「六本木純情派」(作詞:売野雅勇 作曲:吉実明宏 )は、1986(昭和61)年に発売された荻野目洋子の10枚目のシングルです。1984年に「未来航海-Sailing-」で歌手デビューした荻野目ちゃんでしたが、当初はそれほどパッとしませんでした。ところが翌年に7枚目のシングル「ダンシング・ヒーロー」のヒットにより一躍トップアイドルになりました。80年代のアイドルは詳しくないのですが、荻野目ちゃんは知っています。「ダンシング・ヒーロー」はイギリスの楽曲「Eat You Up」のカバーでした。当時はどちらもディスコでさかんにかかっていたようですが、私はディスコには近寄りませんでした。曲を聞くだけでしたね。数年前に大阪府立登美丘高等学校ダンス部がコンテストでこの曲を使用して話題になりました。荻野目ちゃんとも競演しましたね。
「ダンシング・ヒーロー」の後のシングル「フラミンゴ in パラダイス」から売野雅勇氏が作詞を担当しました。「ビーチ・ボーイズを止めないで」「六本木純情派」「Melting Point」「湾岸太陽族」「粉雪のリゾート」「さよならの果実たち」とヒット曲が続きます。荻野目ちゃんをアイドルとして定着させたのは売野先輩だったのです。