からけんのブログ一覧

自転車のときは手抜き飯になる。水を除いて荷物の総重量１．５㌕にしようとすると、コメから飯を作るのができない。なぜなら水は自転車の車体に水筒をつける形で運搬するから。大量の水は運べない。

レトルト。

スプーンを木製にしたり、カップの蓋を段ボールににして防水処理をしたり、鉄をアルミに、アルミを紙に、風防も紙+アルミ箔。

今固形燃料が余っているのでなくなるまでは鉄製の台（五徳）を使用するが、アルコン（自作）にしたら６グラムになる。３００グラムの減量は、大きい。


後ろの荷台をどう自作するかにこだわっていた。荷物を減らせば、後ろどころか前荷台もいらない。（ビジュアル的に前荷台は残す）

で、飯だ。


紅茶だ。防水の紙製蓋はこれ。amazonを利用する人は多いが、ぼくはamazonの箱まで利用
絵も描いたが、字も重要。「事必帰正」

じつはうちに泥棒が入って、一切合切持っていかれた。自作は好んでやっているばかりではない。かなり落ち込んでいた。


イギリス人ですから、

荷物は小型に、なべ兼、オーブン兼、フライパンの中。



ごとくも入る。





近くで老人が本を読んでいた。と思ったらその人はスマホでゲームをしていた。

そのあとの行動がすごい。散らかしっぱなしで忽然と消えた。

どこへ行ったのか。分別あるはずの老人がまさかゴミを散らすなんて。


きっと昇天したんだ。



バカはもっといた。

目立たないようにそろえているところがバカの姑息さを際立たせる。




ちょっと遠かったが頑張って、坂本神社。



令和のおかげで坂本神社。鬼滅のおかげで竈門神社。ありがたや。

←昔の懐中電灯には豆電球。

今見ると大変懐かしく、製造元は「日立」とか「東芝」、「ナショナル」といった大御所だ。さすがに上質で今度ぼくの自転車につけようと思う。

問題は、もともと暗い上にすぐ電池がなくなること、スイッチの接触不良、重たい、電池の消耗が早い・・・　欠点だらけだ。


だけどどう言い張ってもＬＥＤよりかっこいい。このビジュアルが大事なんだよ。


便利や進歩がいきつくところは、なんか面白くないところが多い。

旧車がはやるのは十分理解できる。

ただ、佐賀あたりではわざわざハの字に組んだタイヤをリジッドにし、子供の三輪車のタイヤをつけて地面をこすっていくのがかっこいいのだそうだ。
クルマをいじめてどこがいいんだ？


正気じゃない。プリンス自動車の救世主、技術者の汗と涙の結晶Ｌ20エンジンを痛めつけて喜こぶなんて、少なくとも夜の街でドリフトするなよ。おまいらの間抜け面でも有名になりたいか。



種族が異なると文化は理解できない。

日本人は外人が来ると浴衣を着せて折り紙を折る。つくり笑顔で外人が驚いて見せる。

それが国際交流だそうだ。そして下品な言葉を吐く。「同じ人間だ。」とか。

今なくなってすっきりした。コロナアリガト。


隣県の人間でも僕には全く解できない行動をする。当て逃げ、泥のついたタイヤで床が地面にこすれて火花を出す。

それでも同じ人間か。
違う。人類には佐賀県人と人間がいる。はっきり異なる。

確かにそれでも相互理解は必要だが、「同じ」という理解はファシズムだ。「異なる」ということを理解すべきだ。




さて、本題。

30年ぐらい前、家に居候がいて（2年間）彼女が去るとき自転車を置いて行った。その自転車に10年ぐらい前ＬＥＤの前照灯をつけた。


今度壊れたので早速修理。

ところが、この10年間にＬＥＤは長足の進歩を遂げた。5年するともはや別物だ。今はヘッドライトやサーチライトに使う時代。

電池を変えてもコンタクトスプレーをかけても断線をしらべても一向に点灯する気配がない。単三4個も使う。

今はチップが主流だがこの砲弾型のＬＥＤがヒーローだった時代もある。今回、基盤がイカレていて面倒だ。

チップ型
（砲弾型をアジの開きのようにして保護樹脂をうすくしたもの）


カラシに相談した。彼女はよく近寄って観察したが、二人で出した結論は、「捨てよう」。



ところがＬＥＤ自体は生きているだろうから粋な実験をした。

仮説
アノード、カソードに電位差が生じると光子を出して電子が移動する。

推理
ならば、逆もあるはずだ。


あほは興奮してなんでも逆があるというのはまちがいだとかいうが、そんなことわかっている。

ラジオのスピーカは電波をボイスにする機械だが、ラジオに叫んでもその声が電波になってアンテナから出るということはない。

ところがＬＥＤの場合、外部から光子を入れると電位差が生じる。1ボルト以上生じるがワットはほとんどない。物理でいう「仕事」をしないのだ。

てもとには4個のＬＥＤがあったので直列にして電流を増やしてみると、なんと百均の電卓を起動させた。

太陽光発電だ。

九電は買い上げ電力価格を大幅に下げ、昔非効率な太陽光発電を設置した人は元が取れなくなった。最近の高効率でよかったと思うのは前頭葉に障害がある人だ。

5年後、同じ運命さ。

日向（ひなた）に出した4個のＬＥＤが電卓の液晶を起動するところを写真に撮りたかったが、一人でやるには無理があった。（テスターがあれば1個でも実験可能）

科学する喜びや感動を知る人はやってみてください。特に子供に見せてほしい。きっとお父さん以上に目が輝くよ。

日本は、カネを出せば何でもできるが、出さないと何もできない。そんな不条理な仕組みがはびこってしまった。

すべてのものが商品化される、資本主義の社会だ。

いまさら何を言うと思う人が多いだろう。

社会と自分の関係を問い直すこともなく、存在するものに対してどう適応していこうかとだけ考えるのは能力が不足している人だ。



ぼくなんか、まあ、これを読んでひねくれる人も多いだろうが、能力があるもんだから存在自体を問わずにはおれない。

空前の不況に空前の株高。大部分の人が困っている社会でありながら、投資家は笑いが止まらぬ空前の株高。

どの国がどうこうと比較しようという気はない。とにかく日本はおかしい。変な資本主義だ。


過剰なんだよ。

低能の不安を利用して過剰につながる社会。つながっているためにはアラジンの魔法のランプをこすりにこする。　

そうして幻のつながりに安どする。

過剰に働き過剰に消費する。それができる人は成功した部類にはいれる、…と錯覚する。




ただ、過剰なだけ。


低能たちは、仕方ないじゃないか、とか、お前どうなんだよとか、じゃあどうすりゃいいんだとかいう。

ぼくの返事。

考えろ、考えてないじゃないか。

努力なしには状況は変化しない。

仮想現実をリアルと錯覚して安心する。




今回身に染みて過剰を実感した。泥棒が入ってごっそり持っていかれた。

でも不便にはなったが相変わらずキャンプもツーリングも行ける。




そういう僕自身過剰の中にいた。


…と、悟るには一週間ぐらいモヤモヤの中にいた。


何もない、舗装すらない川沿いの廃道を下り海に出た。



途中で食事。

究極の簡略化。


手のひらの段ボールは、
玉ねぎを切るまな板。

ヒメフォークは100年以上我が家に伝わるカトラリーから失敬した。

つながらなくても楽しいよ。ゼニをとるやつの話を疑えよ。

アジアで18位の所得に転落した日本という島の住民は、世界一の電気代に世界一の電話代…　まことに能天気だ。

70年代を彷彿とさせるクロモリ鋼。モデルさんの足のようだ。

そこいらの自転車もそのうちオートマチックになると思っていたら一足飛びに電動化した。

自転車とはミッドシップリアドライブだ。うちのクルマはＦＲ（トラック）が消えすべてＦＦ。人力バイクのリアドライブ操作感は新鮮。
このメカ感。

能率とか効率とかコストとか燃費。このごろの庶民は視点が下品だ。

仕組みを分かって大事に長く乗ればレシプロに勝るエコはない。

電気は石油でできている。電動のどこがエコなわけ？


大事なことを忘れている。これだっ！

「楽しい」　



坂を上って誰も知らない東屋に。多分予算消化のために作ったところで、だれも利用しない。

ありがたい話だ。


ちょっと今回の食材はレトルト。百均でご飯とカレーの缶詰。

風防は庶民がよく飲むという栄養ドリンクの箱に、百均で台所補修用アルミテープを購入し貼ったもの。効果抜群。



これがうまいんだぁ。ニトリのグリルなべ。サトウのごはんがぴったりハマる。大盛りもあったのだがこれもぴったり。さすが日本。

中国製のごとくはあと1ミリのところでメスティンに入らない。やっぱり中華。
その3枚のごとくを2個買って組み合わせて2連火力。


ぼくはこのままいくと、だんだんご飯は家で作ってくるスタイルになりそう。もはやキャンプ飯ではない。

ただのピクニック。でも、それ、楽しそう。学生時代のアルバイトが役立つ。奨学金とバイトで私大に通うには命を削って頑張るしかなかった。身の上の不幸を嘆いたが、今となっては役立っている。


レストランバイトで鍛えられた。そこにあるもので料理ができる能力。どうもありがと。不幸様。

最後は紅茶。

イギリス人ですから、

コスパ最高。クロモリの細く長いフレームにうっとりしている。ほかのフレームは田舎のＪＫの足のようだ。

実力ある専門店から買わないと楽しめない。
海外からも買いに来る福岡市大橋の　プラットフォーム　を薦めます。