1980(昭和55)年10月5日に日本武道館で開催された山口百恵のファイナルコンサートをNHKで観ました。去年BSプレミアムで放送されていたそうですが、知りませんでした。あの伝説のコンサートにも行きませんでしたので観たのは初めてです。
ファイナルコンサートに行けなかったファンのために10月6日の『夜のヒットスタジオ』に出演してくれました。あの時の「
さよならの向う側」には泣かされました。もう二度と百恵ちゃんは観られないと思っていましたが、久しぶりに動く百恵ちゃんを観て感激しました。
「としごろ」(作詞:千家和也 作曲:都倉俊一)は、1973(昭和48)年に発売された山口百恵のデビュー曲です。『スター誕生!』で牧葉ユミの「
回転木馬」を歌った時から注目していました。この曲で山口百恵がデビューした時は嬉しかったですね。
森昌子・桜田淳子とともに「花の中三トリオ」と呼ばれて人気者となりましたが、当初は三人の中では地味なイメージでした。5枚目のシングル「ひと夏の経験」の大ヒットで花開きました。その後は女優として人間の幅を広げていきます。歌では13枚目の「横須賀ストーリー」から阿木燿子・宇崎竜童のコンビの曲を歌い始め、大人の女性へと変貌していきます。そして押しも押されもせぬ歌謡界の女王となりました。ところが21歳で引退宣言です。ショックでした。
今から10年ほど前に、釧路の「石原裕次郎記念館」でステージに置いたあの白いマイクを見ました。百恵ちゃんが渡哲也さんに渡していたそうです。「石原裕次郎記念館」は、2017年(平成29年)に閉館してしまいました。 2020(令和2)年には渡哲也さんが亡くなりました。そして今年の1月16日に、石原プロも解散しました。その次の日は百恵ちゃんの62歳の誕生日でした。
あれから40年余りの歳月が流れたと言うことです。あのマイクはどこに行ってしまったのかな?
Posted at 2021/01/30 20:57:05 | |
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