインの名前は
”ニッサンシケイン”だった。
レーススタート後もニッサン大暴れ
トヨタのアグリと絡んだり別の意味でも大荒れ
期待のマツダはピットに張り付いて作業してる所しか写らない
？なマツダだった。

中継も終盤、ゴールまであと15分と言うところで
”レプソルブルンポルシェ”が止まった
かわいそうだなと思った
同時にカッコよかったぞと思った
最終的にはジャガーの勝利
日産は5位
トヨタが6位
我がマツダの記録が抜かれたと思った
そしてマツダは記憶に無いぐらいの下位で旧型767Bがやっと完走
これが初めて見た､動くルマンの姿だった。

レース後に思ったことは
マツダはきっと来年はやってくれるだろう
日産は優勝が近いな
トヨタも気がつけば6位だったから案外やるんだなあ
ポルシェはまだまだルマンの主役だな
なんて思っていた

そこにメルセデスベンツがいない理由や来年からプジョーが走る事など
まだ何も知らない私だった。

とにもかくにも1990年から、私の動くルマン鑑賞がはじまったのだった。
そしてその記憶の中に高中のカッコいい曲も含まれているのであった。
そしてそれを思い出した配達ドライブだった。