
今夏も113は40℃近い中でもフル稼働でした。
113に関しては、冷却系の改善で現代の夏でも対応できているので、この10年で実施した冷却系の改善について振り返ってみたいと思います。
主な内容については以下の通りです。
・電動ファン追加
・冷却ファン羽根数変更
・サーモスタット設定温度変更
↑の写真の電動ファンはクーラーコンプレッサーと連動しサーモスイッチ又は、

マニュアルスイッチのどちらかでも起動するように
2016年に取付けています。
電動ファンの効果は高く、クーラー取付車には必須だと思います。
当初、ヒート時の対策としてマニュアルスイッチも取り付けましたが、温度上昇で使用したことは1回もないので不要かもしれません。
次に実施したのは冷却ファンの羽根数変更、6枚羽根→9枚羽根に変更しました。
交換は2019年に実施し、結果としては一番冷却改善効果があったと思います。
オリジナルのアルミ製6枚羽根と多分W114用の樹脂製9枚羽根、アメリカの

パーツサプライヤーから購入しましたが、マイレ製のアフター品でした。
その次に実施したのは
サーモスタットの交換、これは逆に設定温度を上げています。

理由は冬季にヒーターが効き難いため、純正設定温度の物に戻しました。
サーモスタットの設定温度変更については諸説あり、設定温度を下げると確かに温度上昇を早く抑えることができますが開弁してしまえば結局同じと考えています。
早く開弁させて早くラジエーターでクーラントを冷却させるという考えもありますが、ウチの113は純正87℃の設定でも問題になるような温度上昇にはならないためメルセデス指定の温度設定の物に交換しました。
多分ラジエーターが3コア構造のようで、それなりの冷却効果があるようです。
交換前は78℃設定の物を入れていましたが、冬にヒーターの効きが悪くなりました。
因みにミニのサーモスタットの設定温度も88℃でラジエーターも3コアです。
改善ではありませんが、対米輸出用ファンシュラウドの効果も高いはずで、ウチのクルマは当初から純正品が取り付いておりました。
その他、冷却経路腐食防止のためクーラントは50%濃度で交換は車検毎に行っております。
今迄の経験上、上記内容の実施で何とか維持して、この猛暑続きの中でもクルマを走らせることはできております。
ウチの場合は仮眠させると直ぐにクルマのご機嫌が悪くなります。
Posted at 2025/09/21 22:13:09 | |
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