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からけんのブログ一覧

2019年02月28日 イイね!

木工

木工以前ジムニーのSJ30に乗っていた。

2サイクル、28㏋  今なら完璧な欠陥車だろう。ハンドルは60キロを超えるとふらふら。始動には超絶技巧が必要だ。ほぼ所有者以外は始動できない。坂の上からクラッチを踏んで転がしガツンとクラッチをつなぐと大抵エンジンがかかった。

ただ軽さゆえ砂浜はパジェロより良く走った。スタックしたパジェロは溶けるツンドラに沈むマンモスのようだった。

助けない。仕事は楽しくだが、遊びは真剣に、というのが僕のスタイル。自分の頭で脱出せよ。


友人がSJ30のファンだったのでタダでやった。そこまではいいのだが先日中古車屋に行くとなんとそのジムニーがあった。なかなかな値段だ。

あげたのだからもう僕のものではない。もらった人がどうしようとその人の勝手だ。とは言いつつも、もらうときは大事に乗りますと言ってもらっていながら・・・、中古車として並ぶその車を見てモヤモヤしてくるのは、いけないことか。

人の感情というものはそんなに簡単に割り切てるものではない。



2ストの爆発的な低速域の加速はむち打ちになりそうだった。環境だ環境だと騒ぎだすともはや2ストに勝ち目はない。寒い日は煙幕のようでこれまた気合が入った。

フロントガラスが倒れゴーグルが必要なクルマなんで楽しくないかい。なんでもそろえにそろえて一様にしたがる日本の車行政がよくぞ個性のある車を許可したもんだ。



値段は高いが十分にそれだけの価値がある。センターデフからPowerを前後に振り分ける。小癪にも本格4駆の構造だ。


雪が増えてくるといったん車を降りフロントタイヤの手動クラッチをロックさせる。手動。このひと手間がいいのだ。センターハブのスイッチを90度回転させたとき体の芯にガツンと気合が入る。

こんなところを自動化してはいけない。男が山の雪道に挑むときの儀式だ。


山奥のつららは3メートルぐらいあるが直径は5センチだ。溶けないように車の外に縛り付け、家に帰り冷凍庫に保管。少しづつ割って円筒形を作り酒を飲む。



ドアの中はすっからかんで側面衝突はすぐ死ぬなと思えたので角材を切ってドアの中に入れた。


北海道や韓国に比べたらままごとだろうが、あまり雪が降らない地方では雪の林道を走るだけで十分至福の時を過ごせる。




このごろのクルマは決まりきったコースをおぜん立てされた中で走るのだろう。もちろんそこの勝負の世界は魅力的だが、オリジナル性はない。僕は人がやってないことの中に面白さを見る。出来合いの遊びのほうがうまくいく。だが。

美は乱調にあり。



もう一つの話題。

家の余った木材とL金具をかき集め玄関の靴を履くとき用の踏み台を作った。上がり框が高すぎるのでだんだんしゃがむのが苦痛になってきていた。そこでこんなのを作りこの座板の上に靴を置き履くようにした。


金具はバラバラ。


でもよくできるとうれしい。誰も工夫を理解しない。でも、ほめられることを期待するのはよくない。自分で自分をほめるのだ。それでよい。玄関になじんだ。




2月も10日ぐらい書けませんでした。4月から書き始めます。一生懸命書きますので読者でいてください。
Posted at 2019/02/28 22:35:07 | コメント(0) | 日記
2019年02月27日 イイね!

ご当地ナンバー

ご当地ナンバーなんでこう役所のすることはダサいのか。デザインの悪さは、思い付きでそこらの事務員が昼休みに描いたものだから仕方ないのか。

問題はその汚い図柄をバイクやクルマに下げなければならないことだ。市民には選択の余地がない。


しかもきまってゆるキャラがいる。そのゆるキャラも醜悪だ。

  
うちに戦後最初に来た車のナンバーは、「福  5」だった。親は女の次にクルマが好きで、あちこちに乗っていっては自慢したようだ。しかしそのナンバーがご当地ナンバーだったらきっと気分を害しただろう。車は選べてもナンバープレートのデザインは選べない。

車を誇りにしている人は現代にもいる。

失礼だ。おまいらの調子に乗った、浮かれた、センスのない遊びごとに付き合わせるなんて。

役所よ。面白半分に下品なデザインでご当地をアピールしているが、世の中公務員ばかりではないのだ。自分らで面白がってもいいが、人に迷惑をかけてはいかん。


市民全員がお城好きなはずないだろ。そこにお城を刷り込むということは人によっては好きでもないものを四六時中ぶら下げて回らなくてはならなくなるのだ。


そんなことより縦横の比率を何とかするほうが急務だ。とくに軽。どこにナンバーを置いても冷却の邪魔だ。デザインの邪魔だ。ナンバーの数字が読めもしないご当地ナンバーが許されるなら、軽のナンバーの縦横比を変え横長にするかもっと小さくしろ。



役所はことの緊急性を理解しない。

間違ったことを、間違った順序で、、間違ったときに行う。そしてその間違ったことで飯を食う。


世の中に絶えて役所のなかりせば・・・
Posted at 2019/02/27 20:04:10 | コメント(0) | 日記
2019年02月25日 イイね!

マーフィー お前のせいだ 

マーフィー お前のせいだ 今週の生け花は桃。花が散ったら挿し木する。再来年ごろその桃を食う。

こどもから、めずらしく週末ドライブに行こうというTelがあった。親というものはいつまでたっても子離れできない。

いや、そんな人は少ないのかも。ただ、ぼくはできない。いかんと思いつつ、他人だったら即座に刺し殺したくなってしまうようなことを言われても、わが子だと何ともない。そんな親こそが子供をspoilすると普段言ってるくせに。


その子は僕のきわめてすぐれた遺伝子を受け継ぎ極めてすぐれた社会的地位を得たが、そのことは僕には何ともない。知性に秀でた遺伝子は僕で証明済みだし、彼に何人部下がいようと役職が何であろうとぼくじゃないから何ともない。


それどころか、ぼくとは社会的思想性が正反対で、保守本流の考えをしているので朝まで激論を戦わせることがある。大人げないことにぼくはその議論には勝ちたくてムキになる。

意気込んでは見るのだが、議論のたびにだんだん子供に負けることが多くなった。

いやだ。僕は嫌だ。

負けず嫌いでい続けないと脳は劣化する。キャッチボールだろうが、将棋だろうが、魚釣りだろうが、負けるのは悔しく眠れなくなる。安部のあほさ加減を議論しようがトランプの無節操さだろうが同様だ。

またいつものように車の中でドライブそっちのけで議論が起こるだろう。信じて疑わなかった。


ぼくのこどもが子供だったとき、ぼくのこどもは追いつめられると話題をそらし、屁理屈を言い、ついには議論を避けた。ところが最近は、年のせいかぼくの理論が勝利するときは10に一つになった。

その、たまにぼくに負けるときは、ぼくの主張を素直に認めるようになった。

そか、ただの勝者のゆとりか。


関係ないところでだれがああいったこういったということを持ち出すのは、劣等感を屁理屈で防御する4流理系のなれの果ての姿だ。管鮑の交わりを目指すからけん親子にはみじんもない思想だ。



 (読者の皆さん。それもそうだなあとか、いるいるそんなバカとか、思っていただけると信じます。)



そういう白熱知性の親子喧嘩を期待していたが、コペンのバッテリーが上がっていた。充電しながら寝た。朝になると充電器が故障していた。

充電器はトランスで変圧する方式なんて今やなく、HzをUPしてロスを減らし小さなトランスで事足りるようなスウィッチング電源と電源用の汎用ICでくみ上げた充電器が一般的となり、重量は1/10になった。価格は従前と同じ。


壊れたのはスウィッチング。
 

バッテリーは放電状態なのではなくサルフェーションを起こしていたのでアウト。さらに充電器のヒューズが飛んでいたので交換しようと思ったらこれが直付け(じかづけ)。やっとのことでfuseを換えたがもっと深刻なところが故障していた。スウィッチングの欠点は修理不可能なことが多いこと。


こどもとの約束時間は迫る。朝早くから開いているホームセンターに行き充電器を買ったが中華しかない。「同種の充電器から火を噴いた事例が報告されています」というお知らせがあった。

楽しそうな充電器だが、エンジンに乗せて充電するのはやめ床のコンクリに置いた。



子供との約束をキャンセルして家に帰り充電しようとしたらこれまた中華充電器は限度を知らぬお粗末。

すべて変な法則を発見したマーフィーが悪い。He said,「失敗する可能性のあることは必ず失敗する。」「重なる可能性のある悪いことは重なる。」



あまり慣れてない人が回路を組み、コストだけを気にする経営者がいて開発担当を絞めつけた結果の充電器だ。買ったままでは実用に耐えない。


fuseは差し込み式になっていることが分かる。それはいいが、出力端子の+と-が記されていない。危ないことをする。マジックで+-を書いた。中央のコンデンサーの左がプラス端子、右斜め下にマイナス。バカな配置だ。


クランプが貧弱でばねが弱くグリップが不安定だ(左の)。 手持ちのジャンクからクランプを探し(日本製)繋ぎ変え(右の)。


芯線の数も全然違う。低圧は電流が大きい=発熱が大きい=電線の断面積を大きくする=芯線を増やす そういう必須のことを手抜きしている。


セルフタッピングばかりでまともなねじはない。肝心なところで手抜きをしてトラブルが増える。まるで貧乏人の人生だ。


熱収縮チューブ。


1メートルしかなかったACコードも伸ばし完了。

クルマもそうだが、不誠実な機械はすべて不潔だ。人間にも言える。

Posted at 2019/02/25 20:15:14 | コメント(0) | 日記
2019年02月18日 イイね!

免許返納に付き合う

免許返納に付き合う僕は苦労してやっとのことで免許を取った。苦労してとった免許を返納する日のことを思うと、万感胸に迫る。免許がくれた日々が走馬灯のように去来するだろう。


熱く胸に迫るのは四輪ではなく、二輪の日々のはずだ。

一見、おおらかな戦後昭和の時代は、バイクで人が死ぬのが普通の時代だった。交通事故は15000人/年の命を奪っていた。70年代は熱い。


バイクに興味ないやつはオカマかホモである。異論は全くなかった。

その時代はバイクに乗るのに必ずしも免許は必要なかった。「田舎だから」という言葉はよくも悪しくも日本国の治外法権であることを意味した。


お巡りさんも顔見知りばっかりで、検問にかかっても「はよ免許ばとらんねー」ですんだ。


全国一律の免許制度は田舎の治外法権を崩し中央の支配下に置こうというものである。田舎では住民の共通認識がすべてに優先するのであり、「ケガせんならよかやなかか(いいだろう)」、「下手クソが死ぬとたい」、「免許なかでも(なくても)上手がおる」…そんな考えがまかり通っていた。


しかし、時代の変化とともに偏狭なナショナリズムはグローバルスタンダードに飲み込まれていった。


自己流だし上手に乗れているぶん乗り方に変な癖がついていて試験場では嫌がらせのように落とされた。

↑この駐車場は昔、試験場のコースだった。国鉄か運輸局に並ぶ横着な係員がいた。

みんな10回でも20回でも受け続けた。僕も10回以上受けた。住民票は落ちたら返却されるので受けるたびに使いまわしができるが、そのたびに受付のスタンプが押され住民票はスタンプでびっしりになった。

ある意味そのスタンプが勲章みたいな意味があり、スタンプを押す余地がある間は合格しないという都市伝説が生まれた。


僕らは共産党宣言の一節をもじってこう叫んだ。

ライダーよ、お前たちの熱い情熱を遮るものは何もない。警察よ。400の爆音におののくがいい。ライダーが獲得するものは世界である。


ほんとはそんなことどうでもよかった。クラス最高の爆乳娘を乗せ80㎞/hからの急ブレーキ。クラスメートは「きゃあいやらしかあ」というが、まんざらでもないことをぼくはよく知っていた。

ほんとはどうだったかはわからないが、そう信じていたぼくがいた以上ぼくにとっての真実はそれしかない。今思い起こしても心臓がレッドゾーンになる。



相変わらず今もスケベだ。ずっと今までスケベだったに違いはないが、誇りある正しいスケベだった。


ド田舎でしか通用しないナショナリズムだが、裏切りとか策略とか泥棒とかいじめとか引きこもり…そんなの一切なかった。思いつきもしなかった。

ただ乗っていればいい。すべては高揚感に満ちていた。スロットルが回りきってカチンとストッパーに当たったとき、バイクのマフラーは悲鳴を上げボディに羽が生えペガサスになり、ぼくを乗せて空を飛んだ。

僕は世界を獲得した。




ところがなんだ。うちのただ飯食いは、なっとらん。ぼくが色仕掛けに弱いと思って、「ねえ、クルマ買ってぇー」と言いやがった。

昨年はちょっと魔がさして、買ってしまった。


それが今度は、「飽きた、免許いらん」なのだ。今の若者にとっては、しょせんエンジンなんてこの程度のものか。

運転免許取り消し申請書か。僕には人生取り消し書だ。それを自分で書くなんて。

ぼくにもいつか返納の日が来る。あの愛と放蕩の日々から半世紀。これほど人生を学んだ道具はない。友情や、信頼や、、正義や、、こけたとき学ぶ摩擦係数。



書類に住所氏名を2回書けば夢の時はもう二度と来なくなるのだ。

写真をとって、はい、終わり。全部で15分。

運転経歴証明書という身分証明をもらった。あと若干のバスやタクシーや電車の割引券。

西鉄のシートにブックエンドみたいにじっと座り天神の老人クラブに行く日が来るのか。それはまあ何とか耐えたとしよう。僕は一体バイクのない日に耐えられるのだろうか。


「あーっ、せいせいした、カードが減った」とよろこぶ穀つぶし女は、僕の胸に万感の遠い日々が迫るのを気づく由もない。
Posted at 2019/02/18 21:52:48 | コメント(0) | 日記
2019年02月15日 イイね!

我が家のマーライオン

我が家のマーライオンご存じマーライオン。

世界最高、最大の観光ガッカリ施設😞

しかもよく故障する。たかが芸のない、下半身が魚のライオンがゲロ吐いているだけ。

おまいらバカだからこの程度で楽しいだろというシンガポールの魂胆が透けて見える。



うちの風呂にもマーライオンがいる。子供が小さいころ風呂の蛇口に座って遊んでいたが、その時の金属疲労が徐々にたまり先日根元からポッキリ。


いろいろ修理を試みたが無駄だった。



そこで蛇口を引きちぎったが切断面にはバリが出て危険だ。とくに風呂場は肌が柔らかくなっているので、女どもが怪我でもしたらぼくは必ず寝首を搔かれる。


修理とは成功の喜びなんて自分の中にとどまり、できて当たり前。周囲の者に対しては、できないことをしてやってるのに何も理解しない。


いやいや不満は言うまい。修理の天才は理解されないまま日陰に生きる。


マーライオンの下に傷除けのマスキングをして、


グラインダでゴリゴリ。


どう見ても緑だが青棒をローターにつけ、


鏡面仕上げ。


予想通り水の出方に文句が付いた。「水が飛び散るじゃん」 ほんとバカには疲れますね。

「カルマン渦といってこれは現代でも克服困難なものなの」 という僕の知性的な反論が教養のない女には通用しない。


「だって飛び散るじゃん」

無知とは恐ろしい。僕の鋼鉄のマーライオンが怒るとどうなると思っているのか。
Posted at 2019/02/15 19:34:49 | コメント(0) | 日記

プロフィール

「元祖アバルトに会う。 http://cvw.jp/b/849485/47557633/
何シテル?   02/27 22:13
続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
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