ガンダムフロント東京の開業初日レポートその2でございます。
その1ではダイバーシティ東京のオープニングセレモニーから
ガンダムフロント東京の無料ゾーンの様子を書きましたので、
その2では有料ゾーンに入ってみたいと思います。
←7Fガンダムフロント東京のMAPです。
基本的に無料ゾーンは少しだけで
大半が有料ゾーンとなっています。
有料ゾーンへの出入りはスタッフによって
通行制限されているので、
スタッフの指示に従いピンクの矢印の
ルートでまわる事になりますね。
双方向矢印は出入り自由ですが、
一方通行矢印のところは
反対方向には進めません。
DOME-G内とミュージアムスペースは
撮影禁止になっています。
チケットカウンターで前売りチケットとDOME-G入場券を引き換えます。
入場券の絵柄は初日がアムロ、2日目がシャアになっていて、
入場すると裏にその日付のスタンプが押されます。
3日目以降とかその他のタイプがあるかはわかりません。
画像左がチケットカウンターで購入する当日券ですが、
すぐに入れるような混雑していない時は
当日券を買って数歩歩くとDOME-G入口で入場券と引換られてしまうので、
このチケットを所持している時間は極めて短いデス(^^;
なお当日券はカウンター右にその日の混雑状況がモニター表示されているので、
そこで空いている時間帯を指定すれば、その時間の当日券を購入できます。
支払いは現金払いのみで¥1,200です。
実は
前売り券よりも当日券の方が総支払額は安かったりします(笑
さて、チケットカウンターすぐそばのフロントレーン入口で、
スタッフにチケットと入場券を引き換えると、
DOME-G待機場所のフロントレーンへ案内されます。
フロントレーンは天井が高く、周囲がご覧のようにMSの頭部イラストが並んでいます。
後ろを振り返ると、ウイングゼロがバスターライフルを構えるあのポーズが描かれています。
このウイングゼロのイラスト、フロントレーンの最前端近くには
最も綺麗に見られるポイントがあるそうですが、
私が来た時は少し混雑していた事もあって、見られませんでした。
フロントレーンからDOME-Gへ繋がる通路には、
画像のようにMSやMA等のシルエットが描かれています。
「コースガイドグラフィック」という名で、絵柄のサイズは1/100スケールです。
DOME-G出口スロープにも同じようにあります。
ジャスティスやサザビーのような有名なMSから、
ガンダムAGE、果てはジャムル・フィンなんてレアなMAまで色々います。
DOME-Gの上映時間までの間、待機場所では3台のモニターで
ガンダムフロント東京利用の心得という映像が流れます。
通常は3DCGによる各エリアの配置等の紹介映像ですが、
1回の待機時間中に利用の心得ムービーが
ギレンバージョンとラクスバージョンの2種類、各1回流れます。
動画に撮影してみたので、興味のある方はご覧下さい。
・ガンダムフロント東京 利用の心得(中間映像)
・ガンダムフロント東京 利用の心得(ラクスVer.)
・ガンダムフロント東京 利用の心得(ギレンVer.)
動画はとても音声が小さいので、セリフを聞き取りにくいのですが、
この映像の為にちゃんと全セリフが録り下ろしになっています。
各場面で注意事項と映像が良い感じにマッチしていますね。
火気使用厳禁でビームサーベル禁止とか、
フラッシュ撮影禁止でソーラレイ禁止とか、なかなか面白いです。
※ギレンバージョンの動画は後ろ部分をカットし忘れてUPした為、
中間映像からラクスバージョンまで全部入ってしまっています。
そんな感じで、時間が来たらDOME-Gの中へ案内されます。
DOME-Gの中は座席等は無く、代わりにバーがあるだけです。
ドーム半球の内側を全面利用した迫力の映像が流れます。
映像は完全新規映像が中心ですが、最初の方は過去映像中心です。
DOME-G内は完全撮影禁止なので画像等はありません。
代わりに少しだけネタバレ含めてテキストで紹介してみます。
ネタバレ嫌な人はここだけ読み飛ばして下さいね。
なお、登場人物のセリフは池田秀一さん(シャア)と古谷徹さん(アムロ)のものが
この映像の為の完全録り下ろし、その他は本編映像から取られています。
最初は2009年の潮風公園の実物大ガンダムのところから
池田秀一さんのナレーションで始まります。
最初のうちは過去の映像中心ですが、
背景がジャブロー降下作戦になるあたりから
完全新規映像中心に変わっていきます。
ガンダムファンの方なら、どこから完全新規映像になるかは
見ればすぐわかります。綺麗さと動きの滑らかさが全然違いますので。
池田秀一さんのナレーションは最初は池田さん目線ですが、
映像に合わせて途中からシャア目線に変わります。
シャア目線でアムロとの戦いを振り返りつつ、
宇宙世紀シリーズ以外のガンダムの紹介もシャアの語りで織り交ぜつつ、
SEED→ダブルオー→AGEと主映像が移り変わっていきます。
ドームの半球スクリーンをフルに使った
フリーダムのハイマットフルバーストは大迫力でした。
AGEの映像が終わると、グリプス戦役でのシャアのダカール演説の場面に。
もちろんセリフは全て撮りおろし!
ダカール演説の途中からシームレスに逆襲のシャアの時の演説に繋がります。
この繋がりがまた非常にスムーズで、
見ているとまるで元から繋がってるように思えてきて
ファンならば「あれ?」と思ってしまうかも?
その後量産型ザクが数機飛び去って行き、後ろから連邦首相官邸ラプラスの残骸が。
そしてユニコーンガンダムが飛翔し、ラプラス史跡からのビーム砲撃を回避しつつ
デストロイモードに変身して飛び回り、そこから場面は逆襲のシャアへ戻ります。
逆襲のシャアラストのシャアとアムロの一騎打ちの場面を、
完全新規デザインのνガンダムとサザビーのフルCGムービーで
ドーム全面に展開されます。
この場面、逆襲のシャアが好きな人は感動すると思います。
映像も音声・セリフも全て新規のものですが、
全く違和感無くド迫力で展開されます。
しかも対決の中で時折1年戦争当時のガンダムとシャアザクの場面がオーバーラップ!
シャアザクは場面や動きによってゲルググにも変化します(ジオングにはならない)
変化の仕方が滑らかすぎて、一瞬気付けないくらいです。
そしてシャアがアムロにトドメを刺そうとするところでブラックアウト。
スタッフロールと共にシャアの最後の語りが入ります。
この最後の語りは1年戦争当時ではなく、
アムロがアクシズを押している時のコクピットの中でのつぶやきです。
そう、映画「逆襲のシャア」で描き切らなかったシャアの本当の最期が
今ここで描かれたんですね。
その内容は、是非ご自身で確認して下さい。
シャア好きな人はちょっと切なくなってしまうかも(^^;
「アクシズは落ちたのでは無かったのか…私は…いったい…」
ちなみに公式設定ではシャアとアムロはM.I.A.(作戦行動中行方不明)扱いになっていますが、
逆襲のシャアでは最後にアクシズから飛び立つνガンダムらしき機影が一瞬だけ写っています。
今回のこの新規映像では、シャアが無事にアクシズから離れたのかどうかがわかる…かも??
映像が終わると外へ案内されます。
スロープから抜けると、眼前に実物大ストライクフリーダムが見えてきます。
そこでドームの方を振り返るとわかるのですが、
実はドームの半球スクリーンは本当に薄いスクリーンになっているので、
画像のように外から映像が見えます。
ドームの外観です。
よく見るとドームの端っこにハロが、そして通路の足元に写真が1枚落ちています。
有料ゾーンにはこういった小ネタがあちこちに散らばっていますので、
探してみて下さい。
暗いので見つけづらいものも、けっこうあります。
有料ゾーンのなかではキャラクターとのツーショット写真が取れるパネルが3台、
その横に実物大サイズのユニコーンガンダムのリニアシート風の椅子があります。
実物大ストライクフリーダムとコアファイターの間の壁面には、
レーザーアートがあります。
サイコフィールドのオーロラに包まれるアクシズがすごく綺麗でした。
逆襲のシャアの最後の場面をイメージしているのは見た通りですが、
このアクシズにはモウサが付いたままですね。
実際の逆襲のシャアの時には既にモウサは失われているので、
厳密に言えばこの絵は間違っている事に…って細かいですね(^^;
ちなみに「モウサ」というのは、アクシズの右上にある球体部分の事で、
これはアクシズの居住ブロックですが、ガンダムZZの最後で失われています。
1/7500スケールのア・バオア・クー模型の奥には、
ガンダムシリーズに登場する主要な戦艦のサイズ比較があります。
あまりに暗くて写真には収めきれませんでしたが、
実際にはもっとたくさん載っています。
この周辺にも、こういった小ネタが色々あります。
左の画像はAGEでイワークさんが乗っていた作業用MS「デスペラード」ですね。
アカハナはもっと暗かったので、見つけた時は少しだけ驚きました(^^;
実物大コアファイターの周りには、このようなパネルも。
歴代のニュータイプと思われる人物のリストなんて、
他のシリーズまで入ってますね(^^;
実物大コアファイターです。
2010年に静岡で公開されたものから、
カラーリングやデカール類が変更されていますが、
パッと見のイメージは全く変わっていませんね。
細かいディテールや常に動いているモニター等はそのままです。
本当によくできていますね。
実物大ストライクフリーダム胸像です。
「RG 1/1」と実物大ガンダムと同じ名をつけているように、
フェスティバル広場に展示されている実物大ガンダム立像と
基本コンセプトを同じに製作されています。
こちらはあくまで胸像という事でより間近で見られますが、
恐らくかけたコストの違いでしょうか、
実物大ガンダムに比べると若干クォリティが低めに見えますね。
とはいえこのサイズをこんな至近距離で見られるとなると、
やはり迫力があります。
残念ながら背部のウイングユニットは立体では作られておらず、
壁面に繋がるパネル絵となってしまっているので、
近くで見るとここだけ立体感がありません。
頭部のアップ画像とか結構しっかり撮れたかなと思います。
いくら近くで見られると言っても、一般的なコンデジではここまで撮れないので、
30倍デジタルズームが役立ちました。
といっても私のカメラはデジイチじゃないですよ?
そんなこんなでガンダムフロント東京初日レポートその2でした。
長くなりすぎたので分割して、今回はここまで。
次回はミュージアムスペースや1/7500スケールのア・バオア・クー模型、
そして多分実物大ガンダム立像あたりを紹介して締めたいと思います。
宜しくお付き合い頂けると、それはとっても嬉しいなって(←作品違う
その3へ続きます。
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