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からけんのブログ一覧

2012年02月28日 イイね!

いつかはクラウン。

いつかはクラウン。このコピーはいいなあ。何度かみしめてもいい。世はまさにバブルの絶頂で手の届くところまでクラウンが降りてきた。あと一息、あと一息。そう思って働けばだれでもクラウンが買える。

今から30年ぐらい前、世の中がキラキラと輝き札束が宙を舞った。歓楽街は戦前の上海を思わせた。共同租界のとばく場の賑わいを見せた。男たちは脂粉の香りにむせかえりながら女の胸の谷間に札束をねじ込み歓心を買った。

ヤクザの幹部が100万の札束を路上に落としたとき子分があわてて拾おうとした。幹部は子分を殴りつけ「そんなもんほっとけ。」と叱った。

ケチなことは言わない大盤振る舞いを男の度量だとする風潮がまかり通った。それにひきかえなんだきょうびの小物達の醜態は。1円、2円の確定申告に精力をそがれている。

その「いつかはクラウン」のキャッチコピーが登場する直前、僕はクラウンを買った。多分コピーは「美しい日本のクラウン」だったと思う。素晴らしいクルマだ。漆黒の塗装にきちんとしたワックスをかける。まる1日はゆうにかかる。しかし、出来上がりを見た人は腰を抜かす。

あたりまえだ。世界最高の国の人間はこれくらいのクルマに乗れて当然だ。故障はよくした。トヨタ車は故障がないというのは嘘だ。機械音痴どもがどんどん車を乗り換えるから故障する暇もなく人手に渡っているにすぎない。それでも持ち主が変わっただけで、長く乗ったことに変わりない、という頭の悪いクルマ屋の手先がいる。

ばか。今は持ち主の話じゃなくて故障の話だ。

クルマ評論家なるものが書くことはほとんど嘘だ。ホントのクルマの癖というものは半年1年と乗ってみなければわからない。可変バルブタイミングだ、直噴だ、となぜ必要のないバカを喜ばすだけの装置をつけ価格をあげるか。クラウンで200キロ以上の速度を出すことはない。カム軸自体一本で十分。やさしいキャブの加速を知ってから燃料噴射の話をしろ。

ましてや燃費とか言うな。燃費を言うなら朝鮮人みたいな目をした軽とやらに乗れ。

Posted at 2012/02/28 10:07:11 | 日記
2012年02月27日 イイね!

悲しい日本人。

悲しい日本人。沖縄で日本人をひき殺したアメリカ軍軍属が1年半の判決をうけた。遺族に謝罪しない。大きく右側にはみ出しているなど酌量の余地はない。

アメリカの犬になった日本人に対して米軍は、安保条約で日本を守っているから少々のことは我慢しろという屁理屈できた。共感する人も多いから日本の独立も危うい。何十万人の米兵がいるのだから当然事故は起きる。それは無制限に米兵を無罪にしろということとは異なる。

米国の極東戦略の一部であるから米国本国にとっても貢献する在日駐留軍であるはずだ。だからすべて日本が我慢しなさいという考えは破たんが来ていると思う。日本政府は世論の盛り上がりがなかったら起訴さえもためらっていた。

アメリカ兵はまるで敵兵を踏み殺すように日本人を殺せるようだ。今回かろうじて判決までこぎつけたが在宅のまま上告した。詫びてない。このとき日本人同士で同様の事件が起こった場合は一年半の判決ではすまない。沖縄では大衆運動をおこそうという動きはない。死に損だ。

普天間の飛行場にへばりついて補償金で生きているから米軍には逆らえないのか。

いつまで敗戦国の苦汁をのまされるんだ。

テレビを見ていたら日田彦山線の爆発事故について特集を組んでいた。1945年、陸軍は北九州の山田弾薬庫の一部が空襲でやられたので工事中の日田彦山線のトンネルに爆弾を隠すことにした。戦後進駐軍は危険だという日本の陸軍中尉の進言も聞かず火を付けた。(11月12日)

山は吹っ飛び村民150人以上が死んだ。

日田彦山線の彦山駅から少し南に行ったところでいまも爆発踏切としてその名を残す。米兵はすぐさま本国に帰り不名誉除隊になって行き先は知れない。立ち会った警察にその責めがあることになったが住民が受け取った補償額は被害額の3%だった。

ということを全く報道せず爆発の被害のひどさばかりを報道していた。

だれが責任をとるべきか、その後放置されたのはなぜか、犯人はどういう言い逃れをしているか。マスコミのやることは山ほどある。

炎がひどかった、お父さんがかばってくれた、家が燃えた。そんなことはどうでもいい。戦争は終わっている。庶民は対等の個人だ。萎縮することはない。米軍による事故には補償を要求しろ。

Posted at 2012/02/27 20:14:41 | 日記
2012年02月26日 イイね!

死刑再論

やってないのだったらなぜ自白したんだ。無実の人が自白するはずない。こういった考え方は国家権力にとってとてもありがたいもので、残念ながら日本では容易に国民の多数がその考えを支持していた。

自白は証拠の王様とされてきた。

こういうとんでもない考え方は、様々の拷問を正当化してきた。白状させるためには何でもできたし、自白の強要をしたとしてわずかに責めをうけることはあっても、自白させたという功績の方がはるかに大きかった。

戦争を経て日本人の人権に関する考え方に、さほど進歩があったとは思えない。みんな今でも思っているはずだ、やってないならなぜ自白したんだ、と。

なぜ憲法は、「自白だけで人を有罪にできない」とわざわざこのことだけのための条文を書いているのだろう。それは拷問の正当化につながるからだ。あるいは検事、弁護士、警察官ときには裁判官の口車に乗せられてどんな証言でもすることがあるからだ。

僕たちは、いやというほど司法と行政が一体になって、国家の都合のいいようにあらゆることをねつ造する自白中心主義の裁判を見てきた。大逆事件の判決はどうであったか、甘粕事件は。

だから大きな敗戦を経て、英米法の流れをくんで自白の証拠能力をやっとのことで下げた。

「本人がやったと言っているんだから死刑に躊躇があるはずない」といった論調は、軽佻浮薄な考えだ。とくに早く執行しろという人は、日本だけでもいいから冤罪というものがいかに信じがたいほどの偶然が重なって生じるものか、知っておくべきだと思う。

死刑というものは、被告人が執行をのぞみ十分な証拠がそろってもなお慎重であらねばならぬ。久間死刑囚の死刑が執行された。飯塚事件の被告だ。事件発生から16年目の死刑執行だった。その後新たな証拠が見つかり久間氏は無関係であることが分かった。

裁判員制度の導入により重罪事件は国民代表の裁判員による復讐の場と化している。裁判員に言いたい。自白の証拠価値なんてほとんどゼロなんだ。

せっかく裁判官が怒りをこらえ不条理を分かりつつ、もう一度だけと被告に託した希望を復讐心で踏みにじってははならない。判例は裁判官の苦悩の集積だ。

僕はこの文章に対する反論は十分わかります。僕自身がゆれているからです。ただ右に振れすぎたブランコの心配をしています。

子供の首を切り落として小学校の校門に飾った少年は、反省もせず今度は勉強で社会に報復しようと弁護士になった。イギリスでは、これだけのことをすれば終身刑だ。

いずれにせよ極めて無責任な社会に生きているといえる。
Posted at 2012/02/26 19:32:34 | 日記
2012年02月26日 イイね!

第二次上海事変

第二次上海事変第一次上海事変は、数百の死者を出したのみで停戦協定が成立した。川島芳子や田中隆吉の暗躍によって日中は衝突したが、このあとの日中戦争に比べると小競り合いにすぎない。

最近の日本では、南京事件もなかったばかりか、上海事変も蒋介石が仕掛けたと言い出す人が出現する始末で、頭が悪いとどんなことでも妄想するんだなと思う。

戦争はケンカとは違う。どちらが先に殴ったかを聞いてくれる優しい学校の先生はいない。戦争は負けた方が悪い。

日本という子供は、隣の家に上がり込みそこの息子とケンカを始め俺は正しいと言い張った。よその家に上がり込んだという間違いをおこし、そのケンカに負けたという大間違いをおこした。

論争になるほど詳しく述べてはいかないが、今度は第二次上海事変について書こうと思う。

1937年8月13日夜には、上海において日本の上海海軍特別陸戦隊が、中国国民党正規軍10個師団(20万人)と衝突(第2次上海事変)。同日、政府は閣議において上海派遣軍(2個師団)の派兵を決定する。戦闘員は両国とも逐次増強され。中国60万対日本40万の総力戦になった。

戦闘が開始された時点においては、上海に駐留していた日本軍は数千の段階であった。蒋介石がこれを一挙にたたこうと思ったのか、奥地ににおびき寄せるための陽動であったかについては諸説ある。

お粗末なのは、多くの敵をものともせず勇敢に戦う皇軍兵士、というカビの生えた宣伝文句を真面目に勉強もせず信じ込んでいるのがいることだ。

わずか4000の兵でどうして侵略ができるんだ、と、のたまうが一瞬にして戦力は40万に膨れ上がる。そんなやつに言わせてもらうが、そもそも4000の兵でどうして10000の戦死者が出るのか。

第二次上海事変は、終わることのない戦争であった。

国民党軍の規律はでたらめだ。占領地のすべてを奪いつくした。抗議すると殺すのが当然のように慣習化していた。一部の重火器を扱うものを除いてほとんど教育らしい教育は受けていない。

こんなでたらめを許さないぞ、そら「暴支膺懲」だ、と短絡するのは思慮に欠ける。蒋介石としては敵兵力の手薄な江南を攻めるのが軍事常識であり、責められるべきはそんな軍事常識もない素人が中国征服の野望を抱いたことである。

日本軍は国民党軍のような軍規の乱れはほとんどない。しかし国民党軍以上の残虐行為が可能になったのはなぜか。新兵訓練という名の捕虜の刺殺、徴発という名の泥棒など限りなくはたらけたのは、それが命令だったからだ。そのような軍隊を侵略軍という。





Posted at 2012/02/26 11:05:23 | 日記
2012年02月25日 イイね!

撃鉄が引けない。

撃鉄が引けない。最初に獲物を撃つ時は、撃鉄をひくのに相当の勇気がいる。鴨の場合は上方に向かって弾を撃つ。鴨はたいていシルエットになっている。だからゲームのようだ。しかしなかなか引けない。

殺したくないのだ。あるとき僕の上空をかすめて後方に飛び去ろうとする一群がいた。僕はほとんど筒先を90度に向けて発射した。そしたら偶然にも撃たれた鴨が血を吹いて僕に向かって落ちてきた。同行していた人がその鴨を足で踏んで殺した。ほかに優しい方法があるなら教えてほしいものだ。仕方ない。

僕はさばき方を習ってさきほどまで飛んでいた鴨をただの肉塊にした。あとはカモ鍋にして食うだけになった。

僕が少し弾をはずしたので鴨は踏み殺されることになったが、通常は上手な人が撃つので即死させる。料亭の鴨なべと何の違いがあろう。

だけど、僕はシーズンの初めは撃鉄をひくことができない。今年は、シーズンは終わったがどこかでホッとしている自分がいる。

迷彩服を着てじょうろで水を撒くような弾を出して戦争ごっこをするのは嫌いだが、本物の迫力に対し僕はどこかで正当化できないものを感じている。

プロの猟師さん達の鮮やかな腕前には恐れ入る。彼らは一発でイノシシを撃つ。二発目はない。僕は単発銃でイノシシと向かい合う勇気はない。はずしたらその牙で頸動脈を切られ100%死ぬ。噛まれたら、大たい骨が粉砕され元の体に戻ることはない。

僕は邪魔にしかなっていない。銃だけいいのを揃えて恥ずかしい。「からけんふせろ」僕はハイといってすぐ伏せる。爺ちゃんたちは僕の銃には何にも期待していない。

まちがって弾が僕に当たれば僕はバラバラになる。僕はイノシシにあてたことはないが、イノシシの断末魔の痙攣の中、これが人間だったら戦争だなと思った。

殺すための最高の機械は、クルマと違い歴史が長く、人々はよく研究してきた。贅肉がないのだ。美しい。銃は扱いを間違えるとその所有者でも殺す。銃は人におもねったりしない。ずっしり来る重さがいい。センサーだのプラスチックだのが一切ない。男の機械だ。

脱走犯が家に来ないかと楽しみにしていたが残念だった。そんな時期も遠い昔だ。

僕は年々銃を撃つ言い訳が増え、その分、心の直感として「もう、銃はやめろ」という声に勝てなくなっていく。







Posted at 2012/02/25 00:43:51 | 日記

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「目新しいものを求めてさまようカモ http://cvw.jp/b/849485/48568574/
何シテル?   07/28 20:30
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