ちょんまげインプのブログ一覧

以前乗っていたXVのハイブリッドには標準でアイサイトがついてました。
アイサイトにはクルーズコントロールもついていました。
たしかにクルコンは高速道路で遠方に出かける時は便利です。
が、先行車にくっついていくって機能、全車速追従クルコン、あれは要らなかったなあ。
だって高速道路に走ってる車なんて、車速も満足に維持できないヘッタクソばっかじゃないですか。
最初の頃こそ面白がってクルコンを使ってましたが、それもほんの数か月で、途中からクルコンなんてぜんぜん使わなくなっていました。

結局は機械も人間にはかなわんということですかね・・・

ネットでこんな記事が。
「レースでもラリーでもない！　いま人気急上昇の「ジムカーナ」って何？」
ふーん…と思いつつ読んでみましたが、一点だけ「そおか？」と思った一文が。

「かつては参加型モータースポーツの花形だったのだが、ここ10年ぐらいで気軽にサーキットを走れるようになったこともあり、ジムカーナに出場する人が減少傾向にあった。」

ここ１０年くらいで気軽にサーキットを走れるように…という部分については、私としてはここ１０年どころか２０年前くらいだったように思います。
まあせいぜい近年はネットで気軽に検索できるようになったという程度で、ここ１０年くらいで急にサーキット走行のハードルが下がったわけでもないでしょう。
サーキットは２０年前から気軽に行けてました。
まあそれはそれとして、ここ１０年でサーキットの人気が上がったからジムカーナの人口が減ったような分析をしていますが、それについては「違うね」と思います。
ジムカーナ人口が減っていたのは、「閉鎖的・排他的な雰囲気」だと思います。
サーキットの走行会だと、ふつうに街なかや道端で会ったら「うわあ」というような怖そうな風貌やウェーイ系のような方々が多い気がしますが、そんな方々は皆一様にとっても気さく。
片やジムカーナと言うと・・・
常連が主のようにふるまい、挙句には初心者の走りを見て嘲笑する。
（今は亡き平塚ではそういうことはありませんでした。それとも神奈川県だけの話だったのかな）
そういう雰囲気があるのです。
確かにジムカーナにはサイドターンという技が必要で、その習得のためには車両のセッティングも重要だし、人間の技術も重要。
そのどちらもがかみ合ってようやく成功するサイドターンは、ある種の特殊技能でしょう。
その特殊技能を持っていると、どうしても優越感を持ってしまうのかもしれませんが、誰しも初心者の時期はあったはず。
なのにそれが分からない人がジムカーナ界には多いような気がするのです。

私もジムカーナに引き込んだ友人女子がいますが、その人は下手なりに頑張って練習していました。
ターボではないＳ１５シルビアで、サイドターンもうまくできず、そしてなかなかアクセルが踏めないので、どうしてもユルイ走りになっています。
１０年以上前のことになりますが、ある県戦での前日練習会でその人の走りをビデオで撮っていたら
「なんだありゃ」
「イッヒッヒ」
「クルージングじゃねーんだよ」
「はっはっは」
という、まあワタシも平塚でよく見る常連さんたちの声が入っていたのでした。
これが当時のジムカーナの雰囲気の全てを物語っていたと言っては過言でしょうか。

またある競技会の時には、表彰式があるからと表彰台のを遠巻きにして大勢の参加者が立っていたら、後からやってきた常連さんたちがドカドカと表彰台の前（つまり我々が立っている目の前に）にテントを張りめぐらせ・・・

それにこれは神奈川だけでないのですが、開会式も走行中も表彰式もアナウンスは身内いじりの内輪ネタのオンパレード。
表彰式に出ないで帰るのは重大なマナー違反とされますが、こりゃワシらもう帰っていいよね？といつも思っていたものです。

あといつも疑問に思ってたのが、「〇〇ビギナーズ」ジムカーナ。
ビギナーズといいつつベテラン・常連さんばかりのようで・・・
もっとも神奈川県でのひどい初心者の扱いとかは聞かないので大丈夫かとは思いますが、ビギナーが足を踏み入れたくなるようなモノなのかどうか。

こういうことばかりではよほど本気の人は除いて初心者はすぐに嫌になるだろうし、それにJAFのあのクッソ細かい、しかも「はい？」と思えるような、そのうえ毎年コロコロ変わる規定（昨年だったか、まではデフマウントの強化がＮＧだった。今年からはＯＫになったそうだが）。
そして競技に出ると表彰台はいつもの面々、２本走って１万円払って、そのうちン千円を常連さんの賞金として納付してるのかと思うと、公式戦なんて出る気がなくなりました。

それに引き換え、サーキット走行会は事故のリスクはあるものの、ほとんどが和気あいあいとした雰囲気だったので、とても対照的だったなあと。
（もちろん事故ると悲惨ですけどね）

もっとも、ここ数年であちこちのジムカーナ競技会はそういったところが改善され、初心者も入りやすくなっているような気がします。
それでジムカーナの人口も増えているんじゃないかな？と思っています。


まあジムカーナは、サーキットに比べて車体への負荷も少ないし事故リスクも低いし、何よりうまくサイドターンができると楽しいんですよね。
だからこれからも続けていくつもりですが、たまにはサーキットも走りたい。
そういうことができつつ、普段使いも不便ではないＶＡＢに乗れて本当に良かったと思っています。

宣言解除されて間もないのでチト早いかな？と思いつつ、むしろ今のうちかと思って浅間台に行ってきました。
なぜかというと、今のまだ空いているうちなら、行きも帰りもトイレに寄らずに現地まで一気にいけるし、現地でもまだ空いているうちなら他の参加者さんとも接近せずに済むからです。
そしてマスクはもちろん、携帯用手指消毒ジェルも完備、途中でコンビニに寄らずに済むようドリンク・おやつは全て自宅から持っていきました。
また今回は、とある特注パーツの改良試作品の確認をするという急ぎの目的もあったからでもあり・・・。

で、当日はいつもよりゆっくり出て、いつもと同じくらいの時間に現地着。

もちろんガラガラ。
で、常連さんばかりで、皆さん適度に時間を空けながらの走行だったので、誰も走っていない時間もあってゆったり走れました。

ちなみに今回は、まずはフロントタワーバーの有無での感触の違いの確認と、改良版アクセルスペーサーのチェックがメインでした。
なので今年に入ってから２回走っている年間Aコースだけで走ったのですが・・・１本目はなぜかサイドターンができない。
おかしいな・・・と思って２本目走行の前にVDCをオフにしていなかったことに気づきました（－－；
３か月くらい間が空いてしまったので、けっこう忘れてたようです。

あとはいくつかのチェックも終わり、ここまでに６本走りましたがまだ９時台！
で、それからはDCCDを変えてみたり減衰力を変えてみたり。
それなりに気温も高かったのですが、農薬噴霧器でタイヤに水をかけて温度を下げてみると、意外にグリップ低下が抑えられることが体感できました。
途中でちょっと突っ込みすぎでアンダー出したり２→１のシフトダウンでガリッとやってしまったりしましたが、速度を抑えてコーナー進入するとたまに「グリン！」と回れるポイントがあったりと、いろいろ気づく点がありました。
もっとも、もし外撮りしてたらヌルい走りだったんだろうことは明白なのですが・・・

しかも毎度のことですが、毎回同じコースで走ってるのに、２度として同じように走れてないのがまた（－－；
でもまあタイムが刻みたいのでなく、自分なりに楽しく走りたいのでこれでいいのですが・・・
１１時くらいになぜかエンジンチェックランプが点灯し、１０分くらいバッテリーを外して治ったりしましたが、１１時半には走行をやめて撤収。

行きも帰りも渋滞知らずのスイスイで眠気も全くなく、目的だった各種パーツのチェックもできたので、とても充実したフリー走行でした。
さてこれからまたたくさん走りに行けるようになるのでしょうか・・・