からけんのブログ一覧

いちど始めたら止まらない。やめられない止まらない。とくにこの島の政府は番号が好きだ。

むかし、住民基本台帳法に基づく住基ネット構想があった。国民に番号をつけようとしたのだが失敗した。何の利点もなかった。税金をどぶに捨てる官僚のお遊びに付き合うほど国民はバカではなかった。








今現在、一人の人間に多くの番号がついている。健康保険番号、納税者番号、運転免許、旅券・・・。



政府は自らが、無駄に多くの種類の番号を国民に振った。どの口で一元化のメリットを説くのか。自分らの縦割り行政による失政を臆面もなく、「便利になります」という子供だましの論理で糊塗し強行している。

間違ってたのでやめますとは絶対に言わない。それで太平洋戦争はぼろ負けするまでやめられなかった。




今度はメリットを強調するにとどまらない。マイナンバーカード取得をしなかったり返納した人には、デメリットを与えるという。

予想される事務的ミスを事前に防ぐこともしない。お粗末。その事務作業たるや極めてアナログ。

メリットという欺瞞の撒き餌に食いつくバカも多かろう。民主主義はありがたい。そんなバカは選挙に行かない。

できもしないことをやろうと言い続けると恥の上塗りになるだけだ。



そこで提案。


まず提案理由
マイナンバー制度自体がほころびだらけだ。同様の制度が試みられてきたが、メリットなんてあったためしはない。それどころか自分の銀行口座が他人のカードと紐づけられてしまう始末だ。ただの迷惑。こんなもの強制されるなんてまっぴらだ。ところが同じ番号でも旅券や健康保険、運転免許の番号は役に立っている。



提案
それならいっそ、保険証のほうにマイナンバーをくっつけないか。運転免許やらほかの番号はおまいらが適当にどうにかしろよ。運転免許や旅券は生死と直結はしていない。ところが保険証は基本的人権が具現化したものである。社会保険制度の拡充なしに近代国家はあり得ない。それを安易にマイナンバーごときに吸収させてはならない。

近代国家の根拠を国民管理の完成度に求めてはならない。健康保険制度は日本の誇りの中核をなす。

ちょっと早めにウナギを食べた。丑の日には、店は客で混みあう。へたすると食い逃す。

漁獲量が激減している。生態を調べてみて分かった。なかなか長い旅路の果てに日本人の口に入っている。日本人は世界のウナギの70％を食っていた。

絶滅が危惧されている。


ご存じのように半端なく美味しい。そのうえ夏バテに効くというのが定説だ。平賀源内先生お薦めで科学的根拠もあると商売人が煽る。当然うなぎは乱獲される。

そこで稚魚を集めて養殖。さらにはその稚魚（シラス）を奪い合って乱獲。

みんな命がけで生きてるんだな、と思う。だって銭のためなら何でもする。種の絶滅には無関心だ。


たとえ完全養殖に成功したとしても、そのうなぎにはマリアナ海溝までの10000㌔の回遊がプログラムされている。

ぼくは残虐だと思うのだ。大海を夢見ていけすの中で一生を終わる。いけすの一生の中、10000㌔の回遊プログラムはうなぎの脳にどう働くのだろう。

ウナギに感情はない。なかろうが、人は自分の快楽のため他の生物をそこまで監禁飼育できるのか。それはやっていいことか。

いやいや、そんなことを考える日本人はいない。それどころか儲かるなら何でもしていいのが日本だ。

節操なんて考えてはならぬ。みんなBIG MOTORの従業員になろう。



あと4,5年で受精卵から成魚にする完全養殖の技術が完成する予定だ。するとシラスの商品価値は下がりウナギの資源保護に役立つという。

バカの反論はいつもポイントがずれる。


ねえ、まともな皆さん。ヒトという生物は他の生物を絶滅させたり増殖させたり制御する権利をいつ持ったのでしょう。



福岡県南部の柳川市は昔からウナギで有名。ひとびとは、宮崎県産、鹿児島県産でもなぜか柳川で食べたがる。価格は上がる。需要と供給の関係。

今や一食8000円前後。貧乏人はいつも価格でバカにされる。




という僕は、得意の無節操。ウナギ美味しかったもん。近所のウナギ料理屋さん。2000円。量は少し少ない。

これ、

高串温泉　　佐賀県唐津市肥前町田野甲1287番地10　


福岡市内からのツーリングにちょうど良い距離。都市高速と無料化高速を通ると2時間以内。

帰りに地元の人が薦める白糸の滝に行った。高串温泉から10分。




高串温泉。最近値上げしたので少し興ざめ。でも500円以下。温泉と言いつつボイラーがちらっと見えたりしてなかなか野趣にあふれる。

バス停には、バスが来たら手を振って止めてくださいと書いてあった。まるでアラスカのフラッグストップだ。これもなかなかワイルド。時刻表に一日3本だと。逃せない。バスが来たら言われなくとも合図はする。






今回のテーマは滝。バイクでもなかなかの急こう配の先に、





寒いぐらいに涼しかった。気化熱。



ここでマイナスイオンだなんだと言い出すバカがいる。おまいら勉強とは暗記だと思っているだろ。その暗記すらまともにしてないな。イオンは中学で習う。



20世紀、モノの多さや優秀さは一定の国力を表す指標だった。しかし肝心なのはその国民の学力だ。家庭や学校で何を学習したか。外国で出会う日本人。気が利いた顔がいないのよ。

べつに年をとらなくとも要介護状態のあほ面。


定義されてないものに対しそれが健康にいいとか癒しになるとか馬鹿もえー加減にせい。世の中は正イオンと負イオン、あるいは陽イオンと陰イオン。よく使うのがカチオンとアニオン。それしかない。

そうです。クルマの塗装の定番、電着カチオン塗装。帯電させて塗料を能率よくしかも強力に接着させる方法。

それは大したもんだが、日本には流言飛語が飛び交う。
わけわからんものを人の無能に付け込んで健康だ、癒しだという。それ犯罪。罪名は無能罪。昔ドイツにあった。

そのナチスドイツの学者、フィリップ・レーナルト は陰極線を実証しノーベル物理学賞をもらう。このポン介はそれにとどめればいいものをアウシュビッツの虐殺を絶賛し、実証なしに、滝にはマイナスイオンがあると言い出した。

その100年後、これに目を付けた商売人のカネもうけに低能は利用されつづける。

　福岡県中間市の双葉保育園で、男児がバスの車内で死亡した事件。亡くなった倉掛冬生（とうま）ちゃん（5）の母親（37）は30日、「息子はもう帰ってこない」と泣き崩れた。＜朝日新聞デジタル　2021年7月30

なんというむごい事件だろう。もう2年になるが同様の事件は続いている。

↑タイトル画像は同様の事件を起こした別の園

このところ蒸し暑い日が続く。冬生（とうま）ちゃんの苦しみはいかほどだったか、察するに余りある。しかも5歳。たった5年生きただけでで無責任な園の犠牲になった。

園長（当日バスを運転）の言い方が怒りに火をつける。

「冬生君が寝ていたから気づかなかった。ごめんね」

人を殺しておいてこの発言は許せない。同じ目に合わせなければならない。





僕自身の人生はさほど楽しいことはなかった。が、唯一自信を持って言えることがある。僕は子供にできる限りの時間を割いた。

楽しかった。ぼくなんかにこんな楽しいことがあっていいのかと言えるほど。当然、頭も心も最高の子供になった。でもそんなことはどうでもいい。

「雲はなぜ落ちてこないの？」と聞かれたとき、待ってましたとばかりに解説した。答えを断定するのではなく、疑問が疑問を呼ぶように僕は説明を工夫した。

これが楽しくないはずない。毎日がそんなことであふれていた。

ある日、子供が布団にもぐりこんできて、
「パパ、学校に行かないで。」と言った。僕は人の道をわきまえている人間だ。

即年休。ここで休まない教師に良い授業ができるはずない。


僕はいつも言う。子供に欠点があるとしたら大きくなることぐらいだ。



冬生（とうま）ちゃんもお母さんと水族館に行く約束をしていた。繰り返すがむごすぎる。

顔色一つ変えず「寝ていたので気づきませんでした」という園長は、同様に灼熱のバスに閉じ込めて殺処分しろ。



日本の行政は責任のがれしか考えてない。バスに監視カメラをつけるとか業者が喜ぶことばかり言う。それでもぐったり熱中症で床に倒れた子供は死角だ。現に悲劇は続いている。

子供を大事にしない国で子供が増えるはずない。保育園はない。仕事はしろ。休むな。子供は産め。・・・会社と国は寄ってたかって女を苦しめる。旦那は仕事中毒。

嫌な島だ。



半島でも事故は起きたことがある。が、今はない。対策が言い逃れではなく本気だからだ。

①　バスの窓のラッピング禁止。（外部からの視界確保）

②　園に着いたらバスのドアは開けておく。（幼稚園児なら自力で下車できる　バスの車体に対してドアを大きく取れるように車体の定員制限）

③　園に到着したら、運転手が最後部まで行って点検しないと保護者のスマホに警告が行く。（最後部に確認ブザー（センサー）がある　点検を怠ると刑事罰）

④　小さい園児が目立つようにチャイルドシートと安全ベルト。（前席のシートに隠れてしまう子供をなくす）

（韓国は右側通行　ヒョンデの通園バス）

ITだ、デジタルだと言われるが意外とアナログもある。

潮湯という名前だが海水ではない。少し塩分があるなという程度。ゆぶねの外はすぐ海水浴場。

外の松林にちょうど幼稚園の遠足が来た。可愛いったらありゃしない。温泉の窓越しに見るなんてなかなかよろしい。

もちろん先生の方。園児はすべてブサイク。僕の秋波に気が付いて、先生の一人が秋波を返してきた。いけません勤務中です。



温泉。イケメン。孤独なライダー。知性のまなざし。そそる肉体美。これだけ揃えば先生としても園児どころではなかったはずだ。僕もなかなか苦しかった。モテるとは罪なことだ。


この温泉、僕のお気に入り。よく通った玉名市中心部の温泉は、コロナで休業してしまった。公営は残ったが狭い。

ここはペストがはやっても休業しない。世の流れと隔絶し、時も止まった温泉。僕は好きだな。何よりいいのは、いつ行ってもほとんど僕一人なこと。


潮で体がほてってどっと汗が出る。が、サウナのように苦しくない。400円ぐらい。玉名市内の人は半額。老人はさらに安いようだ。



バカなことをした。操作を間違えて写真を消してしまった。ので潮湯の写真はない。幼稚園の先生と写真を撮ったが園児がぎゃあぎゃあうるさかった。マセガキども。いよいよ子供が嫌いになった。




この年になると未来は貴重だ。滝沢カレンがいいことを言った。

「去年の自分は他人」　　　そうだっ、未来を考えよう。

そんな時、ここはいいよ。思考の邪魔をする人はいない。幼稚園の先生の乳はすべての思考を肯定的にする。

画像はネットから。