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2022年08月31日 イイね!

バスが障碍者の乗車を拒否

バスが障碍者の乗車を拒否昔、「一杯のかけそば」という話が巷をにぎわした。

実話ベースだと作者は言う。作者は優しい心の持ち主として、いわゆる「ウケた」。そのことに疑問を抱いた人は社会から疎まれた。

作り話は必ず綻ぶ。貧しい母子が年に一度の贅沢として年越しそばを食べる。親子で一杯を分ける。


雑にできたお涙頂戴作文だ。最高の贅沢がかけそば半分なら、通常餓死しているはず。僕が笑い飛ばすと、希代の冷血漢として罵倒された。

僕は思う。日本の公的扶助制度をバカにするなよ。



今、そんな浪花節に騙される人はいない。とうの作者こそ、無銭飲食常習者だったとのオチがつく。



ぼくにとっては同様の事件に見える。今回の乗車拒否事件。


「涙のファシズム」


ことの次第はこうだ。
川崎市バスが昨年、車いす利用者の乗車を拒否したとして、国土交通省関東運輸局は30日、市交通局に対し、このバス1台を道路運送法に基づく使用停止30日間の行政処分とした。使用停止は9月5日から。

 市の発表によると、昨年11月20日午前6時45分頃、同市川崎区のバス停留所で、近くに住む男性が路線バスに車いすで乗ろうとしたところ、男性運転手(61)が「この後、すいているバスが来るから」と断った。男性から国交省などに苦情が寄せられ問題が発覚。正当な理由なく乗車を拒否してはならないとする同法違反にあたるとされた。

 市に対し、運転手は「車いすを固定するスペースの(跳ね上げ式)座席で他の客が寝ていて起こすのが忍びなかった」と釈明。次のバスが数分後に到着すると認識し、15人ほど乗っていた車内状況も踏まえて乗車させなかったという。だが、この日は土曜でバスの本数は少なく、男性は10分余り待たされた。

 市は今年3月に運転手を訓戒処分としたが、公表基準に達していないとして発表しなかった。市交通局は「車いすのお客さまや市民にご心配をかけ、誠に申し訳ありません」と謝罪し、全運転手に再発防止を徹底するとした。
                   読売新聞 2022/08/31 06:34




<男性運転手(61)が「この後、すいているバスが来るから」と断った。>

実際バスはすぐ来た。すぐ来るとしても理由なく次のバスに乗れと言われたら不愉快だ。

佐賀県なら無理をしてでもこの障害者を乗せるべきだ。1日1本どころではない。例えば木曜と金曜に1本。

だが現場は川崎市。10分待てばよい。まさか障害を理由に「後のバスに乗れ」というだろうか。障害を理由にするならただ「乗るな」というはず。


<男性から国交省などに苦情が寄せられ問題が発覚。>

ぼんやり読んではいけない。この障害者にはことを大きくしようという意図がある。まず、苦情を言うならバス会社が順序だ。世の中の盲目的で低質な同情心を利用し、事実を選択して部分的に取り上げ偽りの状況を捏造する。差別するバス、被害を受けた障害者。こんなこと常態化していいのか、と。自分をかわいそうな被害者にして世の同情を集めたいか。

そこに持っていきたいのだ。そもそも当該の運転手に反論したのか。いきなり国交省とは不自然だ。運転手をカモにしている。


<運転手は「車いすを固定するスペースの(跳ね上げ式)座席で他の客が寝ていて起こすのが忍びなかった」と釈明。>

これはなかなかあり得ないことだ。「客が寝ているのを起こすのが忍びない。」と思ってくれる運転手かいるのか。

会社は運転手の弁明をこのように公表することで批判が会社の運行理念に向くことを避けた。つられた世論は運転手個人の対応の問題ととらえる。卑怯で巧妙だ。

万が一、運転手の供述がそのとおりであったとしても、どうせ数分後にはバスは来る。佐賀県なら次のバスまでにミイラになる。これは問題だが。

障害を理由に数分が待てないとは傲慢だ。



<市交通局は「車いすのお客さまや市民にご心配をかけ、誠に申し訳ありません」と謝罪し、全運転手に再発防止を徹底するとした。>

無難な公務員の弁明だ。こうして差別は深く静かに蔓延する。

Posted at 2022/08/31 10:26:41 | コメント(0) | 日記
2022年08月30日 イイね!

震電 J7W1

震電 J7W1大刀洗平和祈念館。震電(帝国海軍局地戦闘機)の実物大模型が完成したそうだ。tailor1964さんのブログで知った。

僕の父親が設計に少し関係した。父は九州飛行機に出向が決まるとゼミの仲間と温泉に行った。戦時中に温泉とはぜいたくな話だが、どうも海軍に口をきいてもらったようだ。阿蘇、栃木(とちのき)温泉。

その仲間の半数が戦死した。父の招集令状には招集延期のスタンプ。


僕は思う。理系を戦場に引っ張り出した時点で戦争は負けだよ。


父はあまり震電そのものについては語らなかった。病気になっても図面を引き過労死寸前だったことは何回も聞かされた。そのモチベーションは何によって保たれたのか。

それは昭和16年の年末、ある海軍技術将校から聞いた一言。「戦争に勝てばお前にもカリフォルニアの工場の一つでもやるから航空技術の研究をせんか。」

その慢心が同級生の半数を戦死させたのだ。あの将校を探し出して殺してやる、と言っていたが、カリフォルニアの工場はなかなかおいしい話と思ったフシがある。

騙されてしまった自分にも腹が立ったのだろう。無理もない。20代半ばの青年が、「お前にロッキードの子会社やろうか」、と聞いては舞い上がるほかない。




震電(しんでん)は、第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した局地戦闘機である。前翼型の独特な機体形状を持つ、最高速度400ノット(約740km/h)以上の高速戦闘機の計画で、1945年(昭和20年)6月に試作機が完成、同年8月に試験飛行を行い終戦を迎えた。略符号はJ7W1。 by WIKI





不正確な模型だ。震電は寄せ集め飛行機なのだ。重爆撃機の三枚ペラをいただいてきて二個合わせて六枚ペラにした。この6枚ペラが苦心惨憺の機体なのに、模型のペラは同一平面上にあった。可変ピッチのペラがどうしても収まらないから苦肉の策だったのだ。星型複列18気筒のエンジンも専用設計ではない。


先尾翼なので空気の流れは逆になる、つまりヒート。過給機のオイル、主軸の共振、・・・寄せ集めの欠陥機だったのだ。

5秒で打ちつくす機関砲。30発×4門。米軍のグラマンは8000発積んでいた。


搭乗員の養成には1年かかる。昭和20年に1機完成してただけなのに夢を見てはいけない。ジェット化も絶対あり得ない。父は言った。ちゃんと方程式があるんだ。きちんと代入していけばこの形しかなくなる、と。


なのに、脱出用爆破ペラとか、スポット溶接とか、製造工程の半減とか。何を言ってるの。

B29の爆撃を避け本社も移転した。佐賀県鳥栖市、久留米市、大牟田市など主な工場でも300カ所に分かれていて現場は混乱した。
Posted at 2022/08/30 21:22:17 | コメント(0) | 日記
2022年08月29日 イイね!

Coupler  その2

Coupler  その2しつこくカプラーの話。アンテナチューナーともいう。市販品は5万円前後。やや専門的な電子製品だ。

そんなのをなぜ書くかというと、工作加工の過程で使う脳みそは同じようなので参考になると思ったから。

立案、実行、失敗、改善。繰り返した。その道の専門家からするともっと合理的な方法があろう。僕なりに0から出発して工夫。専門的な工具なしに。

思考の紆余曲折。工作の失敗。たくさんあったが素人が頑張るとここまでできるのだ。参考にしてください。



L型のアルミの板にポンチ。



ドリル。



切り込み。ジスク。




ラジオペンチでボキッ。



磨いてバリ取り。しっかりバイス。




アンテナから空中に電波として放出されず無線機に戻ってくる高周波がある。(反射波)

反射波を捕まえて熱として放出し無線機に戻さないようにするのがカプラー。だからすさまじい熱になる。

このようにファンをつけたいのだ。




出来上がり。



このごろの気候もおかしいが、太陽もおかしい。百年ぶりの大爆発で太陽フレア―が舞い上がった。これが地球の電離層に悪さをした。今のところ長距離の無線交信はできない。

カプラー工作も徒労に終わるかな。


偶然もあるがこのカプラー改、ほとんど反射波を熱に変えている。(SWR 1.1以下)

太陽フレアのせいでウクライナとの交信はできそうにない。でも上等のカプラーが完成したので、大満足。
Posted at 2022/08/29 10:33:53 | コメント(2) | 日記
2022年08月22日 イイね!

I fell off my bicycle.

I fell off my bicycle.Have gone bad to worse. not only my bike, my body injuried.

よいことは重ならないが、悪いことは重なる。   Sicken moss.

非科学的だが統計的真理のようだ。   Slipped on downhill.


人間は自分勝手だ。人を避けて山中の公園に来ているのだが、いざ転ぶと誰か来てくれと思う。

しばらく寝ていた。痛みが治まってから乗る。なんとハンドルとかブレーキとか壊れているではないか。それはうちに帰ればなんとかなろうが、

悪いことは重なる。フレームが微妙にゆがんだ。自転車は精密機械である。ミクロンの世界のフレーム修正。これはプロに任せる。


しばらく自転車キャンプお休み。

ご飯は鍋と🍚茶碗共用でamazon。ステンの蓋に穴をあけスチームが見えるようにした。大正解。


この小さな穴は、沸騰時期を知らせる、異常圧力で蓋が飛ぶことはない、においで出来上がりを知らせる。

さんざんブログで自慢しようと思っていたが、I have injuried. それどころではない。

泣き所は痛い。弁慶でも痛い。


腫れて来たのでアイスノンと一緒に縛る。



頭は帽子で助かった。皆さん、帽子は必要です。危うく日本は貴重な頭脳を失うところだった。



関連情報URL : http://araya-rinkai.jp/
Posted at 2022/08/22 18:01:01 | コメント(1) | 日記
2022年08月21日 イイね!

イカレタテスター

イカレタテスター40年以上使ったテスターがイカレタ。まだ日本製が世界一だったころのSANWAテスター。


なんとテスター棒の中で断線。修理を試みる。切って端子を出してハンダ付けに熱収縮チューブ。


熱収縮チューブを2重とか3重にしていたらも少しカッコよくできたかも。(反省)
テスター棒の内部の断線なので、端子があるところまで切る。短くなった。

  

大学のころから使い続けて40年。液晶デジタルもいいが反応の速さと耐久性、目盛りの見やすさなどで針式を使ってきた。

不格好で扱いにくい。が、よい製品は修理に耐える。僕より長生きする。










テスターなら断線してもまあ何とかなる。それはいいが脳が断線してはいけない。断線こそしてないが接触不良の場合がある。それを治すには、

感じるんだ。昨今、気持ち悪い世間の一体感から目をそらすなよ。人は何かを感じたら、その次には考える。




死ねばみんな善人になるのかい。お国は行く末が危ない。この挙国一致体制は、不気味だ。私人の死に公金を使うな。

戦前、「バスに乗り遅れるな」というお国のスローガンがもたらしたものは何だったか。

何も考えず国が敷いたレールを突っ走った結果どうなったか。



半藤一利さんの残した言葉。
(1)被害者意識と反発が国民に煽られる、(2)言論が不自由になる、(3)教育が国粋主義に変わる、(4)監視体制が強化される、(5)ナショナリズムが強調される、そして(6)テロの実行


今回、(1)~(5)までをそろえた張本人が(6)で死んだ。


昨今、

政治的弱者は邪魔者にされている。その排除の考えは、単純化されスローガンになり反復される。そのとき、国力と武力は同義となり、ファシズムは成立する。

1%の勝ち組は我が世の春を謳歌する。その時安部は言う。

「まず上からよくなってだんだん降りてくるんです。」

嘘じゃないか。


安部政治の最も犠牲になった人たちは、まぼろしに飛びつき安部の旗を振る。すると錯覚できるのだ。

こんなふうに、

反安部勢力は日本の邪魔をしている。自分に反対の思想にたいしては「こんな人たち」と安部は言う。そうだ、こんな人たちを排除しよう。俺は日本を守っている。・・・

さあ、学校は半旗、市役所に記帳所を作って秋には国葬だ。


日本で一番の邪魔で低能でぐうたらが安部の旗を振っている。

お友達に加えてもらえたかい。
Posted at 2022/08/21 18:29:06 | コメント(1) | 日記

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「元祖アバルトに会う。 http://cvw.jp/b/849485/47557633/
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