8月の末から9月の末にかけては、ど~にも詮無いことを思い返してしまって後ろ向きになる。
詮無いって意味はあまり理解できていないけど、その状況だけは身を持って なるほど と。
7年前の8月末に母上様が亡くなり、それから四十九日どころか1ヶ月も待たずに親父が死んだ。
自分の年齢からすれば何も不思議は無い自然な事象ではあったのだが、意外と応えた (-_-;
それから北海道へUターンするまでの経緯は当時のブログの通り。
遺品の整理をしていて驚いたのは、親父の非常識さ (-_-メ
じゅうじゅう判っていたつもりだったが、実際にはその上を行っていた。
昔から借金とか保険というものが嫌いで、生涯で1枚もクレジットカードを持った事がなく、生保各社が商品として売る 年金・生命保険等も詐欺だと公言して憚らない お馬鹿者であった。 しかしまさか自宅の火災保険にも加入していないとは思わなかった。
世代と現役時代の職業柄、受取る年金だけで生活に心配は要らない老夫婦であったが、それでも
「 火事や地震等に遭ってしまった時にはどうするつもりだったんだろう 」 と私は不思議に思った。
実際には自分がいたから特別大きな問題ではなかったことは確かなのだけれども、それでも何かしら備えることは必要だったんじゃないのかねぇ (=_=;
そんな親だったから、遺産と数えてもよさそうな物は田舎の家と現金が少々。
私は3人兄弟の真ん中。
上と下は残された現金を知って 「 そんなに少ないはずはない ・ ・ ・ ・ 」 と (笑
考えればわかること。
3人の子供を扶養していたからなのか、上は高卒で就職をした。
扶養する子供が2人になっていたから、私は私立は無理だったが国立の大学へ行かせてもらえた。
扶養する子供が1人だけになっていたからなのか、下は私立の大学へ行かせてもらえた。
親父が定年に近づいた頃に母上様が言っていたことを思いだす。
「
あの頃に今くらいのお給料がもらえていたらねぇ。 お兄ちゃんだって大学は自分次第だろうけど専門学校くらいには行かせてあげられたのに。。。 」
罪滅ぼしではないのだろうが、上の嫁さんや子供 ( 孫 ) らに機会をみつけては現金を渡していた。
一方で
「
あの子の時にはそれまでに比べたら余裕があったからお金をかけたらさ、それが当たり前だと思っちゃってさ ・ ・ ・ ・ 」
上に渡しているという後ろめたさではなかろうが、下へも要求されたら渡していたそうな (笑
だから、
亡くなった後に現金なんて残っているはずがない。
み~んな私ら子供がかじり尽くした m(_ _)m
「
結局、全部合わせてみれば あんたが一番お金のかからない子だったわ(笑 . . 」
と電話ごしに言われたが、いつまでも独り者な上に家に寄りつかない不出来な奴なんだから、そりゃ金はかからんです。
この世に実在しているのかいないのか分からなくなった様な子よりも、日銭はかかっても確かに実在していると自分の目で確認のできる子らの方が正しい子の在り方であったろうと思う m(_ _)m
亡くなる一月前に見舞いに行ったら第一声が 「
あんたが来たのかい 」 だった。
ほとんどお迎えが来たってのと同意な状況だったであろう。
本末転倒だけれども、だから行きたくなかった。
正しくは、もっと前から頻繁に行くべきであった。
かなり脱線してしまったが、
兄弟姉妹が残した子というものは その年齢に係わらず気になるものな様で、それほど縁の無かった父母の はらから らが時々 手紙を書いてくれたり、訪ねて来てくれたりした。
毎年、8~9月の命日の頃合いには 私自身の妹も含め誰かしらが北海道を訪れてくれていた。
今年も、親戚は予定が無かったが、妹は今月の上旬に来道する予定でいたのだが、直前に大きな地震があったために中止となった。
正直、
今年はマイペースで冬支度を始められる と思っていたのだが、昨日
「
来月 ( 10月 ) 連休が取れたから行く 」 とメールがきた。。。
家の掃除をせなかん ( ̄□ ̄;
一昨年は私の札幌勤務中 ( 家には留守中 ) に来たけれど、同行した甥っ子によれば着いて早々に数時間も掃除機をかけ続けたという。
来ることは知っていたので精一杯、綺麗に掃除を済ませてから札幌へと出かけたんだけどね。。。
去年は私の在宅中に来た。 やはり早々に掃除を始めて延々と。。。
名義上は両親が残した家を私が相続した。 ただしあくまでも名義上の事であって、何処の土地にもしがらみの薄かった私が住んでいるだけのこと。
おそらく上下2人の意識としては、管理人の様な者 ( ̄▽ ̄;
ど田舎な上に築20年も経っているのだから売っても真っ当な車1台分くらいなもの。
とはいえ、掃除をせなかんです。
可能な限り以上は不可能であるのだが、それでも可能な限りの掃除をせなかん (;_;
カウントダウン : 183日
ブログ一覧 |
本当に独り言 | 日記
Posted at
2018/09/29 10:33:49